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デイヴィッド・フォスターのライブに行ってきたよ 【2011/10/20 東京国際フォーラム】

DAVID FOSTER & FRIENDS JAPAN TOUR 2011
2011年10月20日東京国際フォーラム ホールA 1階15列48番


出演:マイケル・ボルトン /フィリップ・ベイリー(アース・ウィンド&ファイアー) /
ラッセル・ワトソン / シャリース / アシャンティ / ジャッキー・エヴァンコ


いつも一人ぼっち・・・ライブ日記


デイヴィッド・フォスターのライブに行ってきたよ。
チケットはキョードー東京先行で入手。


今回は80年代洋楽ポップスが好きな人なら知らない人はいないであろう、
プロデューサのデイヴィッド・フォスターとその仲間達のアジアツアーの日本公演。
デイヴィッド・フォスターが手がけた曲をみんなで歌いましょう的な企画コンサート。


そう、やって来ました今年も。去年もやったこの企画ライブ、まさか2回目があるとは・・・。
お膝元の北米では何回もやってるみたいだけど、日本にまた来てくれるとはサプライズ。
去年はピーター・セテラやナタリー・コールなんかの大物を引き連れてきたけど、
今年は出演者を見るとマイケル・ボルトンがヘッドライナー的扱いってことでいいのかな?
でも、D.フォスターってあんまり彼と絡んでないような気もするけど・・・。
それと、去年、ド級の歌唱力で観客の度肝を抜いたシャリースが今年も引き続き参加。
これは楽しみ・・・。


会場へは開演予定時刻の10分ほど前に到着。物販でパンフレットを買うとさっそく席へ。
今回の席は1階の前の方のブロックのちょっと後ろの列。
あんまり前の方だと音が悪いので、前方ブロックだとこのあたりがちょうどオイシイ席かも。


開演予定時刻を10分ほど過ぎた頃、スクリーン映像にて、
D.フォスターの手がけた曲・アーティストがメドレーで映し出される。
最後のホイットニー・ヒューストンの映画ボディーガードの曲が終わると、
呼び込み風のアナウンスで「プリーズウェルカム、デイヴィッド・フォスター!」とコールされる。
そしておなじみ、映画セントエルモスファイアーのテーマ曲のイントロのシーケンスが聞こえてくる。
するとなんと、客席からデイヴィッド・フォスターが登場!
お客さんは立ち上がって、通路側の人はハイタッチやおさわり・・・。
デイヴィッドは客席内の通路を歩きステージに上がると、ステージ中央に鎮座してるピアノに座り、
おもむろに弾きだしたのはもちろん「セントエルモスファイアー」のテーマメロディー。これでライブはスタート。
このあたりの始まり方は前回と同じかな?
以降、デイヴィッドの紹介で続々とシンガー達がステージに登場。


まずは、まだ若干11歳だという女性シンガー、ジャッキー・エヴァンコ。
が、ステージへの登場のタイミングを間違えたようで、
1回ステージにちょろっと出てくるも、すぐステージ袖に引っ込んで、
曲の前奏が終わるタイミングで再び登場・・・。
いや、若い若い・・・。まだ少女といえるよう見た目で、しゃべりや動作もあどけない感じ。
が、歌声の方はすでにプロの歌手。オペラ?クラシック?的な歌い方の歌い手の模様。
バラードっぽいサウンドに、その透き通るような声が映えます。
たぶん、オリジナルの持ち曲であろう曲を披露し、ちゃっかり来年の来日公演も宣伝しパフォーマンスも終了。
まだまだこれからというアーティストだと思うので、さて、デイヴィッドがどう料理するかという感じか。


続いてデイヴィッドの紹介でステージに登場したのは、
こちらも若干19歳のアジアの歌姫、というかすでにアメリカの歌姫ともなってるシャリースの登場。
オリジナル曲と、デイヴィッドの手がけたデスティニーズチャイルド、

トニーブラクストン、セリーヌディオンの曲をカバー。
おお・・・。すでに貫禄十分のパフォーマンス。
大舞台でのステージにもなれてるのか、余裕のパフォーマンス。
相変わらずの声量あふれる歌声もパワフル。セリーヌの曲を余裕で歌い上げるのはさすが。
ということで、今回も圧倒的な歌唱力を見せ付けたシャリースでした。


ここで、「デイヴィッド・フォスターがアジアの歌姫を発掘します!」というプロジェクトの、
日本での選出者2名が紹介され、ステージ上でそれぞれ少しだけパフォーマンス。


