妊娠も後期になり出産予定日も近くなってきた夜。
前日から少しづつ前駆陣痛が来ていたのでDに『明日くらいに出産するかもしれないよ』と伝えていたのだが・・・。
夕方ごろから少しずつ陣痛が来ているのが分かってきていたのでDに『仕事が何時にに終わるのか?』と聞いたのだが、わからないと一言。
陣痛来たら誰が病院に連れて行くと思ってんだと思いつつも上の子のお風呂やご飯などを食べさせていると少しずつ陣痛の感覚が短くなるのを感じてきた。
夜9時を過ぎてやっと帰ってきたDに『陣痛来てるから上の子も寝てるし病院に行きたい』と言うと『俺のごはんは?』とお風呂に入りに行ったのだ
陣痛の痛みに耐えながらごはんを用意し、食べ終わったDはやっと重い腰を上げ、車へと上の子を乗せ始めた。
その間に病院へと電話するわたし。すぐに来てくださいと言われ急いで病院へ向かうと。
するとDが『タバコないからコンビニ行くわ』と言い出したのだ。
陣痛中の私は『無理!早く行って!』と言ったのだがコンビニへと消えるDに殺意が生まれた瞬間だった。
しかし陣痛は止まることなく病院へ着くとすぐに分娩室へ。そして1時間後・・・3人目の赤ちゃんがするりと生まれてきた。今回は3000グラムだったので出産もスムーズだった。
そして、先生に性別を聞いた。実のところ上の子が男の子だったので性別は生まれるまで聞かないことにしていたのだ。
『元気な男の子ですよ』という先生に、やっぱり~と笑いが止まらないわたし。
そして、そういえばDは?と周りを探すがいないD。
助産師さんがご主人さん呼びに行ってきたのですが病室で寝てらっしゃいます。と
デジャブ全然役に立たないな!と思いながらも無事に出産を終えて安心した一日だった。