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昨日はテレビ朝日「TVタックル」医療・介護SPと題した放送がされましたが皆さんご覧になられたでしょうか。

いちどのじんせいタノシク・ジユウに



あの、日本医科歯科大学教授○渕先生が出ていたので、てっきりそっちの話にも持っていくのかと思いきや、意外と話の方向は真面目な方へ。

有床診療所と病院の入院基本料についてや、介護施設についてっという真面目な話でしたね。

冒頭に大竹まこと氏が発言した「かかりつけ医なんていらない!」。

なんだか世論をびっしりぶっ飛ばした感じがします!

国は「お金」ありきで話を進めているので、かかりつけ医自体が国民に浸透していないのは事実です。
一度、かかりつけ医に診てもらい、ダメなときは紹介状を持って大病院へ。

理想はわかりますが、そんな面倒なこと国民がすんなり「うん」とはいわないですよね。


しかし今回気になったのは、厚生労働省から参戦した医系技官の方。

この方、医師なんですね。そして「新型ウイルスエンザ対策批判」「口蹄疫の殺処分批判」など数々の武勇伝を残しているとか。

個人の理念はどうとして、いちおう医療と介護の管轄は厚労省なのではないでしょうか。なのにこうもバッサリと、現状の仕組みを批判されてしまっては行く末の不安しか見えない気がします。

っとまぁなかなか面白かったんではないかという感想を持っています。

さて、今回TVでも医療費について取り上げられました。

その中でキーとなっていたのが「診療報酬」(お金)です。

外来受診料や入院基本料、特養などの施設についてですね。

高齢者数がピークを迎えると言われる2025年まであと12年です。

施設系住宅の整備が急ピッチで進んでいますが、2025年以降は人口の減少が予想されています。
こういった施設はその後どうなるのかという問題があります。

国が進めたい「在宅医療」。「老老介護」や「認認介護」そして番組でも取り上げられてましたが介護する家族の精神負担など問題は山積みです。

日本における精神疾患の患者数は増えています。
在宅介護が進む事によって医療費が抑制のはずが、そういった精神疾患者が増えては本末転倒です。


医薬品のネット販売ももめています。
一部ではココにビジネスの商機ありっと、思っている薬局経営者や薬剤師がいます。
しかし薬剤師の職能とはどこにあるのかを忘れてしまえば、だれも○○社長の事を文句は言えません。そして適切な対応せずして、安易に儲けばかりを考える経営者も同等だと思います。


時代は本当に分岐点を迎えています。


私は薬剤師的な考えは好きではありません。
(偏見かもしれませんが・・・)

うぬぼれも好きではありません。


服薬指導がきちんと出来ていない薬局はたくさんあります。

薬歴記載が本当に出来るのか不安になるコミュニケーション能力の薬剤師もたくさんいます。

後発品への変更は、「そちらから言って下さい」なんて当たり前の話です。

本当にお薬手帳を持ってくる人はどれだけいるのでしょうか。
そして、薬歴管理料はどれだけ算定されているのでしょうか。その矛盾は?




現実を見つめなくては、なにも新しいものが見えてこない気がします。
時代の分岐点。
次回報酬改定がこれからの薬剤師評価の方向性を決めるのではないでしょうか。







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