今回の記事は、難単語シリーズのその3です。
「cardinal」の語源、意味、関連知識、語例などを載せています。
難易度はLV10(引用:標準語彙水準SVL12000)、使用頻度は12213位(名詞)/16207位(形容詞)です(引用:WORD AND PHRASE .INFO)。
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【メモ/語源】
語源は、ラテン語の「cardinālis(ちょうつがいの/重要な)」です。
「ちょうつがい(hinge)」を意味する「cardō」と「~の(形容詞を作る接尾辞)」を意味する「-ālis」から成っています。
【語源⇒意味】
cardinal /ˈkɑːrdənl/
= cardō 「ちょうつがい(hinge)」+ -ālis 「~の(形容詞を作る接尾辞)」
⇒ 『ちょうつがいの/重要な』
⇒ 『[形] ①きわめて重要な/基本的な ②深紅色の/緋色の』
『[名] ①枢機卿(すうききょう) ②深紅/緋色 ③基数(=cardinal number) ④ショウジョウコウカンチョウ(猩々紅冠鳥)(=cardinal bird)』
【関連知識①(Wikipedia)】
枢機卿(すうききょう、すうきけい、英:Cardinal)
“カトリック教会における教皇の最高顧問である。重要な案件について教皇を直接に補佐する「枢機卿団」[3]を構成すると同時に、個々の枢機卿は、教会全体にかかわる日常的な職務について教皇を助ける[1]。”
“枢機卿(カーディナル)という言葉自体はラテン語の「Cardo(カルド=蝶番)」に由来している。これには、枢機卿が教会にとって蝶番のように重要なものという意味がある。”
(「枢機卿」『ウィキペディア日本語版』 - 2021年9月28日 (火) 16:09 - 変更履歴)
“Vetements cardinal Gamarelli”
- Wikimedia Commons - Public Domain
【関連知識②(Wikipedia)】
セントルイス・カージナルス(英:St. Louis Cardinals)
“メジャーリーグベースボール(以下、MLB)ナショナルリーグ中地区所属のプロ野球チーム。本拠地はミズーリ州セントルイスにあるブッシュ・スタジアム。カーディナルスとも表記される。日本語圏でも英語発音に合わせて「カージナルズ」または「カーディナルズ」と濁る事もある。”
(「セントルイス・カージナルス」『ウィキペディア日本語版』 - 2021年10月25日 (月) 15:52 - 変更履歴)
【語例】
◯ break a cardinal rule (基本的なルール[鉄則]を破る)