【666】赤い龍(サタン)の正体 | 日本イルミナティ協会

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これから世の中がどうなっていくかは『新約聖書』の「ヨハネの黙示録」に予言されているが、それを基にトランプの正体を見破る不思議な旅に出ることにしよう。

 


【666】赤い龍(サタン)の正体

■赤い龍=サタン=魔王ルシファー

■スサノオとヤマタノオロチ

■龍神の総大将「国常立尊」の暗黒面

■ナラヤナとアナンタと九頭龍

■『ギリシア神話』の龍退治神話

■『ヒッタイト神話』の龍退治神話

■『ウガリット神話』の龍退治神話

■再臨のキリストの龍退治予言

■ヤマタノオロチと赤い龍

■盤古大神と赤い龍

■ローマ軍のシンボル

■宇宙神霊アリオンの予言

■『日月神示』と『旧約聖書』の予言

■『霊界物語』と『新約聖書』の予言

■人間としてのサタンの正体

■恐怖の国「旧ソ連」の黒歴史 


まず、基本的なことを知っておく必要がある。



 「ここに知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である」

(「ヨハネの黙示録」第13章18節)


 

一般的に666は「悪魔の数字」として認識されているが、「666」には善悪両義性がある。

 

善的には「ミロク」を意味するが、ここでは悪的な意味での「偽ミロク(反ミロク)」について解説する。

 

 

ミロクとは弥勒菩薩、すなわち「救世主(メシア)」のことで、偽ミロク(反ミロク)とは「偽メシア(反メシア)」との意味である。

 

まず、黙示録が指す「獣」の正体を知る必要があるが、その前に「赤い龍」が登場する。

 

 

①赤い龍(サタン)

②第一の獣(海からの獣)

③第二の獣(地からの獣)

 

 

これは「父と子と聖霊」の三位一体に対抗する「絶対三魔」としての666である。

 

 

 

【赤い龍】

 

「また、もう一つのしるしが天に現れた。

見よ、火のように赤い大きな龍である。

これには七つの頭と十本の角があって、その頭に七つの冠をかぶっていた」

(「ヨハネの黙示録」第12章3節)


 

さて、天では戦いが起こった。

ミカエルとその御使たちとが、龍と戦ったのである。

龍もその使たちも応戦したが勝てなかった。そして、もはや天には彼らのおる所がなくなった。

この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経た蛇は、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された」

(「ヨハネの黙示録」第12章7~9節)

 

 

いわゆる「ルシファー」と呼ばれる魔王(堕天使)のことだが、実はこれにも善悪両義性がある。

 

龍は東洋では「神」だが、西洋では「悪魔」とされ、東西の文明の価値観の違いでもある。

 

 

この赤い龍には「七つの頭と十本の角」があるが、「七」は聖数で、「十」は数霊学で神を意味する。

 

だが、ここでは「サタン」としての「龍退治神話」を検証していくことにする。

 

サタンとはヘブル語で「敵対者」を意味するが、神に敵対する悪魔の代名詞となっている。

 

 

 

 


ルシファーは、高天原から地上に追放された「スサノオ」に対応するが、そこでスサノオは「ヤマタノオロチ」を退治する救世神となる。

 

ここでは、ミカエルが「スサノオ」に対応し、ヤマタノオロチが「サタン」としてのルシファーとなって、善悪が反転していることに注意が必要だ。

 

 

 

 

 

 

また、龍神の総大将である「国常立尊」が祟り神として封印されてきたことにも比定できる。

 

スサノオは国常立尊の分身で、共に「艮の金神」として恐れられてきた祟り神である。

 

 

そして、スサノオの暗黒面が「ヤマタノオロチ」であるように、国常立尊の暗黒面が「盤古大神」である。

 

つまり、黙示録の「赤い竜」とは「ヤマタノオロチ≒盤古大神」のことなのだ。

 

 

「スサノオ国常立尊」

 

「ヤマタノオロチ盤古大神」

 

