中国茶を通して
学生時代に歴史や古典の授業で学んだ文人・書家の人となりを
改めて深く掘り下げて知りたいという気持ちになったのは事実。
今回の特別展は書と絵画が充実していて
これ程のものが一堂に展示されることはそうは無いとのこと
そしてそれらの作品を全て実際に目にすることが出来るのだから
今こうして台北で生活していることに感謝!
さて、墨の香りが漂ってくるかのような作品の後は
絵画のコーナーに。
これまた個人的に
藝術的観点からではなくあくまで中国茶~ということで
「大観茶論」を書き茶文化を広めた北宋8代皇帝徽宗の「臘梅山禽図」
これは第一期の故宮チケットの図案に使われていましたよね。
左下部分には瘦金体の文字で詩が書かれていています。
藝術皇帝徽宗の絵画は他にも「池塘秋晩図(巻)」
徽宗は絵画を単に絵を描く事ではなく
そこに藝術性を求め、画家の地位の向上を図ったということが
宋以降優れた画家を生み出す事にもなったと言われています。
その文治政治のため、国を滅ぼすことにもなったというのは有名な話。
12月3日~1月3日の第三期では
徽宗の描いた「文會図(軸)」が展示予定ですからお茶好きさん必見です。
文人が集まって茶を飲み詩を吟じて興する様子が描かれています。
その傍らに描かれているお茶の準備をする人たちの様子を見ることで
当時のお茶の淹れ方が分かります
また「唐人宮楽図(軸)」も第三期に登場です。
後宮の后妃10人が大きな方卓を囲んで座り
茶を飲み、楽しげに酒を酌み交わす様子が描かれています。
お茶好きさんは見逃せませんね。
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