皮革用塗料の専門家 -56ページ目

皮革用塗料の専門家

革が好きなひと遊びに来てくださいませ

ご訪問ありがとうございます

皮革用塗料の専門家Lizedのりうです

(そろそろおでんくるぅ??

 

 

*独断と偏見だけの個人的なBEST4

 

 

今日は”ジャパンレザーアワード2021”について書いていきます

革でモノづくりしている方が対象の革製品コンテスト

 

個人としては4年連続4回目の参戦というより視察(出品は1度もしていません

イベント自体は2011年からコロナにも負けずに毎年開催しているようです

 

参加費ゼロ。期限までに申し込んで作品を送れば撮影して展示までしてくれる

とってもサービス満点な企画ですね

 

日本皮革産業連合会…略して皮産連の主催となっています

 

 

Lizedを立ち上げた2018年に初めて、このイベントを知りました

量産の視点だとレザーフェア、ギフトショー、ジャパンクリエーションがメジャーかな

メジャーというより、自分が行った回数が多いの挙げてるだけ説

 

でもね、レザーアワードを通して自分を高めていく人っているなぁって。

一応コンペティションだからね、グランプリとか賞があるわけで。

良い意味で賞レース的な匂いは全くしない

 

高めていくって単純に認知度とか売上じゃなくてね

 

新しいコトを見てもらえる場所がレザーアワードであって

それに向けて製作する。

 

量産しか知らない人は、なんだそれ?ってなるけど

(実際、初めて見た3年前はそう思った

 

少しづつだけど、モノづくりと関わってきて。

あー、これおもしろいなぁって思うコトが増えてきた

 

 

ジャパンレザーアワード2021
会期:2021.10.3(日) 
時間:10:00-17:00 入場無料
場所:二子玉川ライズ

 

 

明日10/3(日)の1日限りの一般開放です

今日の明日かぁってなるけど。

 

遠い人、行けない人、公式HPでは全ての応募作品が見れますよ

 

なんと…360°パノラマ的に見れます

何言ってんの?って感じた人は速攻クリックしてください↓↓↓

 

 

革でものづくりしているプロアマ問わずに応援しているイベント

明日は行けなくても来年は申し込んでみたらいかがですか?

 

 

つづく

 

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イベントスケジュール

2021年

  10/8-9 大阪寿屋 革を染めるワークショップ

   →開催概要はこちらから クリックすると予約サイトに飛べますよ

  10/10 グッドレザー 革の仕上げ相談会

   →開催概要はこちらから クリックすると予約サイトに飛べますよ

  10/21-23 【調整中】素材博覧会YOKOHAMA

  11/25-27 【調整中】素材博覧会KOBE

  12/上旬 【調整中】東京都墨田区 革にまつわるエトセトラ♪

  12/11-12 【調整中】名古屋クリエーターズマーケット

 

 

 

 

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(手加減するのはめんどくさい

 

 

*ある日のカップRAMEN

 

 

今日は”芯通し”について書いていきます

 

昨日のブログと同じテーマです

即座にリブログしてもらってコメントもらったので緊急で書いてます

(YouTuberの緊急動画的な

 

ブログを書き始めたのが2018年3月なので、3年半となります

年間100本前後の更新となっていますね、結果的に。

 

初期は製品紹介を中心に、コロナ前はイベント情報と新たな発見がメインだったかな

コロナ禍では質問や問い合わせのアンサーを書き殴っています、結果的に。

 

常に10本ぐらいストックがあって、箇条書きで下書きしてあります

 

自分のタイミングで(ある意味当たり前ですね

適当に投稿しています( ー`дー´)キリッ

 

リブログとコメントをくれたのは京友禅革の先駆者さん

イベント一緒にやったし、個人的に連絡を取れる仲だけど、あえてブログでお返事を書きます

 

パイオニアとりさんがブログで芯通しの実験してるのを見掛けて。

 

 

 

ブログストックに芯通しがあるのを思い出して。

前日に食べたラーメンの写真を貼り付けて。

ちょいちょいと書き殴って公開っと。

 

 

無理だろと思うのに可能性あるからやってみた方が良いよ

Lizedだったら〇〇とか●●とか可能性あるかもって

希望を持たせちゃうビジネスって嫌いなのです、いや大嫌いなのです

 

やるなら勝手にやれ、道は険しいけどな!

