今月はサラリーマンの仕事が繁忙期
でしたがようやく山を越えました。この
間もネットで物件探しはしていて、仕事
が一段落付いたら問い合わせようと思っ
ていた物件がいくつかありました。
ところが、目を付けていた物件が一件、
また一件と次々にネットから消えていき
ました。どの物件も耐用年数切れの木造
アパートで利回り7%台です。この利回
りで買うと頭金を3割入れてもかなり
収支が厳しくなるはずですが、買って
いるのはどういう人たちなのだろう
といつも思います。
試しに、まだネットに掲載されていた
アパートに問い合わせてみました。
この物件も耐用年数切れで利回り7%台
です。すると、こちらもすでに申込みが
入っていて、まだ売買契約が済んでいな
いので、いちおうネットに載せている
だけという話でした
契約価格は正確に教えてもらえません
でしたが、ほぼ満額での買い付けという
ことで、これも驚きでした
新築戸建ては販売不振で在庫がダブつい
ているという話を聞きますが、収益物件
はあいかわらず足が早いようです
ただ以前に比べると、一瞬でネットから
消えるケースは少なくなったようにも
感じます。
いずれにしろ、まだ売手市場であるのは
間違いありませんね。
直近の日銀政策決定会合では政策金利が
据え置かれました。米国の利下げも遠の
いたことで、円安ドル高はさらに進行し
現時点で158円台です。1ドル70円台の
時期もありましたから、そのときと比べ
ると円の価値が半分になったということ
です。このまま円安が進むと為替介入
が行われるかもしれませんが、介入は
しょせん一時しのぎでしかなく、結局
日銀は利上げに追い込まれるのでは
ないかと思っています。そうなったとき
に収益物件価格がどう動くかですね