続いて登場したのはラッセル・ワトソン。
オペラチックな歌唱がなかなか迫力満点でした。
オリジナル曲とオペラのスタンダード的な曲を披露。
「ボラーレ」では「オーオ!」のおなじみのフレーズを、
お客さんとコール&レスポンスなんて場面も。
途中、客席へ乱入しお客さんと握手&おさわりタイムも。
最後はオペラチックな迫力の歌唱力を見せつけ終了。
しかしデイヴィッド、今回のこのラッセルやジャッキー・エヴァンコ、

前回出たカナディアンテナーズなんかも含め、
クラシックやオペラの人をポップスに持ってくるのが好きなのかな。


続いての登場はアシャンティ。エロい感じのお姉さんでした・・・。
ステージに登場してから、動くたびにズリあがるミニなタイトスカートを何度押し下げて直してたか・・・。
ということで、アメリカの人達が好むような典型的なエロいR&Bシンガーという感じでした。
ただ、歌唱力の方は当然すばらしい。ピッチも正確だし声量もある。
でも、歌い上げ系のディーバという感じではないかも。
なので、ホイットニーのカバー曲はちょっとつらかったかも。
あの曲を歌うには、もっとロングトーンが得意な人じゃないと・・・。
ちょっと不利な曲を振られてしまったという感じかな。


ここで、前回もあった客席から歌いたい人!を募集して、ステージで歌わせるというコーナー。
が、やらせというか仕込みがバレバレなので・・・。まあ、これも演出ということで。


続いてステージにパーカッション類がセットされると、
そう、もちろん次はおなじみアース・ウィンド&ファイアーのフィリップ・ベイリーの登場。
そして、「もう、これはずるい!」といえるほどのEW&Fの名曲達をブチまける。
最後の「セプテンバー」になると、それまでずっと座ってた客席のお客さんが、立ち上がって盛り上がる・・・。
フィリップ・ベイリー本人はパーカッションを叩きつつの、お得意のファルセットボイスを連発。
ただ、その声がちょっと楽器に埋もれちゃってのが残念・・・。まあ、ファルセットだから仕方ないか。
それとたぶん、オリジナルはEW&Fのメインボーカルのモーリス・ホワイトが歌っただろうパートも歌わされて、
歌モノの曲の完成度としてはちょっと微妙なパフォーマンスだったかも・・・。
まあ、それでも「セプテンバー」のお客さんの総立ちで全部持って行ったけど・・・。


そして「セプテンバー」で立ち上がったお客さんも席に座って落ち着いたところで、

聞こえてきたのはあのイントロ・・・。
そしてどこからとなく「フェンア、メーンラブアウーメン~」と聞こえてくるも、

ステージ上には歌い手の姿は見えず。
と、ここで席の後ろの方から歓声が上がる。
振り返ってみると、なんと、客席からマイケル・ボルトンの登場!
前方のお客さんはみんな立ち上がり、これまた握手&おさわりタイム・・・。
マイケル・ボルトンはそのまま歌いながらステージに上がり「When A Man Loves A Woman」を熱唱。
いやぁ、昔と変わらないソウルフルな色っぽい声・・・。
声量もあるしピッチも正確だし、これは素晴らしい。
その後もカバー曲の「我が心のジョージア」などを熱唱・・・。
ということで全盛期と変わらない素晴らしい歌声を聞かせてくれたマイケル・ボルトンでした。
ちょっと曲数が少なくて物足りなかったけど・・・。


ここでいったんステージに引っ込むそぶりを見せるマイケル・ボルトン、
デイヴィッドに引き止められ再びステージの真ん中に来ると、
シャリースをステージに呼び込み、

オリジナルはセリーヌ・ディオンとアンドレア・ボチェッリのデュエットソングである、
「The Prayer」を二人で熱唱。これは熱い・・・。
歌い終わるとお客さんの大喝采を受け、両者ともステージ袖に引っ込む。


ここで、デイヴィッドの長いMC。たぶん、日本の震災の話についてなどなど。
そしてマイケル・ジャクソンの「Earth Song」へ。
イントロに続いてステージ下手からステージに登場したのは、ラッセル・ワトソン。
続けてステージ上手からアシャンティが登場。そして二人で歌います・・・。
その後、マイケル・ボルトン、フィリップ・ベイリー、
そして最後にシャリースらが続々とステージに登場すると、今日の出演者が勢ぞろい。
最後はデイヴィッドもピアノを離れ、
出演者全員の熱唱を指揮するように身振り手振りでパフォーマンスし大団円で終了。
これで本編は終了。


