11月下旬 | 我が心の。

我が心の。

我が心の故郷への想いと日々の出来事を備忘録がわりに記す。

先の予定の立てられない職種の娘が、急遽数日間の休みが取れるという。

いつもは日頃の疲れを癒すために、睡眠を貪り、自身のケアで潰してしまうが、冗談で言った

「ムラ行ってみる?」の言葉に「行く!」と即レスが。

 

いやいや、公演中止期間だし、大劇場内も殿堂も見ることはできないけれど…

万が一、初日が開いたらその時はラッキーということで行ってみるか?

と突如のムラ行き決定!

 

公演で訪れる際は、滞在時間5時間で単独弾丸行動ゆえに、時間に追われることなく、

ムラを愛でる旅となった。

 

 

いつもJRで宝塚へ向かうが、この日は途中、阪急沿線の某所に爆上げ所用(謎)もあったのと、

宝塚ファンと言ったら、阪急電車が基本でしょ笑 ということで阪急梅田駅へ。

   

 

ちいかわ号を発見してテンション爆上げ 笑 

実は違う路線で、途中乗り換えるはめに。

   

 

   

 

所用終了し、一路ムラへ。この日は南口にて下車してみる。

旧タカホの跡地のマンションがだいぶ出来上がってきていた。

    

 

宝塚牛乳さんへ。先客がいらしたので、店内撮影OKということでパチリ。

    

 

この大橋を渡ると音校と大劇場があって、ここで生徒とすれ違ったりしたものだよと

興奮して説明するわたしに「落ち着いて」と娘 笑

    

 

行き交うのは近隣の住人の方とワンちゃんのお散歩の方など。

のどかすぎる祝日の15時過ぎ。

    

 

キャトルレーヴは15時にて閉店。明日またゆっくりと。 おー!東京で待ってるよー!

     

 

無情にも閉ざされた大劇場の門。いざ、こうして閉鎖されているとズキンと胸が痛い。

娘に中を見せてあげたいのに、入れないもどかしさ。わかっていたことだけれど。

   

 

 

タカホ到着!

   

 

数日前にも関わらず、運よく予約できたレビュールーム(というんだっけ?)

雪組バージョン「蒼穹の昴」展示でテンション爆上がりの親子 笑

   

 

シャンシャンと台本、リンリンが箪笥頓の綻びを縫ってあげた裁縫セット等が展示。

            

 

        

 

        

 

一通り部屋を楽しみ、まだ日が明るいうちに武庫川へと向かう。

    

 

祝日の昼下がり。天気もよく、温かい散歩日和。私の知っている武庫川は

何ごともなかったかのように、昔の流れのまま。あまりにも穏やかな空間。

実は今日ここに来たのは、祈りを捧げたかったこともあり。

どうぞ安らかに。と対岸に向かって祈っていると、遠くにも同じように

散歩の途中か、手を合わせている方が。

 

   

 

ソリオと阪急宝塚駅界隈へと歩を進める。

   

 

明けて翌日。タカホ内散策。

   

 

  

 

  

 

    

 

観劇日はゆっくり食事をする間もないので、この日はビュッフェで食べ放題 笑

この日は休演日と平日ということで人がいないのではという心配をよそに、

ほぼほぼお席が埋まっていてうれしい限り。友会カードを提示の割引も嬉しい笑

  

 

チェックアウトをして荷物を預け、念願の旧音校へと向かう。

まずは小林一三翁に宝塚をお見守り下さいと祈りを捧げる。

 

おおおお、ここここ!ここが旧音楽学校!!(感涙)

高2終了で受験しようと願書を出したこともあった(結局、受けず)爆

憧れて憧れて、阪急の紙袋をもって、予科ピンをして、習字の筆で窓の桟を掃除したかった。

この看板を毎朝掛けるのが成績優秀者だった…等々、語りが止まらず、再度娘より「落ち着いて」爆

   

 

95期のポスター!! 

 

この壁に寄り添って直角に素早く階段を昇るのよと実演すると、「わかったわかった」爆

創造館展示ルームには音校卒業の際の記念写真が期ごとに飾られていて、

どの顔も希望に満ち溢れていて、その中に彼女の姿もあり、胸が痛い。

 

    

 

スタッフの方に「せっかく来て頂いたのに、こういう状況で申し訳ないです。

よろしかったらご希望のビデオを上映するのでご覧になって下さい」と声をかけて頂き、

その優しいお気持ちにこみ上げるものが。

 

ここでムラの旅は時間終了。

「次こそは、絶対大劇場で観劇しよう。」とムラを後に。

 

小学校の頃、当時私がご贔屓だった春野寿美礼さんの「ファントム」で宝塚デビューした娘。

以後、特定のご贔屓がいるわけではないものの、「ママの英才教育(本人談 笑)」により、

舞台の世界に嵌り、もちろん華やかな裏の過酷さも重々承知で同業へと進んだが、

つらいことも多い中で、続けることが出来るのは「そこに愛があるか」。

 

*****

 

先日、Xで募集されていた、「劇団への想い」に私が書いたお気持ち表明をここに備忘録として。

 

「宝塚歌劇団への重い愛を叫んでください」

 

14才の夏休み最後の日、たまたまつけていたNHKでべルばら花組公演を観てから半世紀、

時に少し距離を置いた時代もあれど、歌劇、グラフ50年分を保管して、

私の生活の傍にはいつも宝塚がありました。 

 

いえ、宝塚を観て得た知識、それは歴史だったり、音楽だったり、人の接し方だったり。 

今の自分の血肉は宝塚によって作られたものといっても過言ではありません。

 

長くファンでいたからには、良いことばかりでなく、今まさに世間に噴出しだした内部ごとも見てきており、それはそういうものだからと受け入れていたことは、今回考えを改める時と反省いたしました。 

 

しかし、先日雪組100年コンサートを拝見して、ああどの時代も私はスターさんに夢と勇気と幸せと生きる糧を頂いてきたのだと感謝しかないことに涙しました。

 

今回の哀しい出来ごとも、元を正せば、より良い舞台をお客様に見せるために、一丸となって稽古が行われていた中、 その指導方法が生まれ育った時代によって歯車が噛み合わず、

最終的に極端な選択で気持ちを訴えたのかと推測しますが、 

私たち観客によりよい感動の舞台を届けるために起きた出来事で、憎いからイジメたという低次元な話ではない故に、余計に今の状況が辛いですし、生徒たちに申し訳ない想いしかありません。

 

 しかしこれを機に、劇団一丸で話し合いをされ、より良い環境になることを願います。 

そして、あの舞台に立ちたいとご自身が宝塚を夢見られた初心のお気持ちを思い出し、舞台に立って頂きたいです。

Forever宝塚!私の心の故郷!

いつどんな時もあなたを想い、これからも応援して参ります。 

私と出会ってくださり、これまでの人生に幸せをたくさんありがとう!今度は私がお返しする番です。