でました調剤報酬 | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
大方予想通りの方向に流れそうです。

本日調剤報酬改定についてやっと中医協で議論されます。
具体的な話については、後日記載しますがまずは資料より。。。


今回の改定のポイントとのなるのが「基本料」「後発品」「服薬指導」「残薬」です。

「基本料」については多店舗チェーンを縛りたいようですが、これは現実的には難しい話ですので、基本的には無視してしまっていいかと思います。

なぜなら、店舗数で調剤基本料の点数に差をつけるなら、「分社化」してしまえばいい。

っというだけです。

「売上」で差をつけるなら、「分社化」してしまえばいい。

結局のところこれで解決です。

余計な事を考えるのであれば、分社化してもらった方が登記料が増える、決算料が増えるなどの経済的な効果があるかもしれませんね。

1法人1薬局なんてことを言っている人がいますが、そんな事をしたら約30,000件の中小企業が新たに増えることになります。

中小企業を設立するにあたる印紙税は約15万円です。

それが30,000件だと   30,000 × 150,000 =4,500,000,000円

となります。

これに定款に必要な印紙などを含めるとふざけた金額になります。


っとまぁ冗談はこれぐらいにして、

今回の議論の注目は「服薬指導のタイミング」です。

以前より私達は「処方せんの受取は薬剤師の業務の一つである」と主張してきました。

そこがついに問題として取り上げられています。

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結果をズバッといいます。

「本来はそういう形なんです!」


4月22日「グレーなおところ」
http://ameblo.jp/lliibbeelloo/image-11516097004-12509593992.html


保険薬局業務指針の中にある、調剤の流れにはその様に書かれています。

これは「薬局業務」の流れではなく、「保険調剤」の流れです。『調剤』と書かれています。

調剤は薬剤師に与えられた占有技能です。

要は薬剤師が受付を行い、処方せん受付時に処方せんを確認して下さい!っということです。

前回改定で薬歴管理料が丸められてしまった為、全てが一緒になってしまいましたが、さすがに服薬指導は薬の交付時が適切かと思いますが、いずれにせよ先指導をきちんと行い、「処方せんを完成させる」。それに基づいた調剤を行い、指導する。

こんな流れが出来つつあります。

そしてこれが、調剤基本料のエビデンスとなるのではないでしょうか。

よく調剤基本料を「正しく調剤している為の費用」や「薬剤師が調剤を行う為の手数料」みたいな言い方をする方がいます。

国民はだれもそんな事を理解していません。

そしてそれはあまりにも自分都合な点数であることを理解しなくてはいけません。

従来、後発品の変更および残薬確認は調剤基本料に含まれなくてはいけないのではないでしょうか。


そんなこんなと議論は進んでいきます。

この話がでたってことは、4月に向けて何をしなくてはいけないのか!

少し見えてきたのではないでしょうか。



「こまがたこうだいのぜんこく薬局放浪記」はじめました!vol.3
いちどのじんせいタノシク・ジユウに



こちらでPDF版が見れます。(PDFだと文章まで読む事ができます)
http://kae-m.kilo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/12/hourouki.vol3_.pdf



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