アンコールを受けてデイヴィッドとバンドメンバーがステージに再登場すると、
始まったのは冬季オリンピックのインストのテーマ曲「Winter Games」。
そしてバンドも鍵盤一人を残してみんな退場すると、デイヴィッドが弾き語りで、
次々とあの名曲!を数小節ずつだけ披露。
シカゴの「素直になれなくて」「You’re The Inspiration」「Glory Of Love」、

チャカカーンの「Through The Fire」なんかを、
ちょろっとピアノ弾き語りで歌っては、「歌えないよ」と言いながら苦笑い。
お客さんはあのフレーズ!が聞こえるたびに拍手拍手・・・。
そして最後はこの小曲をという紹介から、しっとりとピアノのインスト「Water Fountain」。
これでアンコールも終了。約2時間半のライブでした。


という感じで、デイヴィッド・フォスターの名曲達を満喫できたライブでした。
と書いたものの、前回よりはデイヴィッドのあの名曲を楽しむという感じのライブじゃなかったかも・・・。
ちょっと各アーティストのプロモーションの様な匂いがプンプンする感じが。
もっといっぱいあるでしょ、デイヴィッド・フォスターの名曲が!という感じ。
まあそれでも、各アーティストとも素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて、十分楽しめたライブでした。


そして個人的に今回見ることができてうれしかったのがマイケル・ボルトン。
昔、日曜午後の某ラジオのヒットチャート番組をよく聞いてて、その頃にヒットしてたのがマイケル・ボルトン。
アルバムもかなり聞き込んでたので思い入れの深い人。
今さらなんだけど今回初めて生で見て、やっぱりいい声だなぁと・・・。
しかも全盛期のCD音源に全く見劣りしない声量と歌唱力。
ちょっとこれはもっと見てみたいなぁという感じなんだけど、
ソロ歌手としては、もう大々的に活動していないみたいなんだよなぁ・・・。


肝心のデイヴィッド・フォスターの様子はというと、
終始、ステージ中央のピアノに座って歌い手をサポート。
そして、こっちがメインじゃないかと思うほどよくしゃべるしゃべる・・・。
アーティストや曲の紹介から、ちょっとした冗談までいろいろ。
残念ながら英語ということで、そのほとんどが理解できなかったけど・・・。
ちなみバンドの方は、鍵盤が二人、あとはドラム、ベース、ギターという感じでした。


さて、今回も楽しませてくれたこの企画、さすがに来年以降はもうないかなぁ・・・。
あとはやっぱり、セリーヌ・ディオンを連れてくるしかないでしょ。


去年の様子は、以下の記事からどうぞ。

http://ameblo.jp/livediary/entry-10684477075.html


=セットリスト=


 1.Love Theme From St.Elmo's Fire


【Jackie Evancho】
 2.Lovers
 3.Mio Bambino


【Charice】
 4.Louder
 5.Stand Up For Love
(Destiny's Child)
 6.Unbreak My Heart (Toni Braxton)
 7.Power Of Love (Celine Dion)


【Russel Watson】
 8.Because We Believe
 9.Volare
 10.Nessun Dorma


【Ashanti】
 11.メドレー

 12.I Have Nothing ~ I'll Always Love You (Whitney Houston)


【Philip Bailey】
 13.In The Stone
(Earth Wind & Fire)
 14.Fantasy (Earth Wind & Fire)
 15.After The Love Has Gone (Earth Wind & Fire)
 16.September (Earth Wind & Fire)


【Michael Bolton】
 17.When A Man Loves A Woman
 18.To Love Somebody
 19.Georgia On My Mind


【Michael Bolton,Charice】
 20.The Prayer
(Celine Dion & Andrea Bocelli)


【Russel Watson,Ashanti,Philip Bailey,Michael Bolton,Charice】
 21.Earth Song
(Michael Jackson)


 ~アンコール~


 22.Winter Games
 23.Water Fountain


↓このベストアルバムがお勧め。


タッチ・オブ・デイヴィッド・フォスター/デヴィッド・フォスター

¥1,785
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YUKIのライブに行ってきたよ 【2011/10/15,16 幕張メッセイベントホール】

YUKI tour “MEGAPHONIC”2011
2011年10月15日 幕張メッセイベントホール アリーナC3 76番
2011年10月16日 幕張メッセイベントホール アリーナC2 25番