 

厳密には「≒」だが「=」でも構わない。

 

 

「大国常立の神様が大素盞嗚の神様である」

(日月神示)

 

 

赤い竜の頭は7つで、ヤマタノオロチの頭は8つだが、それについて少し説明しておこう。

 

 
 
 

ムー帝国の絶対神「ナラヤナ」も7つ頭である。

 

 

ヒンドゥー教のヴィシュヌ神が連れている蛇「アナンタ」も7つ頭だが、ヴィシュヌの頭と合わせると8つとなる。

 

 

ヤマタノオロチは8つの頭で描かれているが、八岐(ヤマタ)というのは9つ頭のことであり、それを「九頭龍」という。

 




世界各地に「龍退治神話」があり、骨子は同様のストーリーだが、地域によって頭の数が異なることがある。

 

『ギリシア神話』では、英雄「ヘラクレス」が9つ頭の大蛇「ヒュドラ」を退治する。

 

 

「スサノオ=国常立尊=ヘラクレス」

 

「ヤマタノオロチ=盤古大神=ヒュドラ」

 

 

 

 

世界の龍退治神話の中で、ヤマタノオロチ退治と最もストーリーが似ているのは『ヒッタイト神話』の龍退治である。

 

英雄「フパシヤ」が、蛇の怪物「イルヤンカ」に酒を飲ませて倒すというものだ。

 

 

古代ヒッタイト人は製鉄民で、日本に渡来して出雲族と深く結びついていたので、ヤマタノオロチの話は『ヒッタイト神話』を直接的に反映している。

 

ヒッタイト人は火を使う製鉄民ゆえに、風の神「バアル(スサノオ)」を信仰していたが、首都の名前は「ハットウシャ」で、漢字で書けば「八頭蛇」と当て字することができる。

 

 

だが、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)の字義は9つ頭である。

 

では、なぜ8つ頭で描かれ、「八」が強調されているかというと、スサノオを象徴する数字だからである。

 

ヤマタノオロチはスサノオに退治されたが、それはスサノオの暗黒面を意味するのだ。

 

 

「スサノオ=国常立尊=ヘラクレス=フパシヤ」

 

「ヤマタノオロチ=盤古大神=ヒュドラ=イルヤンカ」

 

 

 

 


黙示録の「赤い竜」、すなわち「ルシファー退治」の予言も、『ウガリット神話』などオリエントの古代神話が原型になっている。

 

もっと直接的に言えば、「赤い竜」は『旧約聖書』の「レビヤタン」に対応する。

 

 

レビヤタンとはヘブライ語で「捻じれた」「渦を巻いた」という意味で、海に棲息する怪獣とされている。

 

レビヤタンが「龍」とは明記されていないが、『ウガリット神話』の7つ頭の曲がりくねる蛇「リタン」と同一視されている。

 

 

さて、父なる神「エル」の息子の1人で、海や川を神格化した「ヤム」という龍が登場する。

 

ヤムは、兄弟である「バアル」「鉄の杖」を投げつけられて倒され、バアルは神々の王となった。

 

 

バアルは2本角の嵐の神だが、これは牛頭天王と呼ばれる暴風雨の神「スサノオ」と同一神である。

 

すなわち、「バアルのヤム退治」「スサノオのヤマタノオロチ退治」と同じなのだ。

 


 

次に、バアルの妹「アナト」が、ヤムの眷属である「リタン」という7つ頭の暴れものを倒すが、これは「曲がりくねる蛇」とされている。

 

レビヤタンの語源が「リタン」なので、ここでレビヤタンが「7つ頭の蛇(龍)」だと分かる。

 


 

神話はあくまでも象徴なので、ヤムとリタンを同一神(7つ頭の龍)と見なしてよいが、聖書に基づいて「レビヤタン」と呼ぶことにする。

 

同様に、アナトはバアルの女性性(瑞霊)を象徴しており、本質的に「バアル」と同一神として統合できる。

 

