仕事帰りの武蔵野線で、いやにそのドアの周りが空いているなーと思って見ると、
まだらの金髪の齢20歳位の女子がひとり座り込み、手櫛しながら携帯でくっちゃべっていた。
その周囲にたまたま乗り合わせたひとびとは、あきらかにその女子を軽蔑してそっぽを向いていた。
わても余り見たくなく凝視はしなかったので、その一挙手一投足をみたわけではない。
たしかに、大声で電話しているわけではないので、直接迷惑がかかるわけではない。
わてが、乗り合わせたのは2駅分なので結果は知らぬが、乗降に差し支えたわけでもない。
しかし、恥しらずと言おうか、ルール無視と言おうか、ちっとは考えろよと思った次第。
わてもどっちかというと、世間とは多少ズレタ言動をとる人間なので、
強くは言えぬが、
どっかの山でもこもったら?
が、あの女子に対するわての言葉。
あの女子に限らず、 仙人になったら? と思う人間に少なくとも千人は今までに出くわした。
すでに仙人の行く場所も満員御礼だって?