私のお手本は、ドク・ワトソンさん。
LPレコードを聴いていた当時は、教則本もなく、40年ほど昔だから、YouTubeもない。
DVDもないし、VHS、レーザーディスクもないから、どうやって弾いているかわからない。
最近は目で見てコピーできるから、助かっている方も多いと思います。
探して探して、やっと入手した教則本の説明文が英語だったので、苦悩しました。
(元々、ドク・ワトソンさんは、英語で歌っているじゃん、とは思います)

私が入手した教則本(英文)の物はこれです。


英文と真面目に辞書を見ながら格闘したのは、英語の教科書ではなくこっちかもしれない。
フィンガーピッキング、フラットピッキングとも、この本が基本で覚えたんじゃないかな?

かなり後に、カントリー音楽のメッカ、テネシー州ナッシュヴィルに一人で旅行しました。
数日すごしたのですが、何とか乗り切れたのは、親切な観光地だったからでしょう。
それから、英語を「歌で覚えていた」ので、単語が出て来た事。
何とかなったなぁ、あははは。

グランド・オール・オープリを敷地内に持つ、オープリ・グランド・ホテルに宿泊。
ギブソンのギターショップの店に付属のバーでのセッションに混ぜてもらいました。
あまりにも楽しい時間だったので、出し惜しみして、この事は、後日書こうと思います。

右利きである、という前提で、ギターを弾く時は、左手で弦をおさえる。
右手で弦をはじく、というのが基本だと思う。
クラシックギターの場合、右手はツメを伸ばし、左手は深爪ぎみにしている。
フォークギターの場合、左手は同様に深爪ぎみにしている。
では、右手は?
1:親指にだけサム・ピックをつける

2:親指、人差指、中指にサム・ピック、フィンガーピックをつける
3:ピックは一切使わない
4:フラット・ピックを使用
と、いうのが大まかな選択肢かな?
一つずつ解説すると、面倒なので、省く・・・というか、
YouTubeにアップしたこれをみてくれたら、ある程度はわかるよ~
なのである。

とりあえず、サム・ピック、フィンガーピックをつけている画像を掲載しておきます。

自分の好きな色は、綺麗な海の色。
海水浴場まで徒歩10分かからない所に育ったから。
あとは、木の幹の色と、木の葉の色。

こういう環境に、


こういう海水浴場が近くなんだから、そういう馴染んだ色が好きになってもおかしくない。

では好きな声は?というと・・・
一番慣れている自分の声だろうな、と思う。
気が付いたら聴いているし、自分の内側で響き、口から出た声が外回りで耳に入る。
他人は口から出た声しか聴いてないが、自分は内側と外側からの声を聴いているから良い声に聴こえるはず。
試しに、何かのアプリケーションなどで、自分の声を録音して再生してみよう。
いつも自分が「出しているつもり」の声との違いに、初めての人は愕然とすると思う。

それと同時に、その声が好きな俳優とかアニメのキャラクター、歌手などの声に似ていると思うのではないか?
それ位、ずっと馴染んだ風景や声は好みに影響を与えるんだと思う。
もっとも、そういう好みを超越した素晴らしい歌手もいるから、一概には言い切れないし性別がちがったらまた話は別。
あとは、気に入った芸能人について、確認したら自分と同郷だった、なんていうのもありそう。
なぜって、その人のイントネーションが自分と同じで馴染んでいるから。
もし歌を歌うなら、自分に近い音域、似た声の質の歌手の歌を選ぶのが、無理がなくて良いと思います。

ざっくりとした紹介ではあるけれど、フォークギターの奏法についての動画をYouTubeにアップしました。
こちらです。
やっぱり、ドク・ワトソンさんの影響は大きいですね。

もちろん、マール・トラヴィスさん、チェット・アトキンスさんも好きです。
すごいなぁ、という演奏なら、ジェリー・リードさんもですね。
それから、ノーマン・ブレイクさん、ダン・クレアリーさんも好き。
こういう好みを書くと、私の年代が分かるんだろうな。
最近のギター好きな人なら、うーん、そうだな・・・
押尾コータローさんや、トミー・エマニュエルさん、ドン・ロスさん等の名前が出るはず。
もちろん、世代に関係なく、良い演奏というのはあるし、良い曲というのもあると思います。
 