いつも一人ぼっち・・・ライブ日記


YUKIのライブに行ってきたよ。
チケットはファンクラブ先行で入手。


今回はアルバム「megaphonic」を引っさげてのアリーナツアーの初日を含む2DAYS。
そしてそのアルバム「megaphonic」は大きな会場でのライブを想定して作ったアルバムということだし、
YUKIいわく、「前回のツアーと違って、座る暇もないくらいのライブになる」とのことなので、
これは盛り上がるライブになりそうで楽しみ・・・。


会場へは両日とも開演予定の30分ほど前に到着し、早速席へ。
席のほうは1日目も2日目もアリーナ後方とあまりよくない席・・・。
これだったらスタンド席の方がいいんだけどなぁ。
会場を見渡してみると、ステージから客席の方へと延びる花道andセンターステージがアリ。


開演予定時刻を5分ほど過ぎた頃、照明が落ちSEが流れ出しスクリーンには踊るYUKIの映像が。
そしてSEが鳴り止むとバクハツ!の特効でお客さんの度肝を抜く。
と同時に、花道の先端にあるセンターステージにYUKIがポーズを決めて登場!
そのままセンターステージで「世界中をひとっとびー!」と「Hello!」のサビ1フレーズを歌う。
と同時に「ジャン!」とバンドと共にリズムブレイク。
歌詞の1フレーズごとにそんな事を繰り返し、最後の「エブリウェア、ハロゥーー!」を歌い終わると、
聞こえてきたのは、あの四つ打ちのイントロ・・・。
そして「カモンッ!ジョーイ!」のYUKIの煽りから始まったのは、もちろん「JOY」。
いきなりの「JOY」にお客さんのテンションがあがる・・・。
もちろん、みんなでJOYダンスも。
これでライブはスタート。


そして「勇敢なヴァニラアイスクリーム」「ビスケット」とアップテンポな曲を続けて会場を盛り上げると、
アルバム「JOY」からの曲「キスをしようよ」をはさんだ後、YUKIがギターを構えてステージに登場。
コードを何度か「ジャジャーン!」と弾いてみせると、
「私は自分に限界を作るをやめたの!ギターを弾いて歌うの!」という言葉から「Wild Ladies」へ。
イントロや途中のギターリフ、そしてギターソロも披露。ギターはモズライトかな?


ここでYUKIとバンドは一旦ステージから退場。
ステージ後方のスクリーンにはアルバム「megaphonic」のジャケット写真の映像版といった感じの、
YUKIが花火の中で踊る映像や海岸や海でたわむれる映像が映し出される。
最後にYUKIが「メガフォニック・・・」とつぶやくと映像も終わり次の曲へ。


衣装替えをしたYUKIが再登場すると、ここからはスロー・ミドルテンポな曲を続けて。
バラードといってもいい曲「ひみつ」「2人のストーリー」、
ジャジーというかボサノバ風なアレンジの「笑いとばせ」、
ちょっとロックンロールな感じの曲「ハローグッバイ」と続く。
そして小さな子供が「Hello!」のサビを歌いながらダンスをする映像から「Hello!」へ。
途中には「ハロー!」のYUKIとお客さんのコール&レスポンスもアリ。


ここで四つ打ちエレクトロなコーナーへ。
おなじみ「ワンダーライン」で盛り上がったところでYUKIは一旦退場し、
バンドによるエレクトロなインスト。これがなかなかカッコイイ・・・。
バンドインストも終了すると、ステージ上のものすごいスモークの中、
YUKIがステージ中央の徐々にリフトアップするお立ち台に乗って登場し、「クライマー・クライマー」へ。
そしてイントロで客席から歓声が上がった「ランデヴー」をはさんだ後、
「DJ!」というYUKIの言葉から始まったのは、80年代チックなサウンドが印象的な「揺れるスカート」。
そしていつのまにステージ上方に設置されていたミラーボールが回転・・・。
間奏ではお立ち台に乗って「踊るYUKI」と、その後ろのスクリーンに映し出される映像の「踊るYUKI」がシンクロ。
4面ほどあるスクリーンそれぞれに「踊るYUKI」が登場し、生の「踊るYUKI」とダンスでシンクロ。
これでエレクトロなコーナーは終了。


続いて、たぶんアイダホということで砂漠とか西部とかを意識したんであろう、
かぶりものキャラが馬に乗った映像がスクリーンに終始映し出された「マイ・プライヴェート・アイダホ」。
YUKIはステージ後方のお立ち台で踊る踊る・・・。


