( 追記 : こちらは閉店になりました )
故宮を参観した後にたびたび一休みするのは4階の「三希堂」。
まだブログに書いていなかったようですので
改めまして。
「三希堂」とは・・
清の乾隆帝が
王羲之の 「快雪時晴帖」
王献之(王羲之の七男)の 「中秋帖」
王珣の 「伯遠帖」の三つを
三希(稀に見るほどの三つのもの)と名づけ
これを鑑賞するために
紫禁城の養心殿西暖閣に「三希堂」を造ったことに由来するそうです。
広くゆったりとした店内はいつも比較的空いていますし、落ち着きます
ちょっと頭の中を整理しながら
一休みしてまた参観するも良し
帰路に着くも良し。
この日飲んだのは蓮心茶です。
あの「宮廷の諍い女」にも登場していましたね
蓮心味苦性寒
能治心熱
有清心
安撫煩躁和祛火气的效用
(心を落ち着かせ、のぼせを抑える・・・)とか。。。
お茶請けに選んだのは
松子養生緑豆皇(松の実入りの緑豆糕)
紅豆養生緑豆皇(小豆入りの緑豆糕)
丹桂芋泥(タロイモケーキ)
サービス料はつきません。
そうこうしている内に、外は大雨になりました。
他の烏龍茶なども紫砂壺や蓋碗でサービスされて雰囲気はいいです。
敢えて欲を言えば
120~160元という料金設定で致し方ないのかもしれませんが
折角雰囲気の良いところなのですから
(それに、なんと言っても故宮なのですから)
もっとグレードの高いお茶を出してくれることを期待したいです。