早くも2023年の12分の1が終わろうとしていますが、徐々に遠出できる雰囲気になってきたので、今年は色々な場所に貝拾いに行こうと思います!
その前にまずはこれまで溜めていた記録を整理しなくてはということで、大分前の内容にはなってしまいますが、台風一過の後に近場に貝拾いに行った記録をまとめてみます。
嵐が去って綺麗に晴れた空。
大物があるかもと気が急いてしまい、大分早い時間に浜に来てしまいました。
海もかなり荒れたようで、浜には海草や流木がたくさん打ち上がっています。これは期待できそう!
今まで欠片しか見たことがなかったスカシカシパンの形が残ったものを初めて発見!
端がずいぶん欠けているものの新鮮な状態。
慎重に持ち帰って漂白したのですが、残念ながらぼろぼろに…。
いつか完品を拾いたいものです。
ツヤツヤの綺麗なレンジャクガイ。
海が荒れた後ならではの大物です!
大分くたびれていますが、三浦半島では珍しいビワガイもありました。
新鮮な状態のブンブクですが、前半分しか残っていません、残念。
トンビが珍しく低いところにとまっていたので写真を撮ったら、後ろにうっすら富士山も写っていました。
一富士、二鳶…!
この日はまだ早い時間だったので城ヶ島にも行ってみることに。
公園を抜けた先にある浜に向かいます。
逆光の中にそびえ立つ新しい安房崎灯台。
グラデーションがしっかり大根です。
こちらの浜もかなり荒れたようで、カメノテが丸ごと打ち上がっていました。
探し始めてすぐにここでは珍しいアジロダカラを発見!
ここに来たら1つは見つけないと帰れない気がするツグチガイ。何とか1つだけ見つけることができました。
すれていて穴が空いているものの、久しぶりにシロオビコダマウサギも見つけました!
この後も貝溜まりを掘り返しつつ、荒れた後の貝拾いを堪能しました。
最初の浜での収穫。
大物。
イタヤガイ、ヤツシロガイ、レンジャクガイ
大きなイタヤガイを拾うのは久しぶりです。
レンジャクガイはこれまで拾ったものの中で一番状態が良いものでした!
その他の巻貝。
ハナワレイシ、コロモガイ、ハナカゴオトメフデ
クロオトメフデ、サラサバイ
くたびれたものが多いですが、普段あまり見かけない貝が拾えました。
特にハナワレイシはもっと南の方の貝だと思っていましたが、三浦でも拾えるんですね。ヤドカリが運んできたのでしょうか。
二枚貝。
スリガハマ、キヌザル
アシガイ、ナデシコガイ、スダレガイ
ちょっと珍しい二枚貝がいくつか拾えました。
スリガハマは拾ったことがあったような気がしていましたが、意外にも初拾い!
ナデシコガイ、合弁だったのでアップで撮ってみました。
これまで何個も拾っていますが、合弁は初めて拾いました。
まだ小さいからか、よく見るナデシコガイよりも色が鮮やかでかわいらしい雰囲気なのもお気に入りです!
城ヶ島での収穫。
ククリボラ、マルベッコウバイ、ベニオトメフデ、ベニシボリ、ヤッコグルマ
アジロダカラ、シボリダカラ、ナシジダカラ、ツグチガイ、シロオビコダマウサギ
初拾いはありませんが拾えると嬉しい貝達。
ベニシボリはなかなか頭頂が残っているものを拾えませんが、綺麗な状態のものを見るとまだこの辺りでも生息していることが分かるので嬉しくなります。
アジロダカラは房総や沖縄ではちらほら拾っていましたが、城ヶ島では何と2014年に拾って以来の8年ぶりでした…!
最近は貝拾いをする人も増えてきたのでなかなか良いものが拾いにくくなりましたが、タイミングを見計らって行くとやっぱり良い収穫がありますね。
今年はタイミングを逃さないように、フットワーク軽く貝拾いに行くことを目標にしたいと思います!