革の仕上げ_アニリン編 | 皮革用塗料の専門家

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(素麺最高☆

 

 

 

*なんとなくアニリンのイメージです

 

 

今日は”革の仕上げ”について書いていきます

 

今回のテーマはアニリンとなっているので、は今後の継続ネタの前兆

このあとにはセミアニリンと顔料と素上げが待ち構えていますよ♪

 

アニリン仕上げは、色々な定義がある

前回のテーマだったエナメルよりも曖昧な表現である

 

エナメルについては、過去ブログをどうぞ↓↓

 

 

 

 

アニリン仕上げは、塗料屋視点でも、ちとややこしい

日本語だと染料仕上げとか水染めが同意義かな、韓国ではAnilin表記で通じる

 

基本的には、使用している着色剤の話とその見た目を表す言葉なだけであって

使われている塗料やそれらの工程を縛る言葉でもない

 

ようするに「アニリン」という特別な塗料があるわけでも、「アニリン」という工程があるわけでもありません

もちろん「アニリン」専用塗料もない

 

私の定義では↓↓

・顔料は使用せずに着色剤は染料のみ

・染料を配合したバインダー・ラッカーの塗装膜が形成されていること

・塗装膜がない染料仕上げはアニリン仕上げには含めない

 

これら塗料配合と工程を基準にする定義

 

スプレー染色だけで着色してトップコートしてもアニリン仕上げではない

下地の色が完璧で一切着色剤を使わずに仕上げたのもアニリン仕上げではない

(スプレー染色・・・下地に染料だけで染める工程)

 

もっと踏み入った定義になると、アニリン仕上げは見た目の話

 

染料だけしか使っていなくても、アニリン仕上げに見えなければ意味がない

擦れだらけの、色も整っていなければ、染料だけで仕上げするなよってなるからね

アニリンらしい透明感がないと、着色剤は染料だけってだけでは意味がない

 

オイル系とかプルアップ系も、一般的には顔料は使用せず、染料だけで仕上げるけど

それをアニリン仕上げとは呼ばずに、オイルレザーやプルアップレザーに括られる

 

なので、売っている革や革製品に明記されているアニリン仕上げは、結局見た目の話になる

 

ほぼ塗装をしていないのが素上げ(だから汚れやすい

染料だけで仕上げ塗装をしたのがアニリン(だから変色しやすい

染料と顔料を配合と工程で組み合わせたのがセミアニリン(まあまあ強い

顔料だけなのが顔料仕上げ(強くないと意味がない

 

アニリンにしても他の基準にしても定義は厳密ではない

顔料の含有試験があるわけではなく、タンナーやメーカー、革問屋の自己申告なんだよね

 

レザークラフターが革を買う時に、アニリン仕上げだから買おうってならないだろうから

「へぇー、そうなんですね」くらいのお話ですね

 

ブランドリペアをする際は、アニリン仕上げと明記されていれば、それはヒントになる

顔料ばっちりで直したら質感が変わってしまうので、染料を中心に考えないと火傷するかもって言うお話

 

 

深く革の仕上げを知りたい方には対面イベントをオススメしています↓↓

 

 

 

つづく

 

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