海外は糖質摂取が低いのに肥満が多いのは何故? | 『健康な身体作り』を提供するパーソナルトレーナーが感じたままのつぶやき

『健康な身体作り』を提供するパーソナルトレーナーが感じたままのつぶやき

静岡県にあるスポーツクラブボディデザイン・プランニングに所属アスレティックトレーナーが『健康な身体作り』を考え、トレーニング提供をしていく中で実際の現場で起きたことに感じたことや自分の考えなどをつぶやき記録していくブログ。

こんにちは。パーソナルトレーナーの青木です。

私たちジムにも、【痩せたい、引き締めたい】と

目的を持たれてお越しいただく方は多くいらっしゃいます。

 

痩せる(体重を落とす)となると、

私たちは食が9割、運動が1割とお伝えさえて頂きます。

これは、単純に消費以上のカロリーを食事からとっていたら

落ちるはずがないという点からです。

 

ただ、会員様と接していると

かなりの割合で多くみられる傾向に

糖質を制限するという考え方を持たれている方が多いという点があります。

 

これについては、

ダイエット = 食事制限 = 糖質制限 

の様に頭の中でイメージが作られるようになっている感もあります。

 

今回は、糖質制限がどうのこうのとういう話ではなく

面白いデータをご紹介します。

 

日本とアメリカの食事内容の割合を見てみると

 

〇摂取カロリー    日本 1915kcal アメリカ 2155kcal

〇糖質摂取量     日本 248.7g アメリカ 248g

〇脂質摂取量     日本 61.2g  アメリカ 88.2g

〇たんぱく質摂取量  日本 72.2g  アメリカ 81.9g

〇糖質エネルギー比率 日本 56.4%   アメリカ 47%

〇脂質エネルギー比率 日本 28.4%   アメリカ 36%

 

上記のような数値になっています。

この数値から、わかる事は

 

・糖質の摂取量が日本、アメリカと変わらない事

・脂質の摂取量がアメリカの方が多い事

・エネルギー比率でみると、日本の方が糖質の摂取が多い事

 

この様な事がわかります。

アメリカの食生活の方が実は低糖質なんです。

なのに、肥満傾向はアメリカの方が多い。

 

ようは、肥満の原因は糖質よりも脂質の方が重要視しなければならない事がわかります。

ただ、糖質制限をすれば痩せると思っていた方にとっては驚かれるのではないでしょうか?

 

正しい情報を集めて、自身に必要な事を見極める事

本当に大切ですよね。