「艮の金神」としてのスサノオは「厳霊」だが、救世神(贖罪神)としてのスサノオは「瑞霊」である。

 

 

「バアルのレビヤタン退治」「スサノオのヤマタノオロチ退治」と同じだと理解できるだろう。

 

 

「スサノオ=国常立尊=ヘラクレス=フパシヤ=バアル」

 

「ヤマタノオロチ=盤古大神=ヒュドラ=イルヤンカ=レビヤタン」

 

 

等式が長くなってきたので短縮しよう。

 

「スサノオ=バアル」

 

「ヤマタノオロチ=レビヤタン」

 

 

 

 


では、黙示録の赤い龍は誰に倒されるのか。



 「天の軍勢が、純白で、汚れのない麻布の衣を着て、白い馬に乗り、彼に従った。

その口からは、諸国民を打つために、鋭いつるぎが出ていた。彼は、鉄の杖をもって諸国民を治め、また、全能者なる神の激しい怒りの酒ぶねを踏む。

その着物にも、そのももにも、「王の王、主の主」という名がしるされていた」

(「ヨハネの黙示録」第19章14~16節)


 

「王の王、主の主」とはイエス・キリストのことだが、ここでは霊的存在としてのキリストの再臨である。

 


「またわたしが見ていると、ひとりの御使いが、底知れぬ所の鍵と大きな鎖とを手に持って、天から降りてきた。

彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経た蛇を捕らえて千年の間つなぎおき、そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、千年の期間が終わるまで、緒国民を惑わすことがないようにしておいた」

 (「ヨハネの黙示録」第19章19~20節)


 

キリストとは別の御使いが龍を封印することになっているが、神話の構成から判断して同一視してもよい。

 

また、そのキリストが「鉄の杖」を持っていることから、「キリスト=バアル」であることが分かる。

 

 

バアルはヤムを倒して「神々の王」となったが、バアルはセム語で「主」という意味である。

 

 

「スサノオ=バアル=キリスト」

 

「ヤマタノオロチ=レビヤタン=赤い龍」

 

 

 

 

もう一度、黙示録を見てみよう。



 「また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、火のように赤い大きな竜である。これには七つの頭と十本の角があって、その頭に七つの冠をかぶっていた」

(「ヨハネの黙示録」第12章3節)


「この巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経たへびは、地に投げ落され、その使たちも、もろともに投げ落された」

(「ヨハネの黙示録」第12章4節)


 

「年を経た蛇」とは、イブをそそのかせて「善悪を知る知恵の樹の実」を食べさせた蛇のことである。

 

 

日本では蛇は神の象徴で、ここでも善悪両義性が分かるが、悪蛇が「火のように赤い大きな竜」になったという。

 

これは天界での描写だが、火のように赤いとは何を象徴しているのか。

 

 

もともと、「赤い龍=レビヤタン」は海や川を象徴するものだった。

 

大海原を治めるように命じられた「スサノオ」にも比定できるが、スサノオを象徴する色も「赤」であり、それで艮の金神は「赤鬼」なのだ。

 

 

だが、救世神であるスサノオを「赤い竜」と同一視するわけにはいかないので、スサノオの暗黒面である「ヤマタノオロチ」ということになる。

 

ヤマタノオロチの目は真っ赤で、腹は血でただれていることから、「赤い龍」と表現してもいいだろう。

 

 

 


また、艮の金神の本体である龍神の総大将「国常立尊」はマグマを神格化したものであり、それはまさに赤い火である。

 

故に、国常立尊が封印から解かれて巨大地震や火山爆発が多発し、世界の建て替え(破壊)が行われているのだ。

 

これは赤い龍(悪のルシファー)が起こす終末現象と一致する。

 

 

だが、正神である国常立尊をサタンである「赤い竜」と同一視するわけにはいかないので、国常立尊の暗黒面である「盤古大神」ということになる。

 

