ええと、最近時間のあるときに少しずつ読んでるサイトがあります。
●「JASRAC寄付講座:コンテンツ産業論」
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/ss/ss/jasrac/index.html
247ミュージック の丸山茂雄氏(TMネットワークを育てた方です、プレステの父でもあります)や、東京事変の亀田 誠治氏なども講師で登場している講座です。
2005年度の産業論II 10/15の「コンサートビジネスの歴史と現状」のテーマのところからちょっと引用いたします。
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/ss/2-gakubu/top-gakubu/jasrac05kouki/1015.html
人気アーティストは出世魚のように誕生する。コンサートプロモーターの目に止まるところから始まり、50人の会場、100人の会場、1000人の会場と順々に大きな会場でコンサートを行う。そして、チケットが売り切れるようになると人気アーティストと認められる。人気アーティストになると、コンサートプロモーターは「戦略」を仕掛ける、例えば、4000人の需要には4000枚のチケットを用意せず、その半分の2000枚しか販売しない。すると、チケット取れなかった2000人に「見たいのに見れなかった」という気持ちが生まれ、いわゆる「飢餓状態」を作り出すことができる。その飢餓状態が次のコンサートのチケットの売れ行きにつながる。
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昨日の記事で、いろんなコメントをありがとうございます。
エルレのチケットが取れない状況はたぶんしばらく続くと思うんだ。
オリコンの過去記事によると、(http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/38951/ )
2005.4.20発売の「RIOT ON THE GRILL」 は発売週は5.7万枚。ところが2006.11.08発売の「ELEVEN FIRE CRACKERS」 は21.6万枚でアルバム1位を記録。レンタルCDや友人知人からの貸し借りをみたら、もっと数倍のファンがいるってことで、幕張15000枚のチケットでもやっぱりプラチナなわけです。
ただ、アーチストサイドがあえて「飢餓状態」を作っているとは思えないのよね。
すごい数のライブをこなしている2006-2007ツアーですもの。
いま改めて数えたら、10月の千葉LOOKから幕張まで全57本!
(各ライブハウスの収容人数との表もあとで作ってみよう)
現在発売中のぴあの幕張告知記事などを見ると、
「チケットとれなくて申し訳ない!だから大きなところでやるよ!」ってのが
伝わってくる気がしてます。
なんだかうまくまとまらないなぁ。まあ単なる、情報提供ということで・・・