この業界ではあまり知られていない様なので、ざっくりと説明をしますが「一般的」な就職活動ですが、（4年生大学を想定）
大学3年時
7月 ベンチャー企業の説明会が始まる
8月 就活イベントなどが開かれる
10月 ベンチャーを中心に就職活動が始まる
12月 多くの企業の就勝がスタート
大学4年時
4月 大手企業の就職活動がスタート
（内々定が出始める）
7月 多くの学生が就活を終了させる
10月 内定の交付
3月 卒業
こんな流れになっています。
多くは春先に内々定を貰い、10月に内定書が出され、4月に入社をします。
就職試験は少なくても3回、多い所では5回あります。
私が受けた某総合商社は5次試験までありました。
平均の初年度年棒を見てみますと。。。
200万～230万円（賞与を除く）となります。
概ね月額19万円程度です。
さらに多くの所では基本給を少なくし、営業手当などの諸手当で額面を維持しようという傾向があるため、賞与額が低くなる方向にあります。
さらには、営業マンには実質「残業手当」がつかない事はご存知でしょうか。
昼夜走り回っているわけですが、営業の出先での行動把握は難しいという面を持っています。
そのため、休憩等が自由に取れるわけですので、外出時間全てが拘束時間とは判断されず、残業分へと振り返られるのです。
さらにさらに
「みなし残業」「サービス残業」はあたりまえ。
※「みなし残業」とは年棒に既にある程度の残業代が含まれているという考え方です。
なかなか世知がない世の中です。
ここで、薬剤師と比較します。
先日の私のブログより薬剤師の平均初任給は、概ね21万円程度＋薬剤師手当5万円＋賞与4ヶ月っという基本体型が見えました。
これを計算すると
（21万×12）＋（5×12）＋（21万×4）＝396万
これに残業手当や住宅手当などが支給され概ね420万円前後という所になると思います。
「これが現実・・・」（11月6日）
http://ameblo.jp/lliibbeelloo/entry-11672762881.html
この約200万円の違いって何なのでしょうか。
現在、薬剤師の機能と評価が改めて言われています。
ちなみにこんなデータがあります。
なんとなーく納得してしまいますが、看護師の給与のほとんどは夜勤や残業および、オペなどの技術職に関わる手当です。中にはクリーニング費用として給料から差し引かれるモノも少なくはありません。
先に書いたように薬剤師の現在の平均所年棒は420～500万前後まで行きます。
年収だけでは一概に多くは語れないですが、見合った金額の評価を得ることが出来ているのでしょうか。
学費が高かったから、、、
国家資格だから、、、
っという理由は通用しません。
抜本的そして革命的なことをしてこの国をリストラクチャーする方法はいくつかあります。
その一つは、医療の効率化とリストラ化です。
いまの地位に甘んじてふんぞり返っているだけでは将来が危ぶまれる。
そんな気がしています。
「こまがたこうだいのぜんこく薬局放浪記」はじめました！vol.2
こちらでPDF版が見れます。（PDFだと文章まで読む事ができます）
http://kae-m.kilo.jp/wordpress/wp-content/uploads/2013/12/hourouki.vol3_.pdf
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