盤古とは『中国神話』に登場する天地開闢の神だが、盤古大神は「盤古」そものもを指しているわけではない。

 

 

盤古大神は『霊界物語』に登場する神だが、出口王仁三郎によると、太陽神界から支那に降臨した神ということに因んで「盤古大神」と呼ばれているという。

 

王仁三郎は、「盤古大神という霊が世界に根を張って邪魔しているので、日本がまだ、天孫の神勅である世界統一が果たせていない」と述べている。

 

 

 
 

「赤い龍」「支那」というキーワードから中国共産党を連想するが、そうではない。

 

忘れてはならないことは、赤い龍は「ローマ軍」のシンボルだったことである。

 

 

七つの頭と十本の角は象徴であって、実際にはそのような姿をした赤い龍が存在するわけではない。

 

では、七つの頭と十本の角と七つの冠は何を意味するのか。

 

龍(サタン)は霊的存在だが、3次元的には具体的な「国家」をも指している。



「また、大いなるしるしが天に現れた。ひとりの女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。この女は子を宿しており、産みの苦しみと悩みとのために、泣き叫んでいた。
また、もう一つのしるしが天に現れた。見よ、大きな、赤い龍がいた。それに七つの頭と十の角とがあり、その頭に七つの冠をかぶっていた。
その尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、それらを地に投げ落した。龍は子を産もうとしている女の前に立ち、生れたなら、その子を食い尽そうとかまえていた。
女は男の子を産んだが、彼は鉄のつえをもってすべての国民を治めるべき者である。この子は、神のみもとに、その御座のところに、引き上げられた。
女は荒野へ逃げて行った。そこには、彼女が千二百六十日のあいだ養われるように、神の用意された場所があった」

(「ヨハネの黙示録」第12章1節~6節)



「男の子」とは再臨のキリストのことだが、象徴的にイエスの時代の出来事が描写されている。

 

イエスが生まれたとき、「ユダヤの王となる子が生まれた」という噂を聞いて恐れたヘロデ王が、2歳以下の男児を全て殺害した。

 

 

そして紀元6年、ヘロデ王が死んで、パレスチナは「ローマ帝国」の属州となった。

 

また、イエスの死刑判決を下したのはサンヘドリン(ユダヤ人の裁判官)だが、彼らに死刑執行の権限はなく、ローマ総督ピラトによって処刑された。

 

 

つまり、赤い龍は「ローマ帝国」のことでもあるのだ。

 

ローマを意味するギリシア語「Lateinos」をゲマトリアで数字変換すると、L=30、a=1、t=300、e=5、i=10、n=50、o=70、s=200で、合計「666」となる。

 

 

 

 

だが、「ヨハネの黙示録」は終末予言である。

 

かつての龍はローマ帝国だったが、現在はその領土である「ヨーロッパ諸国」ということになるだろう。

 

 

しかも、終末の龍は、より強大な勢力になるようだ。

 


「まず世界が大きく分けて3つに分かれるだろう。

ヨーロッパ+ロシア、アジアおよび発展途上国、そしてアメリカの3つだ。
日本は非常にまずいことだが、アジアの仲間に入らずにアメリカの後押しをしようとするだろう。
ヨーロッパ+ロシアは強大な力を持つだろう」

(宇宙神霊アリオン)


 

現在のところ、ヨーロッパ諸国とロシアは険悪な関係だが、これからアリオンの予言が実現する兆しは既に現れている。






『日月神示』には、ロシアが日本に攻めてくることが予言されている。



 「オロシアに上がりておりた極悪の悪神、いよいよ神の国に攻め寄せて来るぞ。

北に気つけと、北がいよいよのギリギリざと申してくどう気つけてありた事近うなりたぞ」

 

「オロシアの悪神の御活動と申すものは神々様にもこれは到底かなわんと思う様に激しき御力ぞ。
いよいよと成りた時には神が誠の神力出して、天地揺すぶってトコトン降参ざと申す処までギュウギュウと締めつけて、万劫末代言う事聞きますと改心する処まで揺すぶるから、神の国、神の臣民心配致すでないぞ」


