1年ぶりに江原道・原州(ウォンジュ)に行ってきました。特にプランを練ることもなくふらり気ままのプチ旅行です。ソウルの清涼里(チョンニャンニ)駅からITXセマウル号(大人9,400ウォン、こども4,700ウォン)に乗って約1時間(ムグンファ号が一般的です)。
ソウルから地理的に一番近い江原道で、気軽に行けるのが魅力です。
2015年3月の旅の様子はこちら
■原州駅の名誉駅長はキジ、名前はクォン・ビン
清涼里駅前のトースト屋台で1,500ウォンのトーストを買い、今回の旅メンバー(ブログ主が勝手にやっているフェイスブックの勝手に韓国地方観光協会にも登場するちびっこ会員)は朝マックで列車に乗りました。
この日はなんと財布を忘れカードのみ。もちろんカードはお断りな屋台、お金を手数料900ウォン払って結局スペシャルトーストと同額になる計算です。しかし屋台のおじさんが焼きたての大きめ卵焼きを入れるからと。朝からほっこりです(?!)
砂糖とケチャップ、やわらかいキャベツと卵焼きの絶妙な組み合わせはB級朝ごはんの王様の名をほしいままにしていると言えるでしょう。
1時間、このままずっと乗っていたいのですが原州にあっという間に到着しました。
階段を上り下りして外に出ようと思ったところ、「クォンビンテーマパーク」という飼育スペースが見えてきました。
あれ、キジ。イメージどおりのステキなキジがいるではありませんか。
いや驚きました。人気俳優のヒョン・ビンにあやかってクォン(韓国語でキジという意味)・ビンという名前の名誉駅長です。原州には雉岳山(チアクサン)という山があります。その山の名前に由来するキジの恩返しという昔話があり、そこから原州のシンボルとなっているようです。
感心したのは、クォンビン駅長の帽子が韓紙(韓国伝統の紙)だったことです。原州は韓紙の名産地として有名と聞いていたのでさすがだなと。
そして飼育スペースと反対側のほうにはこのような、ちょっと北チックな壁画が。
原州駅、なかなかいいセンスをしていると出て駅舎を振り返れば、「ウォンジュえき」とキュートな日本語の表記。
そして目の前には広報用のレールバイクが1台。ここで軽い運動も可能です。
朝9時にはもうついてしまったので、いきなり中央市場に行くのもあれだなと、駅前にあった観光案内を見て、“南北統一を祈願する108の巨大数珠玉”のある観音寺(クァンウムサ)という寺に行くことにしました。
雉岳山の山麓にあるという観音寺は駅前から2本目の道路にあるバス停から81番か81-1番に乗ります。
バス停の大体の場所
写真では見えないのですが、「덕현길입구(トッキョンキルイック)」で下りるか、終点の「성문사입구(星門寺入口)」で折り返して「신월랑(シノルラン)」で下りるかして、約1.5キロ歩きます。軽めの登山だと思っていただければ。
というわけで観音寺を目指します。
■■原州へのアクセス■■
【交通】
清涼里駅からムグンファ号で約1時間10分。ITXセマウル号で約1時間
ソウルの高速バスターミナル、または東ソウル総合バスターミナルから高速バスで約1時間30分。
■■2016年度江原道名誉外信記者■■
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