【お題】
Don't rush. You'll spoil everything.
文系、理系という分け方が昔あった。英語と国語が出来れば文系。数学と理科が出来れば理系という感じではなかったろうか。シリアナは数学と英語が壊滅的だったし、勉強が嫌いだったので、どっちつかずもいいところだった。だからというか、文理の区分けには違和感があった。理系だから頭がいいとか、世の中は文系が動かしてやがる。といった発言を、不思議な気持ちで聞いていた。大人になれば、文系理系は人間の質を示す言葉ではなくて、単に進路を示す言葉だということに気づくのだが。
とはいえ、シリアナにも(シリアナは理系ぽいところに落ち着いたが)、理解できない文系の壁というのがあった。それは、なんと、霊の存在である。シリアナには文系の友人がいるが、彼女が、占いや霊の類の話をよくするのだ。しかし、霊だ。霊だぜ。シリアナにとって、霊は、断言はせずとも、いない種類のものだ。少なくともいない前提で人と話すようにしている。証明できないものはとりあえずいないとする。科学的な下敷きを持って、人と接しようとする理系的発想で、つまりマナーのつもりだろう。だからか、霊がいる前提で展開される話題に、ついていく自信は、ない。それで、あいまいな返答、雑なあいづちをうつ。なんとも身の入らない会話をする。よく、霊の話題になって、いるともいないとも言えず、固まっている男性がいるが、そんなかんじだっただろう。
高校の頃には感じなかった壁だ。高校のときはまだ科学的であることを前提にしていたと思う。なら、きっと、科学的な前提をどこかで捨て去ったのだろう。シリアナは彼女を尊敬しているので、文系の人は成熟していくうちにそう、なるんだと思った。彼女の勧めで、江原某を見るようにしていた。あと黄色い怖いひとと。オーラが見えるというのは、共感覚じゃね?と思った。数字に色がつくんなら、主観的に察した人の気持ちや感情に色が結びついていることもありそうだし、なんて。まあ、オーラの見える見えないなんてどうでも良い、ただ、思ったのは、根拠はかぎりなくアヤシイが、江原某のアドバイスは適切で、真摯だと感じられたことだ。まるで、カウンセラーみたいであった。ただ、ホントのカウンセラーには、使うことのできない、アヤシイげな手法を用いてなのだが。
なるほど。これが文系の秘密のかぎなんだ。と思った。人を癒したり、導いたり、元気付けたり、まあ、傷つけたりするのに、科学も、オーラも、霊も、占いも関係ないのだ。霊はいる。人間の心理に影響を与えることができるかぎり、霊はいる。それなら、霊はいてもいいし、いるな、と思う。けど、同時にちょっと、思った。それってなんかズルイぜ。副作用の強い薬のようだよ。シリアナには高度すぎる。秘密のかぎを知らない人は、霊がいるのいないの、翻弄されまくるジャン・・・
シリアナのダメ訳
あせるな。なにもかもダメにするぞ。
興奮先生
突進しないでください。 あなたはすべてを損なうでしょう。
ヤッホー!先生
急がないでください。あなたは、すべてを損ないます。
実際のドア先生
【正解】
慌てるな。全てを台無しにするぞ。
rush焦る/spoil台無しにする
シリアナは正解。興奮先生、うーん、突進しないでくださいって、言うかな。大甘で正解ヤッホー!先生、実際のドア先生、もまあいいでしょう。グーグル先生、急いではありません。だめです。
シリアナ-3興奮1ヤッホー!1実際のドア-5グーグル-9(11回中)
