チェックはしていたものの、休日出勤に切り替わる可能性が高くて、半ば諦めていた土曜日。
結果的に休日セーブということで、サクッとチケットを取って尼崎に行ってきました。
前からバレーボールを観てみたいと言っていた、親父を連れて。
JTのホームゲームということで、エントランスには選手の等身大パネルがズラリ。
高身長のバレーボール選手の鉄板ネタだけど、ビギナー向けのコンテンツとして強いようで、
気付けば親父は、カースタ・ロウ選手(193cm)のパネルと記念撮影していました。行動力よ。
要介護マスコット・マーヴェりん君も相変わらずで。
転がって移動した方が早いのでは…?
残念だったのは、リーグ終盤戦ってことでパンフレットが売ってなかったこと。
まあパンフに載ってない内定選手も試合に出てる時期だし、それはしゃあない。
あとは、チームグッズの充実度が増していた気がするけど、来るべき流れを思えば良きことなのでしょう。
本日の座席。
コートを縦に見られる、選手の真後ろに当たる位置の席が、関係者オンリーになっていたのが残念。
この位置でもサーブボールの軌道の気持ち悪さは味わえるけど、
強いスパイクボールが向かってくる感覚は、あそこでしか味わえないので。
いきなり余談だけど、バレーボールってコートサイドに補助員が付くのですが、
(コートの汗拭き、タイムアウトでのモップ掛け、ボール回収、サーバーへのボール供給など)
その「システマティック」と呼べるほどの美しい仕事ぶりを眺めるのが好きで。
この日の補助員は中学生くらいだと思うのですが、渡すボールのバウンドの加減とか、
コートへ飛び出すスピードとタイミングとか、感心しきりで見てました。
意外と繊細なクオリティを求められる、大変な仕事よねー…って、
おっと、試合を見ないと。
第一試合は、JTとKUROBEとの対戦。
バック側の二階では、緑のハリセンが揺れたり選手名の大旗が複数翻ったりで大盛り上がり。
JTマーヴェラスさん、最近ようやく駅などでチームの広告が目立つようになったけど、
地元チームとして定着するようになればいいですね。球技DDの私もそう願っています。
試合は、序盤から終始優位に試合を進めたJTが、最初の2セットを連取。
第3セットはKUROBEが中盤まで6点リードする展開となったものの、JTが10点台後半から猛追。
そのまま逆転して、ストレートで勝ち切りました。地力の強さがゴリラやん(※褒めてます
第二試合は、デンソーと岡山との対戦。
『ホームゲーム』が終わって、半分ほどの客が居なくなった会場で、
某滝井高校と思しき集団による、岡山への応援声がひときわ目立っていました。
23-23→23-25
23-23→25-23
24-24→26-24
と、最終盤まで鍔迫り合いとなる展開が3セット続く大熱戦となるが、
うち2セットを取り切ったデンソーが、第4セットでは先行逃げ切りに成功して勝利。
少なくなった客が白熱するような激しい撃ち合いで、最後まで楽しめたけど、
戦法の品数の分だけ徐々に差が付いたかな、という印象。
その“品数”を支えたのがデンソーのネルマンで、
体勢やタイミングがズレても、何かしら打ち切れるところが凄いなー、なんてぼんやりと。
なお、この時期『少女ファイト』にハマっていたのですが、
それが活かされることは特にありませんでした←
バレー観戦ビギナーの親父ですが、
弁当を食うのを忘れる程度には楽しめたようで、それが何より良かったっす。