「ごみゼロナビゲーション」の様子を番外編でお伝えしたくまとめてみました。
今回の活動は二つ
(1) リユースカップレンタルキャンペーン
洗浄して繰り返し使えるプラスチックカップを来場者に貸し出し、
そのカップでビール、ジュース、かき氷など購入してもらいます。
使い終わったら、キャンペーンブースまで返却してもらい、
環境に関するクイズに答えて、参加賞をプレゼントするものです。
今回は、場所も限定(ビーチエリアのみ)で、水が限られるので、
カップは1回使ったら、後日洗浄というスタイルで運営しました。
リユースカップは4回使用した段階で、使い捨てカップより、
エネルギー・水の消費量・二酸化炭素・固形廃棄物の排出量などが下回るという結果がでているとな。
夕方までには、用意していたリユースカップが全て貸し出されたようですよ。
参加者全員にはサマソニロゴいりラバーバンド、抽選でフェスでおなじみのタワレコイエローのタオルや、オリジナル風呂敷をプレゼントでございました。
(2) ごみゼロナビゲーション
春の渚音楽祭につづいて2回目の作業。
ごみ箱の後ろに立って、ごみの分別をナビゲートするのがお仕事です。
ごみの分別は、フェス開催の自治体のごみ分別に従うことが多いようです。
今回は千葉市美浜区ですので紙、生ごみ、プラスチックなど全て「可燃ごみ」です。
http://www.city.chiba.jp/kankyo/kankyokanri/gyomu/contents/gomidasi/gomidashi.htm
私らごみゼロナビゲーションも次の4つに分けてました。
・可燃ごみ
・紙コップ(リサイクル可)
・ペットボトル本体(リサイクル可)
・ペットボトルの蓋(リサイクル可)
前回の渚音楽祭の時に比べると、区分は少ないです。
とにかくごみ箱をみれば、そのまま投げて入れようとする人が多いこと。
ペットボトルは
【ペット本体】、【ラベル】、【蓋】
と3つのごみ箱にそれぞれ分けて入れてもらうので最初はなかなかわかってもらえないみたいなんですねぇ。
特に、クリスタルゲイザー(水のペット)は紙ラベルが上下についていて、しかもはがしにくいので
「すみません、こちらも取ってください」とお願いすることが多かったです。
ほかに、実際活動していると、竹串はごみ袋に穴を開けてしまうので、別に袋を設けてそちらに入れてもらうようにしたり、最近流行の、マンゴーシャワーなどの大きく花のようなカキ氷容器も、そのままだと嵩張り(かさばり)ますので、袋からちょっと抜いて、足元に重ねておいたりと臨機応変に対応しています。
夕方近くになると、あらかじめ分別してごみ箱に持ってきてもらえるようになったので、呼びかけることは大切だってことが分かります。
あとね、これからフェスなどに参加して、ごみを捨てる方にお伝えしたいのは、缶やペットボトル、紙コップが、いくらリサイクルできるといっても、あまりに汚れたもの、特に、タバコの吸殻を入れたものは、もうリサイクルできません。携帯吸殻入れなどを使ってもらえればと思います。
紙コップも今回リサイクル対象で別収集してましたが、できればカップをつぶさずにそのままでお持ち下さい。
バックヤードでボランティアが、カサを減らすため、集めたごみをまた整理し、コップを重ねる作業を行っていますのでね。
などなど、やってみてわかったことを僭越ながら書いてみました。
参考になればと切に願います。