これにて今年の中医協のファーストラウンドが終了です。
当たり前のことですが、きになるのが「調剤報酬」。
たくさんの人に近況を聞かれますが、現実は調剤報酬は「あとまわし」です。
これは現場に行った人にしかわからないこと。
医科・歯科・調剤
といわれる様に、その順番で大体話が進んでいきます。
よほどメインで調剤についての話がない限りは大体終盤戦での議論になります。
今回もメインで取り上げられたのは1回です。
(後発品関係や在宅はちょろちょろ絡んでいましたが)
結果から決まっていますとまだ何も具体的には決まっていません!
ですので、今時期の「調剤報酬改定セミナー」みたいなものにいってもよほど信用できる所でないと内容がないのでお気を付け下さい。
先日とある薬局で某○畑先生が、改定について講演をしたそうです。
必殺の脱線トーク。
まだいえる内容がないということですね。
以下は、私の私見ですが来年話し合われる報酬改定の論点です。
・後発品調剤体制加算をどうするのか
⇒新算定60%の一本化か、点数はどうするのか
・在宅医療
⇒無菌調剤の共同利用の算定は可能となる
⇒在宅専門診療所、薬局をどう扱うのか
⇒在宅の数が少ない!診療所などで在宅が斡旋できるようにする?
・電子お薬手帳
⇒国の方針で算定可能へ。問題は日薬モデル、保険薬局協会モデル?
・調剤基本料
⇒前から言われているエビデンスは?疑義照会や残薬確認がここにはいる?
・薬剤服用歴管理指導料
⇒質が問われている。お薬手帳のシール算定はどうなるのだろうか。
マルメからもう一度独立算定へ
・薬剤師病棟業務管理加算
⇒診療報酬から調剤報酬へ、それに対して日薬は何と答える?
・患者紹介
⇒紹介業者の対象は医師だけではない。薬局にもなんらかの影響がある
・大手調剤をどうするのか
⇒20店舗の根拠は?
まだまだこんなとこではないかと思いますが、ざっくりと気になる事項をあげてみました。
中医協ファーストラウンドを統括すると、「薬局・薬剤師」は儲かりすぎ、医療費高騰の責任転嫁といったところです。
後半戦、どう踏ん張るかが肝となりますが、なかなか一枚岩になり切れていない薬局業界。
大手調剤チェーンが儲かっていると認めてしまったら・・・
私達は大変なんですと泣きを入れた某委員。
そんなのは他の人には
今日もこれからセミナー頑張ってきます。
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