猛獣の目覚め | シェルターの女たち~モラハラ、DV、からの脱却~

シェルターの女たち~モラハラ、DV、からの脱却~

モラハラ夫から逃げ、離婚調停と三兄弟の子育ての奮闘記を
綴っていきます。

家族だけで暮らすようになり、も少しづつ父親としての自覚が出てきたのかお風呂に入れたり一緒にお散歩したり最初のうちは穏やかな日々を過ごしていた。

 

しかし、相変わらずパチンコは行くしモラハラ発言はやめなかった。特に3人目を妊娠してからは『産んだら早く仕事してよね』(妊娠中なのに・・・)『お金ないんだからさ』(タバコとお酒はやめたらいいと思う)などやたらと上から目線である。

 

そんなある日、事件は起こってしまう。

家族で夕飯を食べた後、わたしの携帯が鳴った。知らない番号だったのDに『知らない番号だけど出てみるね』と断り電話に出てみた。

 

『ハルちゃん?俺なんだけど分かる?元気にしてる?』と男性の声が聞こえた。

背筋がぞっとしたのを覚えている。

と付き合うことになったとき嫉妬深いに携帯に入っている男性の連絡先を消されていたのだ。(に会ったことがある人や知っている人は大丈夫)

 

わたしは『旦那と子供たちがいて忙しいからまたね』と電話を切った時だった。

鬼の形相をしたが『だれ?なんで男からお前に連絡来るの?おかしくない?夜に非常識だ!』と怒鳴りだしたネガティブ

 

わたしは『高校時代の友達だと思うけど久しぶりに連絡来たからびっくりした』と言うとDのスイッチオーーンびっくりマーク

 

『ふざけんな!なんなの?いいわけかよ!』と怒りの収まらないは、近くにあった衣装ケースを蹴って破壊爆弾机の上にある皿やはしを投げつけてきた。大泣き

 

そして切れて暴れまわるが投げた皿が次男の腕に当たったのだ!うっすらと血がにじむ腕に私は泣きながら『何してんの!やめて!』と叫んだ。

 

我に返ったは『ごめん・・・』と謝ったが二言目に『あんなことするハルが悪いんだ、だから俺が怒ったんだ』と言ったのだ。

 

次男の手当てをして寝かしつけが終わり、初めて本格的に手を出してきたとお腹の赤ちゃんたちとの今後を思うと涙が止まらず、子供を守らなければいけないと強く誓った夜だった。