蓼食う虫も好き好き -23ページ目

蓼食う虫も好き好き

自分が何科のなんという虫かはわかりませんが、時々見つけた蓼を齧ってみたいと思います



   何時間か前、親戚から電話があった


   『お宅の家紋は?』だ


   今年、我が家は新盆を迎える

   それに備えての気遣いの電話だった


   さて、家紋の言い方?は判っているのだが、

   ちなみに我が家の家紋は、『違い鷹の羽』ということは判っているのだが、

   その羽がどういう違い方をしているのか、

   周りに円が描かれているのだかどうか、

   つい最近、葬式の喪主を勤めて、墓に家紋を刻んでもらっているのにも拘らず、

   的確に答えられないのだった


   同じ家紋でも数種類のバリエーションがあるらしい

   右左、上下、有り無し等微妙な差異があるというのだ


   それは、喪主を勤めた時に知ったのだが、

   さりとて、問われれば明確には答えられないのである


   今どき、家紋がどうのこうのという時代ではないのだが、

   ついこの間目にしたはずの我が家の家紋を、

   自信を持って答えられなかったのは、

   そういうことには長けていた、この新盆の対象である親父には、

   たいへん申し訳ございません

   と云うしかないのである しょぼん


   

    親父の好きだった曲の一曲


   


   また、くだらぬこと をやっている


   おまえさんたちが、そういうことが出来ない仕組みを作って来たんじゃないのか


   縦割りをやめて、予算に柔軟性を持たせれば、

   もっと効率的な世間の仕組みが出来て、

   そんなことわざわざ騒ぎ立てなくても自然に出来るようになる


   なんとか活 ばやりだけれど、社会の無駄を省けばほとんどが必要のないことばかりだ


   わたしは、自慢じゃないけれど、就活すらしなかった

   なる様に生きている

   ただ、事にはなるべく誠実に対処している



   

    作曲者+α


   

    当時日本で流行らせたアメリカン


   

    まだ許せる


   

    今の日本=上げ底


   『勤勉なバカほど、はた迷惑なものは無い』 ホルスト・ガイヤー博士


   『勤勉で優秀なものは参謀にしろ 怠惰で優秀なものは指揮官にしろ

    怠惰で馬鹿なものは兵隊にしろ 勤勉で馬鹿なものは即座に銃殺にしろ』

                 ハンス・フォン・ゼークト の軍事組織論



   これらの言葉の、前後左右はわたしは知らない

   ただ、学生の時に聞いたことがあり、今でも覚えていた


   だからして、本来意図された意味とは違うかもしれないのだが、

   『勤勉なバカ』が多過ぎはしないだろうか

   
   上も下も関係ない

   バカはバカだ


   わたしなりの『バカ』の定義は『想像力の欠如』である


   向かって来る対向車を運転しているのが視力007の人かもしれない

   いや、この自分だって、そこのカーブを曲がる時に心臓発作を起こすやもしれない


   極端な例だったかもしれないが、要は、

   物事を一面的に見ていては物事を観ていることにはならない ということだ


   勿論、日本人に限ったことでは無いのだが、

   日本という国は、勤勉さで持っている国だ

   世界人口ランキングで10位に位置している

   『勤勉なバカ』になる可能性は極めて高い


   今現在、どこかの国のリーダーシップをとっている心算のなんとかさんは、

   わたしに言わせれば、その最たるものだ・・・