妥当なところ | いちどのじんせいタノシク・ジユウに
東京大学の教授が国からの研究補助金の横領で逮捕をされた。

架空の請求書、納品書を作成し1,900万円を着服したとか。

東大はこれに対し、前代未聞と回答をしているが、大学の研究費なんてそんものなのではないだろうか。


なんどかここにも書いたが私も栄養士の学会の経理を担当している。

国からの補助金も貰い、ターミナルにおける高齢者の嚥下活動等を支援する研究をしている。

今年も厚生労働省からの委託事業を引き受けているわけだが、この補助金の適用がまたずさんである。

大学の教授はそんなものと言ってしまえばそれまでであるが、経理の事を熟知している先生はいない。

研究補助金は決まって最後の残額は0円になる様に消費されていく。

今年も予算立てをするわけだが、研究をお手伝い頂く外部の先生から飛んでもない予算が出てきた。

学生○○人を1日1時間、5日間の雇用をすると先ずきた。

何とも非効率的な作業ではないだろうか。

私が行う経理の作業が増えるだけで、なにも得はない。

次に来たのが、勝手に海外の学会に行くと企画した出した。

そんなもの、厚労省に提出した申請書には改定ない。

しかも、こともあろうに金額が半端ない。

そこで問い合わせをしてみるとこんな文書が秘書から帰ってきた。

「当大学では、教授の健康に気を使うために、海外研修等は全てビジネスクラスで移動するという決まりがあります」

っときたもんだー。

そうは当屋は下ろさない!!(文章と意味があっているかは??だけどw)

果たして本当にそんな規約があるのだろうか。

っと思うのが当然である。そこで文章を出してもらう様に要求する。

しかしそんなものは出てこないものである。

ここで戦っても意味がないので、今回の研究受託では海外研修の申請は先ずしていない、そして国庫補助金ではグリーン車やビジネスクラスでの費用を一切認めないと伝える。

そうするとあっさりその学会に行くのをあきらめてしまうものである。

どこまで声を大にしていっていいかはわからないが、そんなものに国民の税金が使われている。

今回東大の教授が捕まるという事件はショッキングかもしれない。

なかには「日本におけるITの先駆者」という人もいる。国民マイナンバー制度の中核を担う人でもある。

でも結局はこんなレベルと言うことである。

今後の研究事業にどうかかわるかが問われている様であるが、それこそ言語両断である。

補助金はいわば税金である。税金を着服しタダで済ますわけにはいかない。

本来であれば免許はく奪当の大バップではないだろうか。

とまぁ、そんなこんなで、私がいえる結論は一つ。

「結局世の中腐ってる」


と、こんなところです。


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