 

『日月神示』ではロシアが日本に侵攻すると予言されているが、『旧約聖書』の終末予言「エゼキエル書」では、終末にゴグ(ロシア)がイスラム諸国を率いて、イスラエルに侵攻することが予言されている。

 

日本は「裏イスラエル」、イスラエルは「裏日本」であり、日本とイスラエルは霊的に表裏一体の国なので、共に標的にされる可能性が高いのである。





では、ロシアの極悪の悪神とは何か……、出口王仁三郎の『霊界物語』に答えが示されている。



 「ロシアのあたりに天地の邪気が凝り固まって悪霊が発生した。

これが即ち素戔嗚尊の言向けやわされた、かの醜い八頭八尾の大蛇の霊がみたまを分けて、国々の国魂神および番頭神なる八王八頭の身魂をおかし、次第に神界を悪化させるように努力しながら、現在に至ったのである。


一方インドにおいては極陰性の邪気が凝り固まって、金毛九尾白面の悪狐が発生した。


また一つの邪気が凝り固まって鬼の姿をして発生したのは、ユダヤの土地であった。
この邪鬼は、全ての神界ならびに現界の組織を打ち壊して、自分が盟主となって全世界を妖魅界にしようと目論見ている。

 

この三つ巴の働きによって、諸国の国魂の神の統制力はなくなり、地上の世界は憤怒と憎悪と嫉妬と羨望と闘争などの諸罪悪に満ち満ちて、ついに収拾すべからざる三界の紛乱状態を醸したのである。」


 

ロシアの極悪神の正体は「ヤマタノオロチ」なのだ。

 

王仁三郎によると、盤古大神の世になってから、各地に三種の悪霊・悪神が生じた」という。

 

 

この3つの悪霊については、「ヨハネの黙示録」にも予言されている。



 「わたしはまた、龍の口から、獣の口から、そして、偽預言者の口から、蛙のような汚れた三つの霊が出て来るのを見た。

これはしるしを行う悪霊どもの霊であって、全世界の王たちのところへ出て行った。
それは、全能者である神の大いなる日の戦いに備えて、彼らを集めるためである。
汚れた霊どもは、ヘブライ語でハルマゲドンと呼ばれる所に、王たちを集めた」


 

ハルマゲドンとは、イスラエルの「ハルメギド(メギドの丘)」だが、そこが世界最終戦争の舞台とさせていることから、「世界最終戦争」の代名詞になったのである。




 

さて、2018年5月、トランプ大統領が「イラン核合意」からの離脱を発表した。

 

それによって起きた出来事が、翌月の6月8日の「日経ビジネス」に書かれている↓


 

 

欧州首脳が相次いでプーチン大統領のもとに訪問したとのことだが、それはトランプ大統領の「イラン核合意」に危機的不安を感じ、シリアやイランとのパイプを深めているロシアに頼らなければならない状況だからである。

 


 
 

 

その意味においては、現在の国家としてのサタンは、今後ヨーロッパを従える可能性のある「ロシア」ということになるだろう。

 

 

注目すべきは「シリア」「イラン」である。

 

 

ハルマゲドンにおける「ロシア連合軍」について、「旧約聖書」に次のように示されている。

 


くとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる。ペルシャ、クシュ、プテは彼らと共におり、みな盾とかぶとを持つ。ゴメルとそのすべての軍隊、北の果のベテ・トガルマと、そのすべての軍隊など、多くの民もあなたと共におる。」

(「エゼキエル書」第38章3~6節)


 

メシェクはモスクワ、トバルはトボルスク、即ち「ロシア」を意味する。

ペルシャは現在の「イラク」だが、他は聖書の登場人物が地名になったものであり、クシュは「エチオピア」、プテは「リビア」、ゴルメとペテ・トガルマは「トルコ」だと考えられている。

 

