タイトルは芭蕉の句である。
先日、友人が私を訪ねてきたので、友人の宿泊先であった笠間市にある「山の荘」まで迎えに行った。
そこには、先代の経営者が集めたという甲冑の展示室がある。
客の連れということで、わたしもロハで見せてもらうことができた。
冑が被せられているのが黒い金属で作られた顔の抽象模型なのだが、
その空洞となった目の辺りが逆に鬼気迫るものを感じさせた。
昨今武将ブームらしいが、こういうものを実際みると、勘違いに気づくはずだ。
イメージでのブームは所詮誰かさんの懐を暖かくさせるだけの話である。
この人のサイズはどうもSで、小柄な私には身につまされるものがある。
おまけ