こんにちは。パーソナルトレーナーの青木です。
痩せたい・引き締めたい方に対してパーソナルトレーニングを実施していると
必ず食事の話題は欠かせない内容の一つです。
自身の施設では、栄養指導は別の枠を使って行う為
じっくり時間を作り、問診を実施。
現状の食事を書き出して評価と問題を抽出します。
ただ、指導中は時間の問題やお客様が実際に実行できるようにするまでの
アドバイスは難しい事もあります。
そんな時、シンプルで会員様も実践しやすい問題と提案があります。
それは、間食について。
痩せたい、引き締めたい方にとって間食が問題となる理由は
・消費する時間が短くなる
・消費出来るときに消費出来ない
・消費出来るときに吸収に働く
この様な、点があります。
実際、食事をした後は吸収・消化に2時間ほど掛かります。
具体的な例を挙げると
例えば、7時に朝食、12時に昼食、18時に夕食の方がいたとします。
この場合、
朝食を7時に摂取した場合、9時までは吸収・消化。
9時からいよいよ消費(代謝)モードに入ります。
昼飯を12時とるとしたら、9時から12時の3時間は消費(代謝)モードです。
同様に12時に摂取したら14時まで吸収・消化。
14時から夕飯の18時までの4時間は消費(代謝)モードです。
とすると、午前の3時間、午後の4時間で朝食から夕食までの時間で
7時間の消費(代謝)チャンスがある事がわかります。
ですが、ここで例えば、10時に間食をしたらどうなるでしょうか?
単純に、10時から2時間は又、吸収・消化モードに入ってしまいます。
同様に15時のおやつを食べたら…
15時~17時は吸収・消化モードです。
この、10時、15時の間食をした場合を
事前に上げた例に当てはめてみると
午前中、消費(代謝)は9時から10時の1時間のみ
午後は、14時から15時の1時間、17時から18時の1時間が消費(代謝)時間となります。
要は、間食を入れる事で朝食から夕食まで7時間あった消費(代謝)時間が
3時間しか消費(代謝)をする時間が無くなってしまう事になります。
1時間100kalを消費していたら、700kcalが300kcalの消費となり
1日400kcalの消費を損していると考えられるんです。
脂肪1㎏は8000kcalほどになりますので、すごく簡単に考えれば
400kcalの消費を20日存したら、脂肪燃焼を1㎏分損をしています。
又、別の考え方をすれば400kcalが摂取カロリーオーバーだった場合
20日で脂肪を1㎏分、身体に蓄積する事になります。
この様に考えると、何気なくしている間食の重要さを感じませんか?
実際、この様なお話をさせて頂くと
会員様自身は、間食に対する意識が向かいやすく
又、間食という事だけなのでカロリーや食べる食材などを気にすることがないため
すぐに実践をして頂けます。
更に、間食は今までお話しさせて頂いたような理由がありますので
体重の減少に意外と目に見える形で効果を出すことが多々あります。
会員様が出来る形で、めっちゃシンプル。
本当に大切だなと感じる事例です(*^-^*)