朝一番にルーヴル美術館へ。
まずはやっぱり「モナリザ」「サモトラケのニケ」「ミロのヴィーナス」
その後は観たいものを効率よくまわれるようにと
裏技の「はやまわり」なる攻略本?も買ったし・・・
リヴォリ通り99番地のカルーゼルの入り口から入ったまではいいのだけれど
「館内の地図って合っているの?」とつい愚痴も言いたくなる。
結局、館内ルートマップも攻略本?も全然当てにならないことが分かり
夫に丸投げ状態で(夫は方向感覚が鋭い)見て廻る。
美術館で方向感覚が必要ってどうなの~?
このウジェーヌ・ドラクロワ(1798~1863)の「民衆を導く自由の女神」
台湾に来るずっと以前、いつだったか・・・上野の西洋美術館で観た事があります。
この一枚の絵だけの展示だったのですが
すごい人出だったことだけが印象に残っています。
そして自由の女神の三色旗をもつ右腕の力強さと。
しかし、こうしてゆっくりと観てみると(この辺りの部屋は空いています)
紛れもなくこれは戦いの場面。
七月革命における市街戦の様子が描かれています。
自由を求めて闘う市民の姿
そして重なる屍
背後で闘う人々のいでたちなどをみるとき
(階級によって帽子が違っている・・・)
随分と印象が違いました。。。
「ミロのヴィーナス」のヴィーナスの胸と
自由の女神の胸が似ているっていうけどどうでしょうか?
似ていると思いますか?
そして、ヨハネス・フェルメール(1632~75)の「天文学者」
光の表現が見事だと言われていますね。
現存するフェルメールの作品で最小といわれている「レースを編む女」
晩年に描かれたこの絵は
細部における質感の描き方が前者よりも大まかとも言われていますが・・・
あ~、書いているときりがありませんね~。
いい加減にしないと
オルセー美術館や改装が終わったオランジュリー美術館は
写真撮影が禁止でしたが
ここは、フラッシュなしで撮影可能でしたので
いろいろ撮ってきました。
館内がとても明るいので目の疲れが違います。
(日本では館内がとても暗いですよね)
ず~っと観ていたかったです(広くて歩き疲れましたが・・・)
大分ゆっくりしたつもりでしたが
本当に時間が足りません。
複雑な館内も”また次回~”というお誘いなのでしょう。
「カフェ・リシュリュー」で一休み。