後輩にとって、いちいち注意してくる先輩ほど
やっかいな存在はいない。
自分にもアシスタント時代にそんな先輩がいて、中学生の反抗期のように反抗しまくっていた
勝手にチラシ配りに出たり、言われたとおりに動かずに自分の判断で動いたりしていた。
いま考えると【ありえない後輩だった】と思う。
俺の先輩達はさぞかしストレスが溜まっていただろう。
それはさておいて、
先輩の役割の1つに、後輩を育てる、成長させるという事がある。
では、どうすれば成長するのか??
成長する為に1番必要なのは【気付きを得る事、与える事】
それが相手を大きく成長させるポイント。
自分が成長するポイントでもある。
先日ブローのチェックに合格したアシスタントのアヤカとミチの2人だが、条件として【お客様を乾かす時にブラシを使ってブローする事】というのがあった。
これに対して、自分を含めたスタイリスト4人はまずブラシを使ってブローしているかを見る必要がある。
ブローしていたのであればフォローをすべきなのだが、このフォローの仕方で相手に気付きを与える事が出来る。
普通だと
「さっきこういうブラシの入れ方をしてたから、もっと〜〜したら良いよ」というようなフォローをする。
これでは相手に衝撃的な気付きを与えるのは難しい。
なぜなら、真の気付きとは、【自分で気づく事】が重要なのだ。
僕が思う理想的なフォローの仕方は
1、実際にやってみてどうだったかを聞く
この質問をされる事で、先ほどの自分の体験を自分で振り返り、頭を整理させる。
2、上手くいった事は何かを聞く
3、逆に上手くいかなかった事は何かを聞く
4、いますぐ改善できる事は何か聞く
わからない事はあるか聞く
5、アドバイスをする
【自分で気づく】ことが最大の成長であるならば、こちらがすぐに答えを出してはいけない。
だから聞くのだ。
1〜4までの行程は、全て質問。
その時点ですでに自分で気づきがあれば、5のアドバイスはもしかしたら不要かもしれない。
【より多くの気付きを与えてくれる先輩は、後輩からしたら救世主なのだ】
フォローを通して、自分で気付かせてあげよう。