いや...あの...そーじゃなくて...じわじわ寄せてくるシウォンの身体を、かろうじて押しかえす


『あ、わりぃ。暑いよな』


そーだけど!そーでもなくて...


『何だよ。受けいれてくれたんじゃないのかよ?』


俺を。ぅ...それは...ぁの...ど、ドンへが...


『ドンへが?』


俺が...まだ迷ってるから...それなら...試しにしてみればって...試しに?キスをかよ。うなづくと。くく。アイツ、おもしれぇな...


『で?』


で?


『どうだったんだ?』


え...どーって...イヤだった?い、イヤじゃないけど...胸をおさえる


『ここが...バクバクして...』


吐きそー...くく。色気がねぇな。でも


『うれしいな』


それだけ気になってるってことだろ。そ!そ...そーなのかな...


『そのうち慣れるよ』


肩を抱いて。俺のほっぺたにちゅっとキスをした



《つづく》


※きのーの最終更新です