2021年7月13日(火)ワクチンその後。 | あお色のたね、きん色のみ

あお色のたね、きん色のみ

A Blue Seed and a Golden Fruit
Subtle, Slight, Trivial Happiness of My Sweet Days
自分を受け入れる。自分を楽しむ。自分をゆるす。自分を愛するの日々。

ワクチン接種後、22時間半が経過した。


就寝前から始まった鈍痛は、朝起きたら結構マックスに達していたかもしれない。

そのマックスのまま今に至る。


とにかく、身体を起こすのも痛い。

「えー、上体を立ち上げるにも腕の筋肉って使うの!?」とびっくりしている。


筋トレ、筋トレと今や大流行りだけど、うんうん、その本当の意味合いは、普通に、何気なく動くにも私たちは思いもよらない筋肉まで総動員しているんだから、それを大切に思い、無理なく使えるようにという配慮なのかもしれない。


朝は会社の上司と面談があった。


恐らく、うちの子供たちよりほんの少し上だけに違いない人なだけに、話している最中にあまりにも可愛らしいことを言うので、思わず笑ってしまった。


仕事が来なくて困っていたが、なんと彼自身が裏で依頼するよう頼んでおいてくれていたようで、まだ来ていないと知ると「もう一回すぐに言うわ!」と言ってくれた。

驚いた。


今回の不正に関しても意見を聞かれ(た訳でもないかなニヤニヤ)、正直に「私は内部にいながら常に外部の視点に立っている。だから、周囲から何か言われても別に揺らぐこともないし、あんまり執拗でうるさければそれを一刀両断する術も知っている。

それよりもなぜこの事が起こったのか、私が関わっている翻訳という大半にニッチな分野からも窺い知る事ができる」と伝えた。


「え?そうなん?」とちょっと意外そうに言っていた。


あまりアメリカ、アメリカとは言いたくないが、でも、たまたまグローバルな会社と絡んだ仕事の経験は何にも代え難い。

私が貢献したことは何もない。

でも、経験は何事にも代え難い。ほんとに。


私は資料のことしか知らない。

でも、アメリカで一緒に仕事をさせてもらった企業は、その資料、いや資料に限らずネット上の全文章、言葉、ディクションに細心の注意を払い、物などのサービス製品に限らず、それに付随するすべてのものに対して最高を要求、莫大な資金を投じている。


別にアメリカの大企業が謙遜なのではない。

訴訟社会という歪みから、厄介を避けるに全てに注意を払うという資本主義に則った行為な訳だ。


技術に驕り、グローバリズムの本当の意味を理解せず、昭和な気分でキャピタリズムを語った結果であり、何故アメリカの彼らが業界は違えどあれほどの栄華を極めるかと言えば、そういう抜け目の無さなのだと思う。

抜け目が無さすぎて、よく独禁法にも引っかかるけどな。←ここは言ってません。


そんなことを話した。


起こったことは仕方がない。

一つずつ解決していくしかない。

でも、あの広報はどうにかした方がいい。あれはない。

喉元まで「ポエムかと思った」と出かけたが、それはなんとか堪えた。

が、言ってしまってなんら変わらんかったやろ?、ってくらいズケズケ物は言ったと思う。


とりあえず、各傘下企業に自由と独立性を持たせた結果な『事件』であり、だがグループ企業としてそのトップは「知りませんでした」とは言えないわけで、そう言った意味でも、今回の事件は本企業の「在り方」を再考する絶好の機会だったと考えるしかない。


可哀想。

でも、同情はしない。

もっと然るべき対応の仕方はあったはず。

とは言え、あのポエムを自分からのメッセージとして送信しなければならなかった上部には心底同情する。


これ、全部言った。


超アメリカ人。それも頭の悪いアメリカ人。

忖度も、空気を読むもない。

聞かれたから、ここぞとばかりに全部言う。

出世なんて、若い頃に学業で成功して社会人デビューを上手くしたとして、私みたいな人間にはあり得ない話なのだ。

全くの、単なる自由人。


でも、私はもう、それでいいな、と思う。

もういいの。


そんな訳で、腕は何か動くたび「くーーーー」と呻き声が漏れるくらい痛いが、言いたいことは言えてスッとしている本日の私なんである。


今日は依頼があった。

来週は半分休日になるんで、今週中にやり終えたい。

がんばるべ。


ぼうぼうは、果たしてつるつるてんてんになってしまった。

もっとマシなやり方ないのかな…。

毎年、「庭木のお手入れ」と言う名の「伐採」の後は、

心が痛いんである。

セミが沢山生まれていたけど、どこに行ったかな。