(野球観戦47) 8/23 高校野球選手権大会決勝戦 | げんばえにっき。

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つれづれなるままに。

ちょうど休みが取れたので、高校野球の決勝戦に行って参りました。

夏の決勝に行くのは、8年前の作新学院vs北海以来でしょうか。今井達也が優勝投手になったやつ。



対戦表の文字の大きさが、決勝戦の特別感を表していて好きですね。


決勝戦は1試合なのに、入場料金は通常通り内野3〜4千円ほどしてしまうので、

ディフェンス重視の両校なら、ロースコアで2時間ほどで試合が終わるやろ、と外野席を選択。



スタメン。
京都国際はエースの中崎琉生、
関東第一は二枚看板の片割れである畠中鉄心、
ともに、今大会を席巻した「球質に個性がある左腕」が先発登板。


今大会限定のクラシックアサヒで乾杯。
アサヒの割には味がしっかりしていて、個人的に好きだったりします。阪神戦でも売ってくれ。


統制の取れた関東第一のアルプスと、
良い意味で雑然とした京都国際のアルプスとの応酬も楽しみつつ。

試合は、関東第一が素晴らしいディフェンスでピンチを切り抜けつつ作り上げようとする「良い流れ」を、
中崎くんが圧倒的なピッチングでことごとく断ち切る形で、両校無得点のまま終盤まで行っちゃった印象。

相手の穴を突いて広げようとする走塁も素晴らしいし、
取れそうなアウトをしっかり取って、崩れそうな局面でも踏ん張る守備も素晴らしい、レベルの高い試合でした。
深めの打球でキッチリとカットマンに返すプレーなんて、プロでも出来ていないところあるぞ←


両校とも勝ち越しの大チャンスだった9回表裏の攻防が無得点に終わり、
史上初の「決勝戦タイブレーク」へと突入。
ちなみに個人的にはタイブレーク大賛成ですよ。ちゃんと前提を崩さないまま野球で決着が付くので。

10回表、京都国際は2番手投手の西村くんが代打で登場してヒットを放ち、無死満塁とすると、
押し出し四球と犠牲フライで2点を勝ち越し。
さらに一死満塁で4番・藤本くん、という崩壊の大ピンチはなんとか切り抜けた関東第一は、
裏の攻撃でエラー絡みで1点を返し、さらに一死満塁で2番に回る逆転サヨナラのチャンスを作ったけど、
西村くんは三塁走者を還すことなく後続を切って、京都国際がギリギリでの逃げ切りに成功。


京都国際さん、優勝おめでとう。

巡り合わせで秋季大会でも春季大会でも見てきたチームだったけど、やっぱり強かったっす。

組織力が物を言う大会とは言っても、個のスペックという土台があるならそれに越したことは無いという。


ちなみに、話題の校歌に関してはどうでもいいっす。

それ野球と関係ないし。