アコースティックギターについて、落ち着いて書こうと思います。
私がお手本にしたのは、ドク・ワトソンさんとライ・クーダーさんでした。
ライ・クーダーさんについては、後日改めて書きます。

中学生の頃に買ったLPレコードが、ドク・ワトソンさんの、この「サウス・バウンド」です。
このレコードのA面冒頭の、「Nothing to it」の鮮やかなフラットピッキング、
B面冒頭の「WINDY AND WARM」の見事さに、感動しました。
フラットピッキングでも、フィンガーピッキングでも、こんなに素晴らしい演奏があるんだな、と。
そして「Riddle Song」などの歌を聴いて、その気持ち良い歌に浸り込んだのです。
その頃に貰っていたお小遣いをはたいて、次々とドク・ワトソンのLPレコードを買いました。

 

それと合わせて、各種の日本語のフォークや、アメリカのフォークのレコード。
オリジナル・カーター・ファミリーの10枚組のLPレコードを買ったのも結構な英断だったかな、と思います。
「永遠の絆(Will th Circle be Unbroken)」は、NGDB(ニッティ・グリッティ・ダート・バンド)のセッションのレコードで聴いたから、曲はわかっていました。
なぎら健壱さんもリサイタルで日本語で歌っていたし。

並行して、ナターシャセブンのLPを何枚か買いましたが、107シリーズの2枚目のバンジョーの教則。
これの影響は大きかったな、と今でも思います。
何せ、ギターでスリーフィンガー奏法をしても、ちょっと油断するとバンジョーのスリーフィンガー奏法をする時みたいに、薬指をギターのボディにつけている時が、今でもある位ですから。

ナターシャセブンの何が助かると言って、やはり英語などのフォークのメロディーを高石友也さんの訳詞で「日本語で歌える」事ですね。
ギターも初心者、歌は人それぞれだけど、歌詞も英語でという難関のうち、歌詞が日本語で楽になるんですから。

さて、アコースティック楽器が好きと言いつつ、エレキギター、エレキベースも所持しています。
エレキギターはGrecoの「EG 600」という型式のもの。

恐らく、型式からして新品で六万円だろうと思い、ネットで確認したら、やはり定価六万円でした。
私が中古で五万円で購入したのが、30年位前だと思う。
数年前に、オクターブチューニングの調整がどうにも手におえず、楽器店へ。
前の持ち主がメチャクチャな調整(?)をしたための問題だったようです。
調整してもらって、かなり良いコンディションになりました。

そこでお店の人に、ふと興味がわいて質問。
私「このギター、仮に綺麗にお店でメンテして売るとしたら、値段は?」
店員さん「そうですね、十二万円か十三万円です」
え、ええーっ?そんなに高いの?思い切り古い楽器なんだが?
確認すると、木の質が落ちる前の品なので、この値段になるそうです。
もちろん、気に入っているギターだからメンテナンスしたんだし、手放す気はありません。
このギターでひずませた音の曲をして楽しんだこともあります。(エフェクターはGP-8を使用)
クリーンな音で「Cannonball Rag」を弾いたりして楽しんだりもします。
楽器との出会いも、人との出会いと同じで、縁があってウチに来たんだなぁ。

そういえば知人のギターの中古品を転売の仕事もしている人が、
「持ってるギター全部持ってきてよ」
と彼の商売のネタにする話をしてきた事がありました。
深く考えず、全部を持って行ったけれど、彼が転売したい楽器は見当たらなかったらしい。
全部持って帰り、その事を親父に話すと、ニコニコ笑いながら、
「この楽器たちは、お前(私)と離れたくないんだよ」
とステキな返事をしてくれました。その笑顔と楽器の様子が、とても嬉しかったなぁ。
そっか、お前たち、仮に傷んでもメンテして弾いてやるし、どうしようもなくても、家にいろよ。
お前たちは、私の家族も同然なんだもんな。

