これはファンタジーですね。
気楽に観光PR映画として観るといいと思います。
そういえば、2008年には「F4」が台湾の観光大使を務めていましたし
周渝民(ヴィック・チョウ)効果有りだったのではないでしょうか。
映像も、京都や台湾らしい街並みが独特の雰囲気をだしていましたね。
知っているお茶やさんや茶藝館がいくつかさりげなく映っていましたし
永康街も舞台になっていました。
お茶も陳年烏龍茶や東方美人茶とか
いささか乱暴に思えるお茶の淹れ方もありましたが
お茶を淹れるシーンがたくさん出てきたので
「あのお店の茶器だ~」なんて思う場面もあったり
茶器を含めて楽しめました。
最後の闘茶の場面
お茶の歴史を知ってから
淹れるお茶、茶道具(茶筅、茶碗や茶たくにも注目)などをみると
より面白いと思います。
でも話の流れや結末が今一つで
折角の女優・張鈞甯(チャン・チュンニン)も訳がわからず
(謎の美女・・というこれも役柄だからしょうがないのか)
お茶に興味がない方にとっては飽きてしまうかもしれませんが
己と向き合うこと。
闘うべき相手は自分自身。
という最後の言葉は印象に残りました。
台湾にいらしたことがある方は
見覚えのある場所を思い出しながら観るのも楽しいと思います。
さあ、お茶タイムとしますか。