実際は3月26日のことであったのだが、
また思いつきから無謀な振る舞いに出たことを記そう。
本当は、大竹海岸でノンビリ一服でもして同行程を戻るつもりであった。
海岸端の緑地から砂地に一歩踏み出したのがいけなかった。
もう気分は ”行き当たりばったり” である。
お察しの通り当日の私のあしは自転車(オフロード仕様)。
勢い、海岸沿いをどこまで南下できるかという冒険に踏み出してしまったわけである。
しかし、日頃の行いを罰せられたか、雲行きが悪くなってしまった。
仕方なく海岸沿いは離れることに。
なにしろ、思いつきなので、地図は無し、事前情報は無しである。
ここからどうするか、暫し思案のコプクンなのであったが、
さらに西を目指し北浦に出ることに心が決まった。
ここまで来ればあとは護岸を北上するのみである。
しかし、このとき既に私の腿は悲鳴を上げ始めていた。
無理も無い、当日の私の足元はと言うと なのだ。
ともあれ、時間にして6時間ほど、距離にしておよそ18キロほどの無謀は
日もトップリと暮れ、暗くなってからしばらくの後一応無事に終わった。(実は無灯火であった)
我ながら、懲りない御仁だと感心する。