あまりギターのチューニングを変えないで、レギュラーチューニングで弾く事が、この所多いですね。
低い音から、ミ、ラ、レ、ソ、シ、ミ、と合わせます。(E、A、D、G、B、E)
昔は、色々なチューニングで特有の演奏をして楽しんでいました。
オープンDチューニング(D、A、D、F#、A、D)やオープンG(D、G、D、G、B、D)だとスライドギターで演奏とか。
オープンDチューニングで、フィンガーピッキングでポリス・ドッグ・ブルースなどを弾いていました。
それの一音上にチューニングした、オープンEチューニングも使う事があります。
耳で必死で聴きとって、それらしく弾いていたのですが、かなり良い線まで真似出来ていたと思います。
オープンDチューニングの演奏のお手本はライ・クーダーさんでした。

ちょっと変則的なチューニングですが、ドロップDチューニング(D、A、D、G、B、E)でTeach Your Childrenを弾く事もありました。
それから、ランディ・スクラッグスが演奏した「青春の光と影(Both sides Now)」は(D、G、D、G、B、E)のドロップG。
つまり、色々なチューニング、奏法を経験した上で、今はレギュラーチューニングを主体にしています。
レギュラーチューニングしか知らずに、レギュラーチューニングだけをしているのと、
色々なチューニングの応用ができて、レギュラーチューニングを選択しているのは、ちょっと違うんです。(^^)

複数の楽器をそれなりに(完璧な演奏は存在しない)演奏出来たら、何が出来るか?
一人で合奏、一人で多重録音バンドが出来るのです。
「一緒に演奏してくれる友達はいないの?」という質問があるかもしれません。
演奏者の友達?そんなモン、場合によるかもしれないけれど邪魔なだけですよ。
必要なのは(報酬を払って雇う事もある)欲しい演奏をしてくれる、言う事を聞く演奏者です。
こういう演奏にしたらどうだろう、という提案は歓迎だけれど、報酬を払っている側に決定権がある。

友達関係で二人以上、一緒に演奏すると、互いに意見交換して、合意したものしか演奏できない。
一人で多重録音するなら、意見交換の時間も節約できるし、演奏に難があっても、とりあえず作成。
YouTubeにアップしておいて、後日腕前が上がったら、差し替えればそれで良い。

やりたい音楽があるなら、打ち合わせとか、会議っていうのは単なる無駄。
(会社の仕事でも、本来10分で終わる内容の会議なのに2時間かかった経験者はいると思う)

私は色々な所で歌ったり演奏して来たけれど、困ったリクエストをされた事もあった。
そんなモンに媚びるために演奏技能を身に付けたわけじゃない。
もっとも、その場の雰囲気にあった楽しいリクエストなら、こっちも楽しくお請けします。

それから、楽しみで演奏しているのに、いきなり演奏している楽器のネックを掴んで文句を言われたりもした。
別に変な演奏をしたわけではないし、遊びで皆で弾いて楽しんでいた場である。(一緒に弾いていたヤツの仕業)
その時に自分が求められていた演奏としてはまともな音でした。

そういった事もあって、他人と組んで演奏するより、自分ひとりで演奏する方が好きになりました。
ライブに出るならギター一本の弾き語り。どこかに投稿するなら多重録音で音の厚みをつける。
必要な場合は、ちゃんと報酬を払って男性、女性の歌が上手い人に歌ってもらう事もする。
もしくは、ちょっと流行遅れになっているが、ボーカロイドを使う事も選択肢に入れる。
そういうスタンスにしてから、ストレスが一気に軽減され、楽器の練習や歌作りに集中できる様になった。

一緒に弾いていて、指図が出来るのは、その演奏のオーナーだけ。
バンドなら、バンドのメンバーに報酬を払っているリーダー。またはバンドに会場を貸しているオーナー。
オーナーはバンドの音がグダグダなら「下手くそ、帰れ」という権利がある。

自分が納得できる物を作るなら、報酬を払ってミュージシャンを雇うか、自分が必要な音を出せばよい。
生演奏で出せないフレーズなら、打ち込みで出して対応できればそれで問題ありません。
アコースティックギターを弾くのが好きなので、テイラーやマーチンのギターを好きな様に弾いちゃうんですよ。
という訳で、今回掲載の画像は、私も使っているマーチンのD-35というギターです。

