ドンへんちにはよく泊まりに行く。やっぱりちょっと心配だし。会いたいし


あっちーな...ドンへを抱きしめて眠ってて


『お前、またエアコン止め...』


た...?ん...?いつのまにか。ドンへが、俺の着てるTシャツの中に頭をつっこんでいて。頭とゆーか...上半身、がっつりと...何やってんだ?こいつ...規則正しく息がかかるから、たぶん寝てるんだろう...くるしくないのかな...ドンへ?布ごしに軽くたたくと。びくっとして。急に身体を起こそーとするから。ドンへの手が俺のみぞおちに入った。ぐぇっ...お、お前な...状況を把握できないのか、じたばたもがくから。げほげほしながら、シャツをめくってやる


ぷは...ぐしゃぐしゃの頭で。俺と目があうと。わざとらしく目をこすって、寝ぼけてるふりをする。その手をひいた。ひょく...


なぁ、ドンへ。お前も俺に触れたいって思ってくれてる?もっと...深く知りたいって...思ってくれてるのか...


Tシャツをするりと脱いだ。ドンへがあわてて目をそらす。ドンへ。ちゃんと見て...ん...ほら。ドンへの手を。自分の胸にあてた。鼓動が伝わるように...


すうっと息を吸いこんで。俺と呼吸を合わせるから。あえて、ゆっくりと呼吸をしてみる


ドンへの手が。胸から鎖骨、肩にすべってゆく。そのまま。俺の首に腕をまわして。そっと身体を寄せてきた。あぐらにして。ドンへにまたがらせて。ドンへの身体に腕をまわす。さらにぴったりと。触れ合う...くちびるも。舌も...


『ヒョク...』


ん...いーから...気にすんな。ん...寝ちゃってもいーぞ。ん...俺の肩に顔をおしつけるのを。あやすよーにうすい背中をさすった



《つづく》


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