こんにちは音符

 
ご来訪ありがとうございますイエローハーツ
 
 
看取りに惹かれる看護師
 
最期の寄り添い人になりたい
 
長谷川歩美です口笛
 
 
 
昨日、私が受講しているナチュラルブランディング実践カレッジの最終講義でした。
 
 
この三か月、私は何をしたいのか迷って立ち止まってばかりいた。
 
できない理由は言い訳は、挙げればキリがない。
 
でも、私はやっぱり、ビジネスとして形にして、必要な人に届けたい想いがある。
 
迷いはまだまだあるけれど、
 
動きながら迷ってみることにしました。
 
私が形にしたい想い、
 
それを語る上で外すことのできないストーリーがあって、
 
まずは、そのストーリーを私の記憶のために残しておこうと思います。
 
長くなりそうだから何話かに続くかもしれませんが、よければお付き合いくださいドキドキ
 
 
忘れられない人との出会い
 
2020年9月
 
一人の患者さんが入院してきた。
 
肝硬変の末期で、臨月の妊婦のようにお腹が膨らんでしまっている。
 
お腹に水が溜まってしまう、腹水という症状。
 
お腹が膨らみすぎて、息をするのも、動くのも苦しい。
 
その腹水を少しでも減らすために、点滴治療を行うための入院だった。
 
だけど、点滴をしても一気に水が減る訳ではない。
 
薬の効き方にも個人差がある。
 
お腹の大きさはあまり変わらないのに、
 
みるみるうちに元気は無くなっていくのが分かる。
 
 
その人の口から、
 
「やっぱり家に帰りたいなぁ」という言葉が出るようになった。
 
家に帰って何をしたい?と聞くと
 
「犬に会いたい。俺が名前を付けたんや。」
 
それから、一日に何度かその言葉を聞くようになった。
 
 
 
奥さんに、本人が家に帰りたがっていることを話してみた。
 
奥さんの気持ちは
 
「帰りたいのなら帰らせてあげたい。でも、私も膝が悪くて介護はできない。
 
それに、何かあったら怖い。」
 
奥さんと二人暮らしであるこの方にとって、これが現実。
 
どんなに帰りたい、帰してあげたい気持ちがあったとしても
 
受け入れる家族が首を縦に振らなければ
 
それは実現しない。
 
そのために介護保険のサービスなどがあるんですけどねひらめき電球
 
 
 
私は奥さんの言葉を聞いて
 
自分である程度動けるうちなら、自宅へ帰れる
 
という意味だと判断した。
 
そのためにも、奥さんの不安を和らげることは必須。
 
本人の身体の状態を説明し
 
(コロナで直接面会をすることが難しかった)
 
どんな状況が予測されるか
 
何が起こり得るか
 
その時頼れるサービスがあること
 
などを説明した。
 
だけどやっぱり
 
知らない、考えたこともないことを
 
いきなりその局面で一気に説明されても
 
頭にも心にも入っていかないんですよね・・・
 
だってもう、パニックになってしまっているもの。
 
現実を受け入れる余裕がない。
 
心の準備をする時間がない。
 
奥さんも本人と同じくらい高齢で
 
理解に時間がかかるという面もあるし。
 
 
だけどこちらとしては
 
家に帰れる程度の生活動作が
 
みるみるうちにできなくなってくるのは予測できるから
 
それだけの筋力や動作能力を維持できる期間は短いと分かっているから
 
早く帰さなくてはという焦りもある。
 
めっちゃジレンマ。
 
 
続きはこちら → 忘れられない人②
 
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仕事の時間が迫ってきたので
 
今日はここまで。
 
読んでくださりありがとうございます♫
 
 
ワークショップ
 
★ 死を想い 今を生きる 看取られ体験 ★
 
自分の最期をリアルに感じてください
 
今大切にしたいものは何か
 
本当に手放したくないものは何か
 
それに伴う感情を味わってください
 
※核となるワークショップは女医上原暢子先生から戴いています

 

そして

 

自分の人生を自分の足で生き直す

 

それを自分で選択してください

 

 
後半では
 
現実に決定を迫られる事柄について
 
予備知識として持っておいて損はない
 
そんな情報をお伝えしたいと思います
 
 
所要時間:2時間程度
 
方法:ZOOM
 
開催日時:応相談
 
 
少しでも気になった方
 
メッセージお待ちしていますラブ