次は「みんなの声がないと成り立たない!」という言葉から、
ゴスペルチックなコーラスが印象的な「ティンカーベル」へ。
お客さんは「ジョーイトゥーザワールド~」のフレーズを大合唱。


そしてここからはライブ最後の盛り上げタイム。
ロックンロールなギターのリフがかき鳴らされると「WAGON」へ。そして金テープが客席へ放出!
続いてギターのディレイがかかったフレーズが印象的な、軽快なテンポの爽やかな曲「鳴いてる怪獣」。
サビのフレーズでは怪獣ということからか、YUKIが手で「ガオー!」というキメポーズを作ってみせる。
そして「飛んでる最中~」というフレーズの箇所では、YUKIが両手を肩まで上げて飛行機のポーズをとると、
後ろのスクリーンにまるでYUKIが空を飛んでるような映像エフェクトが。


次は「世界がみんなこういう思いでいられますように」という曲紹介から、
アルバム「megaphonic」の最後の曲でもある「相思相愛」へ。
これで本編は終了。


YUKIとバンドメンバーがアンコールに答えてステージに再登場すると、
母の日の期間限定?で公式サイトで公開された軽快なテンポの爽やかな曲「Dear.ママ」、
続いてちょっとビックバンドジャズっぽくもある曲「集まろう for tomorrow」へ。
ここでステージ上方からは金テープがキラキラと大量に落下。
これでアンコールも終了。約2時間のライブでした。


という感じで、アリーナツアーらしい豪華な演出のライブでした。
大型スクリーンや花道なんかのステージセットや、映像と連動した演出などなど・・・。
セットリストの方はアルバム「megaphonic」からの曲を中心にしつつ、アップテンポな曲を中心にセレクト。
なので、前回のツアーの様なしっとりとした感じのライブはなく、

立ち上がって盛り上がるような感じのライブでした。
個人的には中盤のエレクトロなコーナーがよかったかなぁ・・・。


YUKIの声の調子は1日目はよかったけど、2日目はちょっと調子悪そうな感じ。
アップテンポな曲はいいけど、「2人のストーリー」などのしっとりとした曲で、
声がたびたび裏返りそうになるのはちょっとつらいかも。

とはいえ、いつもの元気一杯、踊りまくりのキュートなYUKIは健在。

バンドがバックの女性のソロ歌手で、ここまで踊りまくり人はなかなかいないような・・・。

主婦としての役割をこなしつつ、ここまで活動できるバイタリティーもすごい。

恐るべし39歳のエンターティナー。

MCでは自身の活動のことを「仕事という名の遊び」って言ってたけど。


バンドは前回のツアーから一新。
ギターは以前のバンド「アストロ」のメンバーだった松江潤、
ドラムはノーナリーヴスの小松シゲル、
ベースはレコーディングでひっぱりだこの沖山優司など豪華なメンバー。
沖山優司はエレクトロな曲では弦ベースを置いて鍵盤のシンセベースを、
それと「Wild Ladies」ではギターも弾いてたかな?
鍵盤は冨田ユズルと言う人だったんだけど、帰ってきて調べたらこの人なかなか面白そうな人。
後期の宇多田ヒカルのピコピコサウンドやってたり、サカナクションのアレンジやってたりするみたい。
ノーナリーヴスのサポートをずっとやってたみたいなので、小松シゲルがひっぱってきたのかな?
コーラスは女の人が二人。左側の人はスピッツのライブかなんかで見かけたような・・・。


音のほうはなかなかよかったかな?2日目のほうがよかった感じ。
エレクトロなコーナーはもうちょっとブリブリな低音が欲しかったけど・・・。


ということで、アリーナツアーらしいライブを満喫できたライブでした。
さて、12月まで続くこのツアーの後は、またアルバムかなぁ。
今までの活動のスパンからみると、随分先になりそうな気がするけど・・・。


=セットリスト=


1.JOY
2.勇敢なヴァニラアイスクリーム
3.ビスケット
4.キスをしようよ
5.Wild Ladies
6.ひみつ
7.2人のストーリー
8.笑いとばせ
9.ハローグッバイ
10.Hello!
11.ワンダーライン
12.クライマー・クライマー
13.ランデヴー
14.揺れるスカート
15.マイ・プライヴェート・アイダホ
16.ティンカーベル
17.WAGON
18.鳴いてる怪獣
19.相思相愛
~アンコール~
20.Dear.ママ
21.集まろう for tomorrow


追記:横浜アリーナ公演にも参加。セットリストは幕張と同じだったかな?

