蓼食う虫も好き好き -24ページ目

蓼食う虫も好き好き

自分が何科のなんという虫かはわかりませんが、時々見つけた蓼を齧ってみたいと思います



   交差点で、対向車線にはそこそこの台数が並んでいる

   対して、こちらはわたしのみで、後続車両は無い


   信号が青に変わると、先頭にいる車両がそそくさとわたしの前を横切った

   ちなみに、わたしは直進である


   なんで、その数秒が待てないのか?

   わたしをやり過ごせば後続はいず、余裕で右折が出来るではないか


   何を勘違いしているのだろうか

   かっこいいとでも思っているのか?

   その数秒を争うインポータントな事柄など、


   この世の中には無い


   と、わたしは大々的に宣言する


   お上の、 右向け~右! に関しては、言わずもがなだ


   

 
  


   例のタイ人の友人のお子の小学校へのお迎えを頼まれた

   定刻が3時10分だったのだが、いつものことで遅れるらしく近くの路上で車内待機を

   させられていた


   わたしの現在の住処ではこの28日に市議選が行われる

   告示が21日だったのだが、それからというものは例の騒音禍である


   待機中にも何台かの騒音の元が通過していった


   そううちの一台のスピーカーから、

   『本日はお忙しい中、大仁田厚さんが〇〇の応援に駆け付けてくれています』

   と流れ出た


   その一台の車が待機中のわたしの車の横を通過した時、

   前席の助手席に乗る 大仁田厚 の目とわたしの目が合ってしまった

   想像していたよりは、遥かにいい男であった

   わたしは、決してその気(け)があるわけでは無いのだが、

   一芸に秀でている者の面構えというものは、それなりのものがあるのである


   助手席に乗った大仁田厚は、すれ違う一台一台に、

   『こんにちは、大仁田厚です』を連呼していた


   当の立候補者がだれだったのかは、実はわたしの記憶には無い  叫び

   大仁田厚が目立ちすぎ !


  

   このステージは いい

   ある友人から今日電話があった

   自分の家族(かみさん、子等)に、

   『あと、〇年で家のローンも終わる。

     そうしたら、わたしの役目は終わりだ。

      その後は、わたしの好きなようにさせてもらう。』


       と宣言して、受け入れられたのだという


   そういうことを、きちんと説明して、それをちゃんと受け入れる家族

   わたしは、素晴らしいと思う


   世間には、いろんな人間関係の形態があると思う

    
    完全崩壊状態

    我慢型同居状態

    我関せず状態

    良好状態

    溺愛状態

    近親相姦状態


   そして、その関係性の断ち方(断ちたい場合)も様々だ



   その、断ち時期 !


   上記友人の場合、賞味期限内だった のだと思う

   まだよかんべ、と、うだうだ過ごし、消費期限を過ぎてからじゃあ駄目なのだ


   経済的問題、子の教育問題、近親との関係、取り巻き連中との関係

   それはそれは千差万別だとは思う


   しかし、その断ち時期を冷静に考えられ、冷静に決められるのなら、

   少なくとも可視範囲における揉め事は極めて減ることと思う


   そういう人間関係を築けるような世の中を、わたしは望む