 

 

もう少しマニアックに芯通しを語ってみる

芯通ししたことはありません、芯通ししているところは見たことあります

 

今回は○○説ってことで責任感無く書き殴ってみようと思いますっ

 

 

「芯通しの染料と表面に付ける染料は異なる説」

 

15年ぐらい前の話

あるタンナーでグローブレザー用のと革を紹介されました

革の名はサンドウィッチ

 

見た目は厚みで張りのある黒や茶やオレンジなどなど、野球グローブを連想できる色

何がサンドウィッチなんだよぉ…と心の中でつぶやく

 

カッターで革の切り口を見てみると…あーサンドウィッチ(納得

 

コバ面の中心が黄色で銀面と床面がなのです

他にも様々なカラーパターン

当然、中心が明るい色で銀面と床面が濃い色になります

 

浸み込ませる染料と見栄えの染料があるってことかなと。

 

 

「染料だけではどうにもならない説」

 

タイコ染色は染料と水だけじゃない

基本的に染料は粉末ですね

 

pH調整剤と加脂剤、そして機能性を持たせる処理剤

 

pH調整剤はまあまあ限られています

加脂剤と処理剤はとんでもない種類があります

 

最終仕上がり感に合わせて、タンナーの個性を出すのに配合と工程を組み合わせてるのでしょうね

 

「pHと温度の管理はそれじゃない説」

 

それじゃないは水が対象ではない。。

革がその状態にならないといけないっていうコト

 

革の全体の、革の芯までの温度とpHを管理する

 

温度とpHの負荷で革の繊維がほぐして、染料をぶっこむ

そして中和に戻して繊維を元に戻す

 

温度は30~50℃ぐらい、驚くほど強アルカリや強酸にはしていない

 

そんな感じじゃないかなぁ

 

個人的には染色加脂は設備的に不利だから負荷や手間を掛けるて補うという考えが通用しづらいと思う

革の仕上げは、どうやっても届かない領域もあるけど、負荷と手間を掛ければ追いつける領域もある

 

タンナーの基本塗装がスプレーであって、手塗りで手間掛ければまあまあ仕上がる時もある

タンナーのエンボス、ダイカットマシン略して”くるくるエンボス”でエンボスはできる

(まったく略せていない。。

 

仕上げってお化粧だから、小さいサイズならどうにかなるコトもある

半裁がぁってなったら無理ですけどね

 

タイコ染色に関しては温度とpHがキーポイントであって

温度は高くすれば染料や薬品の入りが良くなる傾向、高くなりすぎると革がダメになる

pHもしかり、大きく数値を振れば何かが起こりそうだけど、革がダメになりそう

 

少量で染色できる試験タイコっていうのがあるのですが、作りは量産のタイコのミニチュア版です

専門外ってのもあるけどスプレーを手塗りに置き換えるほど簡単では無いってのが結論

 

仕上げってフィーリングな部分が多いので、ためになる文献は少ない

染色加脂は特許絡みの文献がネット検索で見れるので興味がある人はググってどうぞー

 

 

見ただけ読んだだけ聞いただけで諦めるなら、そこまでだけど。

諦めるまでやり尽くすのも経験値だと思うし。

 

新しいコトは今までの普通をぶっ壊さないとね♪

 

 

つづく

 

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(そばにもしょうが。常にのんわさび

 

 

*ある日のRAMEN

 

 

今日は”芯通し”について書いていきます

 

伊勢の国からお問い合わせがありました

 

「猟師から廃棄する鹿原皮を譲り受け定期的に鞣しをしています…」

(ふぁ?鞣ししてるの??排水とか大丈夫なの???

 

「タンニン鞣しなのですが…」

(クロム鞣ししてるなら目ん玉が飛び出ちゃう

 

「芯通しをしたいのですがアドバイスをお願いします」

 

無理ですよ(即答

 

自分自身が知らないから。自称皮革用塗料の専門家なのですがー

 

”皮から革”は鞣し→染色加脂→仕上げ

大きく分けて3つ工程となっていて、わたくしの専攻は仕上げ

 

鞣しと染色加脂は水場と呼ばれていて

こんなタイコでグルングルンします↓↓

 

 

タンナー 鞣し 工場

 

鞣し→染色加脂と仕上げは別なのです

ということで専門外なのですぅ

 

ただ現場に出入りしてますし、見てきた聞いてきた情報はあります

 

問い合わせのあった芯通しというゴールについて

専門外だから即答したのではなく、タイコでグルングルンして温度とpHの管理はできますか?って聞くことが野暮だと思ったから無理だと即答しました

 

だってタイコでグルングルンできる設備があるならLizedに問い合わせなんてしないでしょ

水場の薬品メーカーに相談するでしょ

 

個人レベルの設備でできるなら藍染めみたくキット販売されるでしょうね

生成りの下地が自由に芯通しできるキット。。爆売れの予感。

ニッチだけどハマる人には最高な大人の自由研究かも

 

しかーし、排水の問題があるし。個人がフグを調理するぐらい壁高いですね((´∀`))ケラケラ

 

染色加脂って言葉の通り、染色して加脂します

芯通し=染色ができても加脂の工程で詰みますね

 

手でモミモミしながら温度とpHの管理して、タイコでグルングルンと同じくらい頑張れませんよね?

