『大草原の小さな家』「ジョニーの家出」 | 銀幕と緑のピッチとインクの匂い

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映画は洋画、それも古い映画が大好き。本は外国文学。ドラマは洋物。サッカーは海外チームと代表の応援、という思いっきり偏った嗜好で、天の邪鬼に感想を語ります。但し、脱線話題多し。

 

 

ジョニーは、父親に言われた柵の修理をしなかったことから、父親に叱られ、家出をします。マンケイトに材木を運ぶエドワーズさんの馬車に同乗して、初めての都会を見学します。エドワーズさんは、ジョニーを家に帰そうと色々画策しますが、うまくいきません。ジョニーは、若い女性ミニーに夢中になって、彼女のために高い帽子を買ってあげます。エドワーズさんは、だまされていることをジョニーに告げるのですが、それを信じようとしません。仕方なしに、エドワーズさんは、一芝居打つことにします……。

 

「ローラの初恋」でローラが恋したジョニー・ジョンソンが再登場です。ところが、ジョニーは、メアリーが好きで、キューピッドの木にハートのマークの中に自分とメアリーの名前を書いたことから、メアリーに顰蹙をかっていましたね。

 

演じているのは、ミッチ・ヴォーゲル。本名はミッチェルで、1956年の1月17日生まれです。ですから、このドラマに出たときは既に20歳を超えていましたね。父さんは、ジョニーのことを16歳ぐらいか、と言っていました。ミッチ・ヴォーゲルは、有名な子役でした。

 

なんといっても彼の代表作は、スティーヴ・マックイーンと共演した69年の『華麗なる週末』のルシアス役でしょう。

この作品は、ノーベル賞作家ウィリアム・フォークナーの原作で、12歳の少年の、使用人たちとのドライブ旅行を描いたなかなかの佳作です。マックイーンが人間臭くていいんですよね。ミッチは、そのマックイーンと旅に出るお屋敷の少年役です。この映画を初めて見た時、「あ、ジョニー・ジョンソンだ!」と思ったのでした。

 

その後、ランドン父さんの『ボナンザ』その他のドラマにも出演。

 

78年の『ワイルド・テキサス』以降は、日本で公開されている映画やドラマには出演していないようです。

 

 

 

現在のミッチ・ヴォーゲル。

 

 

 

メアリーとジョニー。ここでは、仲良しですね。