最近面白い資料が手に入りすぎて、何をかこうか迷っていました。
そんな時に、手に入れた2つの資料。
一つは兵庫県立大学のMBAの人が書いた論文です。
薬局の歴史を上手く調べ、分業の歴史について詳しく書かれています。
主に書かれているのは「分業批判」ってことになるのでしょうが、少し主観が強いのが気になります。
「次回改定では絶対(調剤基本料)24点にすべき!」
とどこのだれだかわからない人に断言されてしまっているこの現状。
大丈夫ですかね?
もう一つは、遅ればせながら日医総研のワーキングレポート。
こちらは既に茶番以外のなにものでもありません。
日医の意向を明確に表しているというのが一番いい表現何でしょうか。
そんななか、保険薬局協会で日医の横倉会長が講演をしていました。
なんだか不気味な構図ですよね。そして落ち着かない。いまこのタイミングで出てくる重要性があるのかどうかを感じてしまいます。
そんな日医総研のワーキングペーパーより
冒頭のポイント(私はここで読むのを半分あきらめましたw)
一文目・・・
「医師が行ってきた医薬品に関わる業務が、薬局、薬剤師に移転しつつあり・・・」
この部分に注目して下さい!
『医師が行ってきた』『薬局・薬剤師に移転しつつあり・・・』
この二つの文言が本日のポイントです。
一つ目~
『医師が行ってきた』
こちらのお言葉ですが、分業批判はもとい現在発せられている「多種目連携」すら批判している言葉であります。
「医師が行ってきた」という認識は、「医師=上級職」という考えだという解釈にも取れます。
二つ目~
「薬局・薬剤師に移転しつつあり・・・』
そもそも医師会として、薬剤師をどうみているのでしょうか。
薬剤師の業務とは、職能とは、職域とは。
この一文目だけからでも医師会の薬剤師への見方、視点が伺えます。
そして、薬剤師はあくまでも「医師の下」と取れるような記載が多く見受けられます。
こんな文章が続くので一文しか載せませんでしたが、お楽しみはまた別の機会にっということで、、、
次回は、「駒形的日医ワーキングペーパーの楽しみ方」を記載してみたいと思います
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