 

タンニン鞣しの芯通しってクロムやコンビに比べて簡単ではありません

特にタンニンがばっちり決まっている繊維には染料が入りにくいのです

 

タイコの負荷で染色して1時間はグルングルンするので、代わりに手でモミモミするなら何時間だろうか…

漬け込みでは根本的にも本質的にも代用にはならない

温度とpHの管理できないし。。

 

 

仕上げと同様に染色加脂においての薬品の配合と工程は重要です

 

仕上げ剤は塗るので塗料となりますが、鞣しや染色加脂は塗らいないので薬品って呼ばれます

仕上げ剤も薬品って括られる時もありますけど、わたくしは塗料屋です( ー`дー´)キリッ

 

 

家庭用ドラム式洗濯機を捧げるぐらいの覚悟があっても難しいです

バケツでジャバジャバするレベルでは絶対に芯通しできませんからね

 

芯通しというか、しっかりタイコ染色した革でも色落ちのリスクがあります

色濃いスエードやベロアは色落ちや色移りがしやすいですよね?

言い回しがムズイなぁ。。色落ちする可能性があるのは分かりますよね?

 

0.5mmぐらいの極薄の革なら、ほんのり芯通しできるかもしれませんね

しかし、ゴワゴワしてしまいそうですが。

 

自己流で鞣して染色して加脂して。そして仕上げもして。

世の中に出回っている革の耐久性はさておきで、完全なオリジナルレザーを目指すなら否定はしませんが仕上げ以外については応援はしていません笑

 

そんなスタンスなのはお許しを。

 

 

つづく

 

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(揚げたては何でもウマい

 

 

 

 

今日は”着色剤としてのエッジカバー”について書いていきます

 

顔料と染料の話になるとね

染料は下地からの足し算になります

そして透明感は表現できるけど、基本的には足し算しかできないから塗り重ねれば最後には黒になる

引き算なんて知らない=戻れない染色方法ですね

 

では顔料の立場は?

 

皮革という素材に対して耐久性を求めると答えは顔料なのです

染料って鮮やかさだけ。

ただね、その鮮やかさが魔力であって個性が出しやすい

 

顔料は正直であって、データ取っておけば再現性があるのが特徴

 

染料は退色が避けられません

下地が紫外線などで焼けてしまえば、その焼けた色合いが足し算されます

それと同時に紫外線によって染料は色褪せます

 

染料が薄くなって、下地が濃くなるのが普通。

 

顔料は染料ほどの退色のリスクは少なめ

少なめであってゼロではない

 

顔料と樹脂には変色=黄変リスクがある(原理が違うから染料には無いけど

特に白やベージュなどの淡色が黄変リスクがあります

 

顔料ってペンキってイメージしますけど、皮革用の顔料にはあてはまらないかな。

 

顔料の使い方=塗料の配合と工程、そして塗装する方法によって。

染料までとはいかなくても、染料のような、顔料っぽくない表現が可能なのです

 

染料と顔料のメリットとデメリットを理解した上で使い分ける

そして混ぜ合わせて使う

 

エッジカバー各色+レンカラー

NCラッカートップ+NCピグメント+レンカラー・ダイカラー

 

タイコ染色やスプレー染色の2工程を除けば染料だけで着色するコトは滅多にない

染料使用禁止の自動車や家具や運動靴向けなどの量産系以外で顔料だけで着色するコトは滅多にない

 

世の中に出回っている革は染料と顔料の配合と工程の組み合わせだと覚えておいてください

だから染料だけ、顔料だけではそれらの革には及ばないのです

 

でもね、聞いた情報だけでいきなり染料と顔料を混ぜて塗装するってハードル高いと思います

まずは染料を塗ってから顔料を薄く塗ってみてはいかがでしょうか?

