沖縄ビーチコーミングその2は、名護市の21世紀の森ビーチです。
ちょうど泊まったホテルの目の前がこのビーチだったので、朝の散歩がてら通ってみました。
綺麗な砂浜が湾状で広がっています。
この後ろ側にも砂浜が続いていて、端から端まで歩こうと思うと結構距離があります。
サンゴの欠片が大量に打ち上がっています。 沖縄!という感じの光景です。
ここは貝の打ち上げも凄く、じっくり見ながら歩いているとそれだけで3~4時間くらいはかかりそうな感じ。
朝早くでも散歩やジョギングをしている人たちが結構いて、地元の方々の憩いの場になっているようでした。
袋を持って貝拾いをしている人も何人かいたので、大物は諦めて小さめの貝を中心に拾うことに。
ここでの収穫。
タカラガイ系。
ウキダカラ、キイロダカラの亜成貝、ヒロクチダカラ、コゲチドリダカラ、チドリダカラ
アヤメダカラ、ツマムラサキメダカラ、ホンサバダカラ、イボダカラ
シラタマガイ、サメダカラ、メダカラ、マメウサギ
アヤメダカラは初めて拾いました。磨耗して丸くなっているような形ですが、元々こういう形なんですね。
あと、メダカラは沖縄にはいないと思い込んでいました。 関東で見つかるものよりも大きいような気がします。
マメウサギ、ウサギガイ系が拾えるとは思っていなかったので見つけた時嬉しかったです!
イモガイ系。
サラサミナシ、ヒラマキイモ、タガヤサンミナシ
ハルシャガイ、コモンイモ、サラサミナシ、アジロイモ
サラサミナシ、写真を撮った時は同じ貝と分からなかったのですが、色んな色がいるんですね。
ハルシャガイの模様はいつ見ても心惹かれます。
巻貝その1。
リスガイ、ニシキウズ、くたびれたガンゼキボラ、クチベニレイシダマシ?
キンシバイ、トウガタカニモリ、カザリカニモリ、ゼブラ模様のムカシタモト、タカサゴビナ×2、サツマビナ
クチベニレイシダマシ?、形は似ているのですが肝心の口紅の部分が白いので、怪しいです。
キンシバイは色も形も良くてオカヤド用にしたいくらいなのですが、残念ながら殻が薄いので入ってくれなさそう。
巻貝その2。
クサイロイシダタミ?、コマンジュウガイ、マルシロネズミ(2012/03 訂正:アマガイモドキ)、ヘソアキトミガイ?
ネズミガイ×2、コシダカサザエ、キサゴモドキ
ヒシヨウラク、オニノツノガイの幼貝、カヤノミガイ、カイコガイ、オハグロガイ(2012/03 訂正:フトスジムカシタモト)、シロイガレイシ
シロイガレイシは何か鉱物のようなものがついていて、見栄えが悪くなっています。
巻貝その3。
キヌヨフバイ、ヨフバイ、?、?、ベッコウバイ
ヒトハサンゴヤドリ、イモフデガイの幼貝、?
タマガイ科は写真だとあまり綺麗に見えないですね…。
持っている図鑑だと横から見た写真だけ載っていて、てっぺんの模様が良く見えないので調べるのに苦労します。
巻貝その4。
コベニフデ、クロオトメフデ、チヂミハマヅト、ゴママダラノシガイ、ガンゼキボラの幼貝、ショウジョウラの幼貝、クリンイトカケ
ムシエビ、シロイガレイシの幼貝、?、クチムラサキサンゴヤドリ、?、ナツモモ
ナツメガイ、アマガイモドキ、カザリダマ、サラサダマ、ベニカタベ
色鮮やかな貝が拾えて嬉しいです。
ショウジョウラは三大美螺(ホラガイの意)の1つらしいです。納得の美しさですが、出来れば成貝を拾ってみたいものです。
二枚貝系。
タママキガイ?、マルオミナエシ、エガイ科の何か?、オオタカノハガイ
チサラガイ、リュウキュウナデシコ、オオシマヒオウギ、?
?、ユキミノガイ、イチゴキクザル?、リュウキュウザル、マルスダレガイ、ナミマガシワ
普段はあまり二枚貝は拾わないのですが、さすが沖縄、見た目が派手なものが多いのでついこんなに拾ってしまいました。
適当に拾ったのに沖縄ならではの貝が沢山あってちょっと得をした気分です!
今回のNo.1は色々迷ったのですが、これ!というものがなかったのでなし。
初めて拾う貝が多すぎて決められなかったということもあります…。
ここは巻貝も二枚貝もバランス良く沢山落ちていて、かなり楽しく拾うことが出来ました!
名護市内なので割と行きやすいのも良いですね。
広い砂浜なので、じっくり時間をかけて見るのが良さそうです。
ちなみにここの浜ではオカヤドカリの姿を見ることは出来ませんでした。
寒い時間だったので隠れていたのかもしれません。
オカヤドカリを見るには暖かい季節に来るのが一番ですが、そうすると貝はあまり拾えないというジレンマ…。 悩ましいです。