(野球観戦27) 6/7 広島東洋vs千葉ロッテ@広島 | げんばえにっき。

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つれづれなるままに。

由宇から広島に戻り、マツダスタジアムへ。


 
西日がキツい。
 
今回のチケットはカープの公式で買ったのですが、
平日の日中は仕事で不在なので、そうこうしてる間にカープ球団の方にチケットが戻ってしまい、
チケット売り場の関係者窓口で、送料を追加で払ってチケットを引き取ることに。
 
みんなも気をつけようね☆
 


(千葉ロッテマリーンズ) 
1.SS 友杉篤輝 2.RF 角中勝也 3.CF 髙部瑛斗 4.LF ポランコ 5.C 佐藤都志也 6.3B 中村奨吾 7.1B 安田尚憲 8.2B 小川龍成 9.P 美馬学

 

(広島東洋カープ) 
1.CF 秋山翔吾 2.RF 野間峻祥 3.3B 小園海斗 4.LF 末包昇大 5.1B 田中広輔 6.2B 菊池涼介 7.SS 矢野雅哉 8.C 會澤翼 9.P 大瀬良大地
 
 
アライさんと吉井さん。
嵐の前のナントヤラ。
 
この日はビジター席で応援。
例の離れ小島を黒い人々が占拠している状態の中で、チラホラとカープファンがいたけど、
これは離れ小島の1/3はミックスパフォーマンス席のようなもので、ビジター指定ではないんですよね。
自分はその境界近くにいたけど、特にトラブルも無く共存できていて(階段でコケた人の巻き込み事故を除く←)
ネット裏2階には"自由席"もあるし、席割りに前時代の匂いが残る最後の球場なんでしょうね、ここ。
 
 
さて、先発の美馬さんは球数を多く消費しながら丁寧に躱し続けるピッチング。
その辺は、結果的に大記録を達成した大瀬良と同じ印象を持ってました。まあ出力はだいぶ違うけど。
ただ、土のグラウンドに不慣れな内野陣にエラーが続出してしまい、そこは大いに影響があったかと。
仕方ないものもあるけど、3回が終わった時点で4エラーは流石に酷い。

4回の挟殺プレーも、結果的にはアウトにできたけど、練習を疑うほどぎこちなかったし。

 
そのエラーをキッカケにしたピンチをギリギリで凌ぎ続け、なんとか3回までは無失点で来たけど、
直後の4回表は、外野3人で構成された上位打線が僅か7球で攻撃終了。
休む間もなくマウンドに戻った美馬さんは、4回裏もピンチを背負いながら2アウトまで来たけど、
野間にライト線へ運ばれて2失点し、この回限りで降板。美馬さん可哀想。
 
で、寄って集って美馬に負担を掛けまくった野手陣は、
一巡目こそ球数を稼いで隙を伺う攻撃をしていたけど、二巡目からはサクサクと凡打凡退の山。
守れないのなら、せめて打って欲しかったのですが←

 

 
ズムスタのライト後方に設置されたミストを思い切り稼働させる「大雲海イベント」だそうです。
 
ただ、唐突にスタンドが白い靄に包まれたのを見て、
2005年日本シリーズの濃霧コールドを思い出したロッテファンも多いのでは...
ってか、あの試合現地だった俺はそう。
ちなみにあの近辺はこのイベントの影響で床がビチャビチャでした。それはそうよね。
 
自分はスピードガンなどでスコアボードを頻繁に見るので、6回くらいには「あれ?」となったけど、
まだ2点差だし、その時点ではそこまで現実味が無かったのですが、
その6回の裏に、中村稔弥が四球で溜めた走者を小園に一掃されて、勝ちが厳しくなってから、
ひょっとして...くらいには考え始めた次第です。

 

 
来たる大記録に備えて、祝杯準備ヨシ。
4点差ならそんなノリで良いでしょう。
 
大瀬良本人は試合後に「9回になって"気付いた"」と言っていたけど、
球場の雰囲気も、8回の途中くらいから徐々にカープファンのボルテージが上がったくらいなので、そんなもんだと思いますよ。
カープファンの会話だと、奪三振が少なくて与四球が多かったから、凄さを実感できなかったらしい。
 
 
そして最終回。
走者が出ればチャンスで上位に回る打順ながら、サクサクとツーアウトを取られて「あと一人」。
ここから角中が粘りに粘って四球を選び、続く髙部もストレートの四球で出塁。
「二死一二塁でポランコ」という望み通りの形になったけど、ホームランが出ても追いつくわけでもなく。
むしろカープファンの声援の方が凄かった印象がありますね、この場面。
 
その願いが届いたのか、ポランコはポーンとライトに打ち上げ、野間が捕ってゲームセット。
一塁ベンチから水を持った選手たちがマウンドに殺到して、サヨナラ勝ちみたいだなーと眺めてました。
 
悔しいよりも、ナイスピッチングおめでとうって感じでしたね、自分も周りも。
大瀬良のヒーローインタビューを見てた人も結構いたし。
味方は不甲斐ねえなーとは思うけども、敵を讃える心とはまた別のお話っすね。
 
初めて見た大記録の感想は、そんな感じです。
 
 
千葉ロッテ=000 000 000 = 0
広島東洋==000 202 00x = 4
(M) ●美馬学(1-4)→横山陸人(5)→中村稔弥(6-7)→東妻勇輔(8)
(C) ◯大瀬良大地(完投/ノーヒットノーラン)
 
 
球場から広島駅へと続く、カープロードを通って宿に帰るヲタク、というより落ち武者。
壁にたくさんプリントされた、新井さん達に見下されながらの帰路でしたが、
アライさんの人柄ゆえか、煽られている気分にはならない不思議。