それと、幕張と横浜ではチケットのデザインが違ったので乗せてみました。

上が幕張、下が横浜のチケット。

幕張のチケットは千葉県民にしかわからないアイテムが・・・。

モノレールに菜の花に落花生にポートタワー・・・・。


いつも一人ぼっち・・・ライブ日記

OGRE YOU ASSHOLEのライブに行ってきたよ 【2011/10/10 赤坂BLITZ】

OGRE YOU ASSHOLE ニューアルバム「homely」リリースツアー
2011年10月10日 赤坂BLITZ 1階スタンディング


オウガのライブに行ってきたよ。
チケットは何かの先行で入手。忘れた・・・。


今回はアルバム「homely」を引っさげてのツアーの東京公演。
そのアルバム「homely」がなかなかの曲者・・・。
「居心地が良くて悲惨な場所」というのをテーマにしたコンセプトアルバムとのこと。
インタビューなどを読むと、アルバムは今までも常に新しいことを提示するつもりでやってきたけど、
今回は思いっきり振り切ったつもりで作ったとのこと。
ということで、今までの彼らの音とはちょっと違う仕上がりに。
キャッチーな曲はほとんどなく、淡々としたリズムの中に歌メロが流れるという感じの曲ばかり。
フックの効いた印象的なアレンジもほとんど無し。
なので、地味な印象のアルバム。


そしてライブの方がこれまたびっくり。
そのアルバム「homely」の完全再現ライブといった感じに。
1曲目のインスト「明るい部屋」からアルバムの曲を順番通りに演奏し、
アルバム最後の曲「羊と人」が終わると、
最後にもう一回インストの「明るい部屋」に戻って、
再度、ハードにアレンジされた「ロープ」を再演という展開に。
おまけ程度にアンコールにゆったりとしたアレンジに変更された、
アルバム外の曲「バランス」こそやったものの、
本編は見事にアルバム「homely」の世界観を表現しきったというライブでした。


ただ、ライブということで出てくる音はかなりCD音源とは違う感じに。
やっぱり生演奏とPAからの大音量で楽曲から放出される熱量が断然違う・・・。
CDだと地味に感じた曲達も、かなり熱い演奏に変化。
もう、圧倒的な音の壁が迫ってくるという感じ。
空間系のエフェクトを駆使したギターがこれでもかというくらい、
ライブハウスという空間を埋め尽くすという感じに。

しかしあのギターのディレイ・リバーブは全部、ステージ上でかけてるのかなぁ。

それとも、PA卓の方でもかけてるのか・・・。

ステージ上にはテープエコーらしい機器が何個かあったけど。


バンドのアレンジの方もかなり変更されてた様子。
CD音源ではあった管楽器なども全部ギターにて表現。
それと、曲間をインスト的な曲でつなげてというのもアリ。
ライブのはじめなんかは、最初のSEから音が途切れるまで20分くらいあったかと。
たぶん、「明るい部屋」「ロープ」「フェンスのある家」と曲間無しで20分かと。
まったく、どこのプログレバンドかと・・・。
そう、今回のアルバム、そしてライブを見て感じたのはプログレ感。
昔のバンドでいうとピンク・フロイドとかの70年代サイケ/プログレといった感じか。
本人達のルーツにそういうのがあるかは不明だけど・・・。
サイケといえば、本編最後の曲「ロープ」では、
オイルアートをステージ後方のスクリーンに投射なんてことも。
サカナクションのライブを見たことある人ならわかると思うけど、アレです。


ということで、アルバム「homely」の完全再現ライブとは言いつつも、
ライブという場所で新たな世界観で表現されたアルバム「homely」なライブでした。
いやぁ、すごいものを見させてもらいました・・・。


しかしアルバムもそうだけど、
こういうライブをメジャーレーベルのバンドが堂々とやるってのはすごい・・・。
なかなか商業的には難しいと思うんだけどなぁ。
ということで次のアルバム・ライブはどういう音を聞かせてくれるかも楽しみ。


=セットリスト=


1.明るい部屋 (Instrumental)
2.ロープ
3.フェンスのある家
4.ライフワーク
5.作り物
6.同じ考えの4人
7.ふたつの段階
8.マット
9.羊と人
10.明るい部屋 (Instrumental)
11.ロープ
~アンコール~
12.バランス