9月に入るまえにもう、新学期が始めるのね、最近は。
これも週休二日制になって、授業時間が足りないからだろうけど、
夏休みが正味1ヶ月になっても、出る宿題の量は変わらないから、小学生にとっては酷な気がする。
以前みたいに、土曜日も半日登校にしてくれないかなぁ。デメリットはないと思うんだけどなぁ。
んで、昨日は、長男が宿題が終わっていないってことで、付き合っていたのでした。
寝たのは確か25時を回っていました。orz
彼が手こずっていたのは読書感想文。
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マタギに育てられたクマ とかいう課題図書の感想文を書いていたらしいんだが、
文章表現が稚拙なため、カミさんからあれこれ指摘を受け、書いては書き直し、書いては書き直しし
ようやく、規定の原稿用紙2枚半以上を書いたのだけど、
どうして彼はあれだけ読書家と言われているにも拘わらず、文章表現が下手なのかね。
私も人のことが言えるほど御立派ではないが、大体はこうだ。
本のある部分を説明して、「ビックリした」
またある部分を紹介して「知らなかった」
またある部分を掲げて「衝撃を受けた」
ずっとこんな感じだ。
もっと考えることがあるだろうに、このような一本調子では、読む方も苦痛だ。
もっと上手に書けないか、過去年度の表彰された感想文をお手本にしてみなさい、
といって感想文集を持ってこさせたけど、
これまたどうにも気に入らない。ていうかイケスカねぇ。
この表彰された感想文は、絶対大人の監修が入ってるに違いない。
小学校高学年の使う語彙とは到底思えない。
大人が手を貸して、済ませられるんじゃ、こんなに遅くまで起きてあーだこーだ言う必要はない。
ちゃちゃっと代筆してサッサと寝ていたろうさ。
俺ならこう書くがな・・・といってパソコンでちゃちゃちゃ、っと起稿してみたが、長男はどうも自分のやり方に固執していて、肯んぜない。
じゃぁ聞くが、おまえさんのここに書いてある、「これ」って何だ? 何をさして「これ」って言っているんだ?
明確にこの指示語が指し示す物がお前さんの頭の中にあって使って居るんだろうな、どうだ、言ってみろ、起稿じゃないか!
あちこちに このような、とか この とか それ という言葉が出てくる割には意味が通じないのに辟易した。
「おれはエスパーじゃないんだから」お前さんの頭の中にあることは分からんよ。
これは2ch掲示板で仕入れた言わば文章表現だ♪
ざっと、200頁くらいのその本を斜め読みしてみた。
2008年発刊の新しい本なのね。
amazonのユーザーレビューは面白い視点が示してあった。
この本のテーマはやはり、マタギの頑なな伝統、だろうと思う。
そういえば最後に感想文の題名を決めるのに1時間くらいかかった。
「伝統に培われた自然」 という案を出したが、カミさんに蹴られた。子供らしくないって理由で。(-_-メ)
「吉川さんちの子グマ」 という案はウケタが、却下された。真剣みがないって理由で。
夫婦であーでもないコーでもないと議論していると、当の本人は、もはや眠いのかボーッとしている。
「こら!おまえのことなんだぞ、お前が考えないでどーする!」
けっきょく平凡な題名にしたような気がする。
私はその後、ともちゃんの夜泣きに苛まれ、眠りに就いたのは明け方でした(T_T;)