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皮革用塗料の専門家Lizedのりうです
(くうねるあそぶ
*ビフォーアフターのビフォー。
今日は”調色”について書いていきます
今までで1番短い題名かしら?2文字だしね。
調色(ちょうしょく) 色を混ぜ合わせて狙って色を作るコト
マンセル値とかCMYKとか聞いたことありますかね??
色見本帳としてはPANTONEとDIC COLORが革業界だとメジャー
PANTONEはテキスタイルというよりファッション目線
なのでブランドやメーカーからの希望サンプルに多く見られます
DIC COLORは塗料屋の視点かな
スマホのアプリがあって便利です
興味のある方は「DIC カラーガイド」で検索してみてくださいね
さてさて調色ですが、りうの経験から気付いたコツがあります
調色がうまくできない人や新たに挑戦したい人は参考にしてくださいませ
とりあえず顔料を前提に書き殴りますっ
まず難しくは考えないでください(それがコツか?w
対象の色をパッと見て、色の名前を思い浮かべてください
紫なら赤+青
ベージュなら白+黄+茶
割合は別にして、だいたい使う色が分かりますね
これは革の知識ではなく、単純な色の足し算です
1つめのコツ…なるべく少ない色数
CMYK=シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックに縛られず
白と黒を含まずに3色以内で使う色を決める
*ビフォーアフターのアフター。
この色ならオレンジとイエローとホワイトかな
無理にシアンを考える必要ないし、マゼンダから攻める必要もない
Lizedでは色展開しているから甘えていいのですよ(⊙ꇴ⊙)
2つめのコツ…危険な色を察知する
例えばベージュだと、オーカーとブラウンにホワイト、くすみにブラック
この場合はブラウンとブラックが危険な色ですっ
過剰に入れてしまったら、想定以上の量になってしまう
(やっちまったら捨てた方が経済的
3つめのコツ…安全な色から混ぜていく
危険な色は後から少しづつ混ぜる
大事なのは慣れであって場数です
イメージとしては目標とする色目の少し手前
ベージュで言えばホワイトを多めで淡めで、そこからブラウンとブラックを足して近づけていく
行き過ぎた色=濃い目から戻すのは大変です
顔料だけでは発色が足りないなって感じたら、染料を少しだけ混ぜるのもアリ
隠し味的に数滴でも効果あります
エッジカバーであればレンカラー
NCラッカーピグメントならレンカラーでもダイカラーでもOK
コバ塗りは別として、顔料の塗布はスプレーを推奨
吸い込みがあって細かい凹凸があるのが革
浸透性のある染料と違って、顔料を手塗りや刷毛塗りするのは無理があります
顔料はコーティング感が強いとか、仕上がり感が好きじゃないとか。
その革に合った塗料の配合と塗装方法を組み合わせれば
「そんなことないですよ」と大きな声で言いたい!
つづく。
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