Treasure のファーストコンサートが
日曜日の夕方からあった。
ファンミが去年の秋にあって、
その感じで今回はケチってリハーサルと
再配信は見れない1000円安いチケットを
買ったのを、今激しく後悔している。
それほどまでに良かったのだ。
私にはファンと呼べるアイドルが
これまでほとんどなかった。
SMAPが好きだったが、
子育て真っ最中だった上に
アメリカに住んでいたのもあって、
毎年末に発売される
夏のコンサートDVDを買うので満足。
そもそもチケットを買うとか、
ファンクラブに入るとか、面倒至極、
そういうことに興味がなかったのだ。
今も興味があるか？と聞かれたら、
「はて？」と思うし、
事実、Treasureのファンクラブに
もう一年延長して所属するのかどうか、
つい先日、日本公演が発表になるまでは、
ほぼ「ここで終わりや」と思っていた位に
薄情極まりない。
この半世紀を超えた人生で
コンサートと呼べるものに行ったのは、
ウィットニー・ヒューストン、
レディ・ガガくらい？
ヒューストンは全盛期で私も二十代、
その頃勤めていた会社が大手で
安くでチケットを購入できた。
一人で行ったわ。
ガガはオークランドのスタジアムまで
その頃やっていたテニス仲間と行った。
これはきちんとお金を払った。
遥か遠く、ボールペンの細さのガガが
踊りまくり、歌う席で300ドル弱だった。
それより、駐車場代がアホみたいに高くて
もうちょっとで悪態つきかけたのも
今では良い思い出だ。
ガガちゃん、まだ24歳とかだった。
細くて、綺麗だった。
今は妖艶で素敵ですけど。
それ以来のコンサートだ。
しかも、ぐずぐずと文句が多い割に
ものすごく肝が入っている私。
そもそもMacを買い替えたのも、
これが観たいがためが80%は占める。
見終わった今は、今後のために
Apple TVを買おうか、と真剣に悩んでる。
早くから親元を離れて頑張る
Treasureの子たちは、
ちょっと我が子と重なる。
TreasureはBIGBANGやBLACKPINKと
同じYGエンターテイメントから
2020年にデビューした12人グループだ。
その内4人が日本人で、YGからデビューした
はじめての日本人でもある。
2020年といえばコロナで世界が騒然と
していた頃で、故に彼らはアイドルが
経験すべき「キャー」とか「ワー」を
全く知らない子達でもある。
ただ、ただ数字で表される売上や
ランキングのみで人気を
推し量るしかなかった。
去年の秋にオフラインで
ファンミが開催された時、
彼らがステージに上がると、
まだまだコロナで歓声を送ることを
禁止されていた客席のファンがたまらず
声を一斉にもらしたのだが、
「代わりに拍手を」と言いながら、
暗中模索でグループを率いてきた
リーダー二人や、かねてから涙腺の弱い
メンバーの数人は目にいっぱい涙を溜めた。
それが今回は正真正銘のコンサートだった。
盛りだくさんの内容で、
BIGBANGやWinner、
iKONなどの先輩たちのカバーもあり、
この日のためにどれほど練習してきたのか、
母親目線の私は
「よう頑張ったなぁ」と色々な思いに溢れた。
アンコールに移る前に、
メンバーが各々観客に向かって
メッセージを出したのだが、
日本人の子たちが自分の親に向かって
日本語で言葉を発するのは親御さんたちの
気持ちを思って泣けた。
特に、iKONのコンサートを姉に
連れられて見たのがきっかけで
「僕はこっちの世界に行きたい」と
行って、その願いを叶えた子が
「ママ、パパー、やっとこっちの
世界に来たで」と言った時には、
私も泣いたし、リーダー二人や
彼と特に仲良くしている子たちは
瞬間的に号泣した。
中々に感傷的でさえあったわ。
もうこの場面を二度と見ることはない。
初めてだから、
ここまで特殊に成り果てた世界で
ようやっと辿り着けた場所だから、
これほどまでに感傷的でありえたのかも。
でも、この経験で彼らはより成熟し、
二度とこのナイーヴさを見せることはない。
と、思うのだ。
それを知っているから、
余計に美しくて見えたのかもしれないな。
今年の年末から年明けにかけて
彼らは日本にやって来る。
初めての海外ツアーになる。
日本の子たちにしたら、
凱旋ツアーとも言えるかも。
でも、会場はまだまだ小さい。
東京、神奈川、大阪の会場はなかった。
もっと成長しないと難しい。
BTSも始まりはZeppからだって。
私たちは関西圏で、と思っているが、
最終の埼玉アリーナが目玉だろうな。
とりあえず、抽選です。
娘んちは婿殿も3人の子供も行くから。
すんごい絆強い家族よー。
お孫2号と3号はTreasureを見て育ち、
その影響でダンスとピアノを始めた。
ああ、かつてのSMAPだわ。
私がその絶賛子育て期には、
SMAPを子供たちと見て、楽しんだ。
次男坊はよく「ジャニーズポーズ」を
してくれた。
歴史は繰り返す、なのね。
今は、三世代でTreasure。
すごいな。
よく頑張ったー！
私の推しです。
神戸出身のヨシノリさん、ラッパーです。
彼は在日韓国人3世だそうです。
大阪市出身のアサヒさん。
この子がiKONのコンサートを見て
「そっちの世界に行く」と言った人。
そのiKONのカバーをしたのも印象的でした。
ものすごく面白い大阪人。
韓国でもビジュアルお化けと名高いハルトさん。
低音のラッパーが魅力的な、
まだまだ18歳になったばかり。
非常にドライであっけらかんとしていて、
韓国語のうまさはほとんどネイティブらしい。
あ、福岡県出身だそうで。
三重県出身のマシホさん。
とても、とてもスィートなお顔立ちとは裏腹に
ものすごくラショナルな方とお見受けする。
ボーカルであり、ダンサーなオールラウンダー。
BIGBANGのBang Bang Bang カバー直後。
以上コンサートのフォトは全部婿殿撮影。
サンクス💖
全然関係ないけど、
藤井風のコンサートに申し込んだ。
はずれる確率が高いらしい。。。が、
でも、
行けるといいなぁ。