ひさしぶりに成田空港へ行ってきました。
例のタイ人の友人がお里帰りをするというので送って行ったのです。
ついこの前までは、空港というところへ行くだけで、なにか空虚な感覚に襲われたものですが、
最近は、あくまでもただ単に通過点のひとつに過ぎないと思えるようになりました。
ということは、わたしにとって、演歌の世界がせばまったということになります。
テレサテンに 「空港」 という作品がありました。
雨の空港 デッキにたたずみ
手をふるあなた 見えなくなるわ
どうぞ帰って あのひとのもとへ
私はひとり 去ってゆく 山上路夫 作詞 (一部抜粋)
昔、タイ人がいるスナックへ行ってこの歌をリクエストしたことがあります。
いい調子でうなってくれました。
と、サビへきてガクっときました。
わ~た~ ち~ は ひとり~ さってゆ~く~
タイ人は し の発音が苦手なのです。
そんなこと、ふと想いだしたりしました。