情報もまた新しく入り始めています。
まずは、タイトルにもあります「国民の理解が重要」と言ったのは日本薬剤師会の児玉会長です。
年頭所感でこう発言をしたわけですが、実際の所どうなるのでしょうか。
理解と評価というものは、医薬分業自体が成り立つ柱です。
医師から薬剤師へ薬の責任が委譲され、薬剤師が関わることによる安全と安心の担保が医薬分業だと思います。
分業元年といわれることろから、約40年。
果たしていまさらのことなのかと思ってしまうところもあります。
昨年はこの「理解」という部分で大きな話題が2つ程ありました。
ひとつが「某番組での薬剤師批判」もう一つは「OTCのネット販売」。
結果がどうとは言いませんが、時と共に風化していいことがらではないように思います。
この所感をどういう形で、実行していくのでしょうか。
言うは易く行うは難し
です。次期会長選がどうなるのかも気になりますが、どういうリーダーシップを取るのかが気になります。
以前、「今回の任期で100％を実現できなかったことが心残り」という発言がありました。
それに対し実際に何を行ったのでしょうか。
やはり
言うは易く行うは難し
です。
早速新年も情報が入ってきていますので少し紹介します。
都内を走る中央線。
その高架下に多科の診療所と調剤薬局が入るようです。
このデベロッパーはJR東日本。
そうです。ここにも異業種が参入してきています。
あまり目立つ行動ではありませんが、鉄道会社が調剤を狙っています。
その代表例が九州で展開するドラッグイレブン。
また、東海の某鉄道会社も高齢者施設、そして薬局を手掛けようとしています。
大阪では駅中薬局が一時期注目されました。
鉄道会社の強みは、土地と集客できる場所です。
インフラを持っていることが最大の強みとなります。
各主要駅に自前の薬局を配備。
旗艦店へ処方せんを出し、FAXで降車駅の薬局に送信。
患者が目的の薬局に着くころには、お薬が出来ています。
こんな時代も来るのかもしれません。
つづきまして、
ドラッグストアのクスリのアオキが調剤薬局既存店の売上が12月度23％増との事です。
ドラッグにおける調剤は元々の枚数が少なかったので、大幅に伸びたことが予想されますが、この数字は面対応型調剤への布石が整ったことを表しているのではないでしょうか。
面対応型薬局として、コンビニとの併設が試験的にされています。
しかし、ドラッグストアは既に面対応型でビジネスモデルを作り上げています。
そうなると、近々状況が変わるのでは・・・。
っと時代の変化を感じます。
新年もスタート正月ボケなんかしていられないと、気合いを入れています。
「へぇ～そんな事がおきているんだぁ」
では時代の流れに押し流されてしまいます。
情報こそ企業継続のヒントとチャンス。
今年もがんばりましょー！
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