染料だけで、顔料だけの塗装結果との違いを確認してみましょう

 

例えば生成りのコバ面を青にするとして、染料だけ・顔料だけ・染料から顔料

そして染料から染料+顔料。

それらを比べてみて仕上がり感と工程のバランスを自分なりに評価してみる

 

エッジカバーは単独使用で塗膜割れと色落ちのリスクが低く

自己評価で言い過ぎ感もありますが…というより他社品を触ったことないので。

耐久性を兼ね揃えたコバにも銀面にもいける万能型の顔料なのは間違いないっ

 

革に対しての着色剤の選択肢として染料と顔料の2つは持っていた方が良いですよという話

 

知識だけでもあれば、色が合わない時に。

あー、染料だけじゃ無理かぁ。とか顔料だけじゃ無理だぁ。

ってとりあえず気付くコトが大切ですね

 

 

つづく

 

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(夏が終わるぅ

 

 

*ある日のそうめん

 

 

今日は”防汚と浸透”について書いていきます

 

本題の前に若い時って後先を考えずに突っ走れる

とても分かる年代になりました。

 

物事の考え方というか、立ち止まれる余裕というか

いまだに突っ走りますけどね、寝る前に振り替えれる冷静さというか

 

何を言いたいのか?という感じですけどね

新しいことをする時に、じゃあ反対というか逆というか対抗というか

自分にとっての対義語ではないけどライバルを見つけてしまう癖がある

決めつけて一人で論破しようとする。。相手がいないで論破ってww

 

納得とういか、背中を押すきっかけというか

 

全く同じモノを目指すならゴールは見えている

そんな瞬間は多そうで少ないですよね

 

何か条件が違えば、ゴールは変わるわけで

そう考えるとだいたい新しいコトになる

 

革に対しての防汚

 

艶を出すとか消すだけじゃ、こんなにマーケットに響かなかっただろう(結果論

 

Lizedの代名詞の1つであるウレタントップ各種(4兄弟

 

 

 

トップコートに求めるSPECって、まずは見た目の艶感だと思うのね

防汚という視点でトップコートとしての新たな立ち位置を見つけちゃったって感じ

 

なぜ他人事のような表現なのか?

 

それはそのうち書き殴ります、ウレタントップの歴史として。

誕生秘話の意図と認知された理由が全く嚙み合わない過去の話です

 

さてさて本題はどこいった?って感じなので

ここから本気で書き殴りますっ

 

汚れが付かないようにする=革の浸透を止めてケアワックスがのりやすい状態にする

常にケアワックスがのりやすいなら、少々の雨や汚れには耐えられる

 

防汚するなら浸透を調整する=汚れる要因は吸い込むからという決めつけ。

 

吸い込みを止める方法はざっくり2つ

 

先に何かを革に浸透させる=簡単に蒸発するような水は除外。

そうするとオイルとかワックスになりますね

 

これも1つの答え。ただ濃色にしか通用しない

明るくて鮮やかな色合いだと色濃くなって残念になる

黒などならケアワックスたっぷりで防汚って考えもありかな

 

そうするとコーティングという選択肢

こってり塗膜だと革本来の質感が損なう時もある

薄い膜で革の浸透を止める…現代の最強樹脂ウレタン一択ですね

(もっと強い樹脂はありますが柔軟性や加工時の温度が革に対してNGです

 

あ、撥水剤って考えもあるけど。

某フライパンのような撥水加工は革には不可能です

高温で焼き付けするよな加工をしているようなので、100℃ほどではできないのです

そうするとふわっとのってるだけで短命です

ゴシゴシしたら取れちゃいますからね

 

革をれをぎたいなら、コーティングする選択肢

コーティングしたっていう質感を抑えて、自然な艶感

艶出ししたいなら浸透を止めた後にケアワックスで磨けば出るわけで

 

そうするとね、トップコートって艶ありグロスがスタンダードで。

消したいならマットを選ぶか、混ぜるという普通が変わるのです

 

革の質感を損なわない防汚の為に艶消しマット

艶を出したいなら後から艶出しすれば良い

 

防汚=艶消しというより塗ったかどうか分からない

これが正解であって普通になりつつある

 

コーティングするから艶出るとか古い。。

革だから色が落ちるとかぁ

顔料だから塗装感がぁ

 

とっても自己中心的な化石だね(・∀・)ワロタ

 

この時代に発信って自由だと思うのね

それを受け取る側がしっかりしないと革自体の価値を下げるんじゃないかな

 

革だからしようがないとかやめようね

その革は合わなかった、結果的に選んだ自分が悪かったが正しい

 

革だから汚れる=経年変化って古いと思うのね

汚れじゃない経年変化が正しい

 

あ、汚れを含めた経年変化ってのもあるのかぁ。。。

てか、それって汚れでしょ?(´・ω・)ン?

 

とりあえずウレタントップマットを薄く塗ってから話をしようか(結論

 

 

つづく。

 

 

 

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