つまり、イラク、エチオピア、リビア、トルコ、その他、イランやシリアなどが、ロシア連合軍に加盟すると予言しているのだ。

それらの国々の共通点は、ロシアとエチオピアを除いて「イスラム教国」だということである。

2007年のエチオピアの国勢調査では、イスラム教徒が33.9%となっているので、決して少なくはない。

 

そして、イランとトルコがイスラエルと対立していることは周知の事実。
 
また、ロシア、トルコ、イランが同盟を組み、シリアにそれぞれの軍事基地を作って、爆弾を搭載したドローンをイスラエルに飛ばしたり、既に小さな攻撃が始まっているのだ。
 
つまり、『旧約聖書』の終末予言の通りに、世界は動いているのである。
 
 
さて、ロシアの大君であるゴグとは「大統領」に他ならない。
 
主なる神が、そのロシア大統領を「敵(サタン)」と見なしているのだ。
 
 
ロシアがサタンの国であるなら、その大統領が人間としてのサタンであり、必然的に「プーチン」ということになる。
 
十数年前、キッシンジャーが「近い将来、少しばかりの民主主義の飾りをつけた独裁者がロシアから現れるだろう」と予言していたが、これはプーチン以外の何者でもない。
 

 

 

 

 

「わたしの見たこの獣は豹に似ており、その足は熊のようで、その口は獅子のようであった。
龍は自分の力と位と大いなる権威を、この獣に与えた」

(「ヨハネの黙示録」第13章2節)



「わたしはまた、ほかの獣が地から上がってくるのを見た。
それには子羊のような角が二つあって、龍のように物を言った。
そして先の獣の持つ総ての権力をその前で働かせた。
また、地と地に住む人々に、致命的な傷が癒された先の獣を拝ませた。
また、大いなるしるしを行って、人々の前で火を天から地に降らせることさえした。
さらに、先の獣の前で行うのを許されたしるしで、地に住む人々を惑わし、かつ剣の傷を受けてもなお生きている先の獣の像を造ることを、地に住む人々に命じた。
それから、その獣の像に息を吹き込んで、その獣の像が物を言うことさえできるようにし、また、その獣の像を拝まない者をみな殺させた」

(「ヨハネの黙示録」第13章11~15節)



この予言は近い将来に起こる出来事だが、既に旧ソ連で「予型」として実現しているのである。

イルミナティの思想であるマルクス主義によってロシア革命が起こされ、共産主義国家「ソビエト連邦」が樹立した。

 

 

これはあくまでも予型論だが、初代最高指導者だったレーニンを「第一の獣」だとすると、その総ての権力を引き継いで龍のように物を言った「第二の獣」とは、第二代最高指導者の「スターリン」ということになる。

 

 

スターリンはレーニンの像を造り、その像を拝まない者、つまりマルクス・レーニン主義(共産主義)に従わない自国民を、KGBの指揮下で殺戮した。


そのスケールはナチスの10倍の6000万人で、スターリンは史上最大のホロコースターである。

 


「また、小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。

この刻印は、その獣の名、または、その名の数字のことである。

ここに、知恵が必要である。思慮ある物は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間を指すものである。そして、その数字は六百六十六である。」

(「ヨハネの黙示録」第13章16~18節)



旧ソ連では16歳になると労働手帳で完全な国民総背番号制にし、すべて配給制で、労働手帳を持たなければ何も売買することができなかった。


この完全管理体制は、アンドロポフがKGBの指揮下で構築したものだが、黙示録の「獣」の所業とあまりにも酷似している。

 

アンドロポフの生年月日(1914年6月15日)をゲマトリアで1桁換算すると、年は1+9+1+4=15=1+5=「6」、月はそのままの「6」、日は1+5=「6」。

 

ここにも「666」という数字が出現するのである。

 

 

そして、プーチン大統領もまた、KGB出身なのだ。

 

 

 


 

 

次回【第一の獣の正体】

 

 




 

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