以前、北京語のテキストに書かれていて知った「紅樓夢(Hong2 lou2 meng4)」
ずっと読んでみたいと思ってはいたものの
訳本でも12巻もあるし・・ということで
そのまま先延ばしになっていた中国長編白話小説。
清朝中期、曹雪芹によって書かれ
「三国志」「水滸伝」「西遊記」とともに
「四大名著」の1つに数えられているものの
日本での馴染みは今一つ。
日本の「源氏物語」と比較されていたり
はたまた「冬のソナタ」とも・・・
伊藤漱平氏の訳本を選んでみました。
あらすじは省略しますが
主人公の賈宝玉、林黛玉と薛寶釵三人の恋愛物語であると同時に
18世紀前半の中国封建社会の腐敗と没落生活が描かれ
美しい言語、構成の藝術性が
今なお多くの人々を引きつけているということです。
それにしても、登場人物が多いので
人物表を行ったり来たり・・・