先日は札幌、鹿児島、福岡と北から南へと奔走をしてきた。
中小薬局における生き残りがいま試されている。
全国で55,000件になったと言われる薬局は、「薬局が評価されたから・・・」と捉えていいのだろうか。
それとも「調剤が好調で」と言われる様に、薬局と言うビジネスが景気がいいということなのだろうか。
その裏で「薬剤師」の存在が危ぶまれている。
日本薬剤師会が3日連続で日本経済新聞に一面広告を出している。
残念ながらカラーではないが、金額は私達の想像を絶する額であるのは間違いない。
エパデールとネット販売をきっかけに薬剤師の必要性が問われている。
それにやっと気がつき、行動を起こし始めたということだろうか。
元をただせば登録販売者がスタートしたっと、改正薬事法によりOTCの販売先が増えたということ、この辺から「セルフメディケーション」という名目でシステムのひび割れが起き始めていると思う。
さてさてそんな中、好調好調ともいってはいられず、「生き残る薬局作り」が求められるようになっている。
「薬剤師がしっかりしていれば大丈夫!」なんて仕事はそんなに甘くはない。
「薬剤師がしっかりしていれば次の就職先に困らない!」これが関の山である。
どんな美味しいラーメン屋でも人が来なければ、毎日廃棄の山である。
どんなに人気のあるお店でも原価率を気にしなければ、ボランティアにしかならない。
複数店舗持っているところは、効率化する仕組みを考えなくてはいけない。
小口現金の使い方、店舗経費の支払方、入金の管理。。。。
どんぶり勘定でもビジネスは出来る。
しかしどんぶりには、どんぶりの限界がある。
作業の効率化をすることにより、他の新しい取り組みに手をつけることが出来る。
そして会社も多くなっている。
本部昨日も見直さなければいけない。
自分の会社を企業・組織としてみるか、それとも自分のものとしちゃってるか・・・。
いずれにせよ、帰るならいましかない!
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