私がヴァイオリン(カントリー音楽、ブルーグラス音楽なので正確には「フィドル」)を入手したのは25歳をかなりすぎてから。
それまでは、ギター(アコースティック、エレキの両方)を主軸に、バンジョー、マンドリン、エレキベースを弾いていました。
後は、その関連で、オートハープも楽しんで弾いていました。
つまり弦をはじく楽器。これらは撥弦楽器(はつげんがっき)に分類されます。
そして、新しく楽器を身に付けられるのは25歳まで、というホラ話(?)を覆す様に、ヴァイオリンを入手。
初級のクラシックヴァイオリンの教則本を買い、ブルーグラスのフィドルの教則本を買いました。
ヴァイオリンは擦弦楽器(さつげんがっき)に分類されます。

さて、当時住んでいた所で「ブルーグラス・ミーティング」という催しがありました。
フォークギターで参加させてもらったのですが、フィドルを弾いている人を見つけて近くに行きました。
弦のチューニングは、教則本に出ていたのですが、弓についている馬の毛をどの位の強さで張るのか、触れてみました。
あ、なる程ね、この位に張れば良いのか。納得、納得。

さて、ヴァイオリンを弾くのに、クラシックだと、アゴと肩で保持します。(補助に「肩当て」を使用する人もいます)
フィドルとして弾く場合も、そういう楽器の保持のしかたをする場合もあります。
ところが、フィドルを弾く人の中には、フィドルの胴体側を胸に押し当てて弾く人もいらっしゃいます。

私が試した範囲ですが、この楽器の持ち方だと、繊細なヴィブラートをかけるのは不可能っぽいですね。
それでも、これで演奏しちゃうの。おおらかだなぁ、と思います。
(「ブルーグラス」というより「オールドタイム」側の演奏者に、こういう持ち方の人がいらっしゃる様です)
これを律儀に、この楽器はこう持つ、とか、この曲のここには、このフレーズを入れろという窮屈なのは苦手です。
もっとも、そういう指図をする人がバンドのリーダーで、きちんと演奏料を演奏者に支払っているなら別です。
結構、いるんですよね。お楽しみで集まってみんなで遊んで弾いているのに指図して空気を悪くする人って。

高校時代、同じバンドのメンバーだった「ヤツ」が、偉そうに「ピアノは幼児の頃から英才教育を受けなきゃダメだ」と言っていた。
ジャズピアノも、クラシックピアノ教育を受けなきゃダメだと豪語していたが、その当人がピアノの英才教育を受けた経歴は無い。
ただただ、他のメンバーを「こきおろすためだけ」にそういう事を言ったので嫌悪感とともに「ヤツ」と書かせてもらう。

実際には、年齢相応の指導を受けるか、覚悟を決めて取り組めば、成人してからでも、楽器の習得は可能。
中学校の頃、かなりギターを独学で弾いていた私が、母親に「きちんとしたクラシック音楽の勉強がしたい」と希望。
その時には「ヴァイオリン教室に通いたい」と熱心に頼んだが「ギターがそこまで弾けるんだから」と却下。
実際は「お前の通うヴァイオリン教室に払うお金と楽器代がもったいない」というのが理由なのは明白だった。
そうでありながら当時、私の姉は名の通った先生の「クラシックピアノ教室」に通い、家にアップライトピアノがあった。
何なんだ?娘にはそういう教育をして、息子にはさせない、という性差別だな、うん。
挙句が「それじゃ、教室で習ってきたお姉ちゃんに、ピアノを習いなさい」という親。
教え方のメソッドも知らない姉に習って何になる?それならピアノを独占して独学で習得するさ。
それから、その年頃だと手の平のサイズでは、ピアノ教室でストレッチ等もしている姉の方が大きい。
要するに楽器演奏で、無理やり私を「落ちこぼれ(正しくは、落としこぼし)」にしたかった、という事か。
それから何十年も過ぎたのだが、姉はピアノなどの「楽器を弾かない人」になっている。
一方、私は偏りはあれども、ピアノやMIDIキーボードも弾くし、ギターなどの弦楽器もあれこれ弾いて楽しんでいる。
そう言えば、「高校を卒業したらクラシックギターの専門学校に行きたい」と親に言ったら、「その成績なら、国立大学に入れそうだから、そっちに行って欲しい」とねじ伏せられ、受験勉強を懸命にした結果、ちゃんと国立大学に浪人せずに入学できた。
さぁ、文句があるなら、言ってこいよ、両親も、姉、どっちもだ。(苦笑)
※父親は数年前に亡くなり、母親は介護施設にいるので、ケンカを売って来るなら姉だろうな(笑)