(Rugby) 3/9 クボタSvsトヨタV | げんばえにっき。

げんばえにっき。

つれづれなるままに。

先週、神戸製鋼の赤にジャックされた花園ラグビー場。

翌週は、クボタのオレンジにジャックされていました。


そこに2週連続で付き合わされる、トヨタ・ヴェルブリッツさんとは一体何なのか。



謎の生物のモニュメントが堂々と鎮座。
敷地に入った瞬間から、日本珍百景への登録待ったなし。


ディフェンディング・チャンピオンではあるんだけど、
故障者多発から今ひとつ勝ち星が伸びないクボタさん。

この日は大阪の各工場から動員を掛けていたようですが、羨ましいかと言われればそうでもなく。
好きで寛げる空間に仕事で行くの、自分ならイヤだなぁ。

あ、弁当は羨ましい(食い意地


スタメン。

木田くんもスタメンでしたが、割と速い時間帯で負傷退場してしまいました。
腕の押さえ方から見て、良くて脱臼、悪ければ骨折してそうなんですけど...。

余談ですが、スタジアムDJが従来からある反則の説明だけでなく、
映像判定とかでレフェリーが何を見ているのか、という説明もちゃんとやってたのが地味に推せますね。
スピアーズさんは江戸川でもそうなのでしょうか。
状況の共有というか透明性というか、テレビが現地に圧倒的に勝っていた部分なので、
ここがクリアになるなら、もっとスタジアムに足を運ぼうと思わされるような、大事なことじゃないですかね。


前節の神戸戦では、終盤に突き離されたものの、途中までは良い戦いぶりをしていたヴェルブリッツさん。
この日の前半も攻める流れが少ない中で、スピアーズの攻勢によく耐えて、最少失点で切り抜けた印象。
特に姫野を中心とした接点での頑張りが出色で、何度もスピアーズのチャンスの芽を摘み取っていました。

また、主にキックでスピアーズのディフェンスラインを揺さぶり続けたバレットと、
視野の広さと速くて距離のあるパスで味方を動かす岸岡の、両スタンドオフの見せ場も多かったですし。


前半を7−8で凌いだヴェルブリッツは、後半開始早々から逆襲。
バレットのショートパントから、抜け出した高橋のノーホイッスルトライで逆転に成功。
さらに彦坂のキックチャージからのトライという事故まで発生して、セーフティリードまで突き離す。

その後は何度か追い上げられては取り返しつつ、8点差をキープして終盤まで持ち込み、
終了間際にはバレットのPG成功でトドメを刺すことにも成功。
あとはラックサイドでも突き続けて1分ほど時を稼げば、
順位争いで競っているスピアーズにボーナスポイントを与えず終われる...

はずだったのですが。


残り2秒のところでノットリリースの反則を取られ、
あとはスピアーズお得意の「ラインアウト→モール」でトライを奪われ、
勝ちはしたけどボーナスポイントを分捕られてしまうという、ある意味ヴェルブリッツらしいオチを付けてしまいました。
愛嬌っちゃそうですけども。

スミスと替わって出た福田が負傷してしまい、センターのローレンスがハーフを務める不運もあったので、
ヴェルブリッツは勝ちきれただけでも大したもの、とも言えると思いますが。

ヴェルブリッツは後ろが安定していたのもあるし、
スピアーズがFWのラインを押し出すようなキックをあまりしてこないので、
(そういう意味で、岸岡もよくやってるけど、フォーリーやファンデンヒーファーの離脱が痛い)
その分だけヴェルブリッツが前に押し出せたし、それがスピアーズに効いたという印象ですかね。

ええあくまで印象論ですが。


【トヨタ 31−27 クボタ】のスコアを確認して、
次の現場へ向かうべく、ダッシュで東花園駅へと向かいました。